八尾の「銘菓」 - 鳥取und八尾Tagebuch

八尾の「銘菓」
八尾市東本町にある「銘菓」のお店である、「興兵衛桃林堂（よへいとうりんどう）」さんです。モナカなど和菓子が売りのお店で、萱葺民家を活用した格調高い建物です。内部でお菓子とお茶を飲むこともできます♪
まさに「銘菓」だけでなく「名家」とも言えます。しかしせっかくの名家も右側の電柱が邪魔です（泣）。地中に電線を通して欲しいっちゃ！！

このように文化庁指定の「登録有形文化財」の銘盤が付けられています。前にも書いた「旧植田家住宅」に負けず劣らず古い建物です。
ただし旧植田家が「八尾市指定文化財」なのに、この桃林堂さんは「文化庁」が指定、つまり国から評価されていますので、格式はこちらの方が上でしょうか？
この家も江戸期に八尾特産の「河内もめん」生産取引で栄えた商家で、大正時代に和菓子屋さんとなり、現在に至るとのことです。　

お店の東側には、このような道標が残っています。車で衝突して粉砕したら手錠ものでしょう（笑）！　
道標の左には「ひらの　大坂」と書かれていますが、「大坂」（大阪）は反対の方角では？（大爆）。長い歴史の中で、向きが変わってしまったのでしょうか？　
道標の右には「かしわら　信貴山　十三越・・・・」と書かれています。「かしわら」は合っているし、「信貴山」も大きく間違っていないとは思います。しかし「十三越」（八尾市と奈良県生駒郡平群町を結ぶ峠道）は少し違うような。
まあ今の道路と同じ感覚で考えたらダメかもしれません。江戸時代にあちこち道路があったとは考えられないので、方角は違ってもある程度迂回する形で目的地を目指したのかもしれません♪