学校給食は、貧困を防ぐライフラインだと、改めて実感!

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*学校給食は、貧困を防ぐライフラインだと、改めて実感!

憎むべき人類共通の敵であるコロナウイルス惨禍は、いつ収束するのか、誰にも分かりません。

大学や高校はもちろん、義務教育の小中学校も休校になり、子どもたちもストレスが溢れた生活を強いられ、本当に可愛そうです。

朝日新聞に「給食なし、苦しい低所得世帯」という記事が載っていて、「大阪中学校給食戦争中将」の私も、興味深く読まさせて頂きました♪

小中学校も1学期だというのに、休校が再延期されたりして、給食が食べられないので、シングルマザーの母娘は、かなり苦労しているとのことで、母親は娘さんには好きなものを食べさせてあげたい親心から、自分の夕食を抜いて、4キロやせたと、私も記事を読んで心が痛みました。

学校が通常開校していたら、平日は給食(昼食)が保障され、親も朝食+夕食の準備をすればいいだけですから、「昼食を作らなくてもいい」というのは、かなり大きいですよ~。

小中学校の(根拠法・・・学校給食法)給食は、食材費のみを保護者が負担して、就学援助の対象にもなりますし、言うまでもなく管理栄養士(または普通の栄養士)が献立を考えて、調理師が給食を作るのですから、1日に一食でも栄養面で優れた食事を摂取できたら、全然違います(o^_^o)v!!!

中学校給食の普及率が極端に低かった大阪府も、今では100%の実施率のはずで、これは喜ばしい話で、橋下徹氏が大阪府知事の時に、246億円の中学校給食普及補助金を出したのは大きかったでちゅ。

それにしても現在中学校給食普及率25%ほどで、全国最下位である神奈川県は、川崎市相模原市は中学校給食を始めたものの、県都横浜市は頑なに中学校給食を拒んで、「ハマ弁」というものを中学生の昼食として売りつけても、かなりの赤字で、テレビの情報番組でもいじられていてました。

なお私ならテレビ局が番組に出演した俳優さんやタレントさんに提供する、「ロケ弁」を食べてみたいです♪

それにしても学校給食は、改めて貧困を防ぐライフラインだと、改めて実感するとともに、しつこくて申し訳ないですが、八尾民商の私の前任の事務局長だったM川さんは、「子どもの貧困を打ち砕け!」という崇高な高い旗を立てて、中学校給食促進のために獅子奮迅の活躍をしている私に、「マツケン君(実際は本名)は頭が逝ったかと思った」という、心無い言葉を吐いたのは、今でも、いや終生許せません。

さらにM川さんは、以前我がブログでも書いたように、大阪市立大学大学院で修士号を取得して、確か「大都市経済研究」ナントカという、訳の分からない組織?+肩書まで作って、ご丁寧に名刺まであるのですから、何かあれば、かつての共産党用語である「細胞」を作りたがるのが、私にはどうしても理解できません。

それにしても田舎の地方都市出身者であるM川さんが、大都市経済研究に携わりたがるのは、自らを都会人と勘違いしているとこで、「鳥取県色」を前面に押し出して、逆に田舎の魅力を発信している私とは、正反対でちゅ。

私と似た話としては、M川さんの先代の八尾民商事務局長(つまり私の先々代)だったY本さんは、定年退職後は故郷の高知県に帰って、そこで林業をやりながら、地元の村のPRも行っているのですから、私にとっても良いお手本ですよ~。

話が大幅にそれてしまい、申しわけないですが、小中学校給食はもちろん、今の私は子ども食堂にも興味があります。

鳥取県の地元紙である、日本海新聞を読んでいたら、「鳥取県内の子ども食堂」の特集記事が載っていて、鳥取市米子市といった、鳥取県内では都会の両市に子ども食堂が多いのは、「都市部に貧困者が多い?」と、改めて思った次第です♪

その子ども食堂も、コロナ惨禍のため閉鎖されているようで、めでたく再開されたら、八尾市内に子ども食堂があれば、見学に行ってみたいです。

小中学校給食は自治体が管理するもので、運営には心配は要らないものの、子ども食堂は全くの民間運営だけに、自治体も何らかの補助をして欲しいです。

現在閉校中の小中学校の給食で使うはずだった食材や牛乳も余ってしまい、野菜などを売ったり、農林水産省も「牛乳を余分に買って下さい」と、国民に訴えていて、学校給食を支える農業、酪農畜産業、水産業の方も大変だけに、私も政府には不満ばっかりとは言え、これらについては応援したいですよ~。

なお私が近畿大学短期大学部に通っていた時、当時はお金がなかったので、今から26年前の金額になるものの、学食のかけそばが100円、カレーライスが190円、一番高いステーキ定食(食べたことがないので、どんな肉が出るのか、内容が分かりません)でも、1000円しかしなかったでちゅ。

その代わり味の方は、値段相応より下でした。

それにしてもコロナ惨禍で、仕事が休業となり、収入がなくなった方々に対して、安倍首相は史上最大の財政出動とは言っているものの、中身は空っぽで、同じ敗戦国でも、72時間で補助金が支給された、ドイツとは全然違います。

あきれた話としては、広島県知事が「国が支給する10万円は、県職員には寄付してもらいたい。強制か任意かはこれから考える」と言って、見事に世論の袋叩きに遭い、結局はそのような馬鹿話は撤回となりました。

公務員だからといって、職員それぞれの家計事情もあるでしょうし、10万円支給の話を抜きにしても、この知事なら「職員の給料から10万円強制寄付させる」というでしょうから、県職員の士気はこれによって大幅に下がり、「私たちはコロナ対策で頑張っているのに、あんな知事の下でやってられるか!」と、怒りが爆発するはずでちゅ。

それと許せんのは、知事の妄言で「公務員と市民」の分断を生み出すだけに、為政者が昔から使う手法とは言え、ここまで露骨なのは初めて見たっちゃぁ~(^o^)ノ!!!