炎暑!!夏の高校野球は秋にできんだかよ!!!

*炎暑!!夏の高校野球は秋にできんだかよ!!!
今年8月に開かれる全国夏の高校野球は、各都道府県で地方大会が炎暑の元行われています。
しかしこの記録的暑さは、激しい運動をしなくても、クーラーのない部屋にいただけで、熱中症で落命する人も出ています(>_<)。
日中は殺人的な暑さだけに、高校球児はあの炎天下で、野球をやっているのですから、大したものです(*^^;)。
ただ私が思うには、そんなに真夏の時に高校野球をしたければ、空調の効いたドーム球場(甲子園の代替として、大阪京セラドーム)で開いた方がいいと思いますが、そこはやっぱり「甲子園ブランド」の重みがあるのだと思いまちゅ。
プロ野球だって、真夏の屋外球場で試合をする時は、少しは気温が下がったナイトゲームで行うのに、高校野球はなぜ阪神タイガースを長期ロードに追いやって、昼の試合にこだわるのか、理解に苦しみますよ〜。

例えば第1試合は18時から、第2試合は20時からと、1日2試合制にしたら、現在よりも1週間は余計に期間がかかるとは思いますが、球児や観客の負担は軽くなるでしょう。
それにしても夏の高校野球、3月下旬〜4月上旬には、春のセンバツ高校野球を行っているのに、それから4か月してから、甲子園での夏の高校野球開催、「春夏秋冬」のバランスに欠いているのでは?
春の対極の季節は秋であり、夏の高校野球を、秋分を過ぎた9月下旬から、10月にかけて行う方が、いいと思いますよ〜。
そもそも私が小中学校だった時は、真夏でも最高気温は32度ほどにしかならんかったし、家にクーラー(鳥取市という田舎だからとも言えそうですが)もなかったので、今の真夏の暑さは、100年前どころか、30数年前とは全然違います。
なお私は何やかんや言っても、鳥取県代表は応援しています♪
ただし高校野球のスタイルって、ちょっと時代錯誤があるような(笑)。
以前ドイツ人友人であるフランク君が、私たち一家が当時住んでいた八尾市の高級分譲マンションに滞在していた時、テレビで夏の高校野球大阪府地方大会の入場式を見て、その一糸乱れぬ光景に「まるで軍隊みたいだ」と、メッチャ驚いていました(汗)。
フランク君自身も、(選択制)徴兵制でドイツ海軍に入隊した経験があるだけに、説得力がある話でしたよ〜。
外国人の高校野球に対する驚きと言えば、ベースボールの本場であるアメリカ人は、「日本人がアマチュアである、ハイスクールの生徒がプレイするベースボールに、夢中になって、スタジアムが満員になるのが理解できない」と、以前新聞で読んだことがあります(o^_^o)v!!!
それと前述のフランク君の「軍隊」発言につながることとして、私も違和感を覚えるのは「高校球児はほぼ全員が丸坊主」と言うことです。
今の日本の男の子が「将来なりたい職業は?」と質問した結果が出てましたが、今では野球よりもサッカー選手の方が1位ですし、高校サッカーで選手が坊主頭と言うのは、見たことないですよ〜。
まあサッカーの場合はヘディングもしますので、髪の毛がないとケガする可能性も高いのも、理由の1つでしょうが、同じ高校生でも、センバツを除く野球の全国大会は真夏なのに、全国高校サッカー大会は、年末年始の冬に行うだけに、ホント両極端でちゅ。
ブログ友であるSPYBOY様が、高校野球について批判的ですが、それは本当に正論だと思います♪
丸坊主と言えば、かつて細川内閣の時に、文部大臣だった赤松良子さんが「高校球児の丸坊主頭を見たら、戦争を連想させる」と言って物議を醸しだしましたが、これまた気持ちは良く分かり、私もえらく感心したことを思い出しました。
かつての大日本帝国軍は、兵士(将校も?)青々とした丸刈りが義務だっただけに、赤松さんの言うことは「先の大戦の惨禍を忘れてはいけない」という、メッセージだったのかも知れません。
丸刈りと言えば、さすがに今では実施している自治体はないと思いますが、男子が中学生になったら「丸刈りを強制」していたとこも多かったと聞きます(汗)。
幸い我が鳥取市はそんな強制はなかった(八尾市も同じく)ですし、ジャガイモみたいな男子の頭の集まりをみたら、もうギャグ以外の何物でもないです(笑)。
「頭髪の乱れは風紀の乱れ、だから『丸刈り』にすべき!」という発想自体、ホントメチャクチャですよ〜。

さらに許せんのは、かつて高校にあった、バイクに対する「三ない運動」ですが、これもさすがに今では葬り去られたようです。

三ない運動と言うのは、「バイクの免許を取らない」「バイクを買わない」「バイクに乗らない」という、頭の悪いPTAが思いついたようで、これが全国に普及したものの、国としては「法律では16歳から原付+自動二輪の免許は取れることになっているのだが・・・・」と、渋い顔をしとったようでちゅ。
当時は暴走族が問題になっていたので、「免許を取らせんようにしたら、そのような非行に走ることはない」と考えたみたいですが、そもそもバイクでも車でも乗る者は無免許でも乗るだけに、そんなダラズげなことを言うのなら、逆に「バイクの安全な乗り方」を指導するのが筋ですし、三ない運動絶頂の時は、バイクの免許を取った生徒は、「退学処分又は停学処分」という、人権無視の行為が平然と行われていたわけで、それだったら国や警察庁に対して「バイクの免許を取れるのは、車と同じ18歳にしてくれ」と請願するのが筋だと思いますが・・・・。
なお私は高校1年生の時に原付、さらに2年生の時に普通自動二輪(当時は中型二輪)の免許を取ったのです♪
なんか最後は話が主論から外れてしまいましたが、日本の悪い癖である「精神論」は、もう21世紀になって17年経つのですから、サッサっとゴミ箱に捨てて欲しいもんだっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!