皆生温泉


皆生温泉
10月2日(土)は本当に忙しい日でした! 米子駅到着後は両親の隠居先を訪問して、とっとりふるさと就農舎の稲刈り体験参加の話をして、「ひょっとしたらテレビに出るかも、山陰放送(BSS)がカメラ持って取材に来とったけ〜な〜」と母親に話すと、えらい盛り上がりで新聞のテレビ欄で山陰放送のニュースの時間を確認♪。
この日は土曜日なので「テレポート山陰」(山陰放送の夕方ニュース番組、関西で言えば毎日放送のVOICEに相当)はありません。
両親に「かいけ彩朝楽(さいちょうらく)で開かれる宴会に参加する」と話したら、彩朝楽なんて知らないと言っていました。しかし父親が旅館に電話したら前の旅館名が分かりましたので、旅館まで来るまで送ってもらいました。父親を足代わりに使うとは不届きな息子です(笑)。
全国的にそうでしょうが、皆生や三朝など鳥取県内の温泉旅館(それも大きい老舗)の廃業が増えています。東京や大阪の資本が買い取って新装開店するところもあります。地理的に中国も近いので、中国資本が買いあさることも今後大いにありえます。
なお皆生は私にとって大いに縁があるところです。母親が皆生の出身です。さらに父親が鳥取県職員定年退職後、皆生温泉内にある県立老人ホームの苑長(園長)に再就職して7年か8年勤めてようやく隠居することができました。
入所者や他の職員からは私の父親は大変評判が高かったみたいです♪ 
皆生の温泉街に入ったものの、彩朝楽の場所が分からず、近所の人に聞いてようやく発見! すぐ近くでした(汗)。

なぜ皆生に行ったかというと、私の勤める中小企業団体の八尾市内に所在する「龍華(りゅうげ)支部」の役員さん10人(中小企業の社長やその夫人)が八尾市から皆生温泉まで「役員研修会」ということで、皆生まで来てくれていました。
私も丁度鳥取市に帰っていたので、汽車に乗って、父親を足代わりにして、「かいけ彩朝楽」までやって来ました! 

フロント前で龍華支部のN支部長とばったり会い、他の社長や社長夫人、この支部を担当している職員と合流して、旅館裏の海岸を散歩、弓ヶ浜方面に沈む夕日が美しいです♪ 立っている松の木も品があり、参加者一同感激していました。
入浴後はバイキング方式での夕食です。朝食なら当たり前ですが、夕食でこのようなしくみは初めて見ました。18時30分〜20時の時間制限で、ビールもたらふく飲みました。とっとりふるさと就農舎での稲刈りで、汗を大量にかいたために、本当に美味しいビールを飲むことが出来ました♪ 
私の隣に座っていたS副会長(私より1歳年下)は鳥取県初訪問で、「味噌汁が濃い」と言いながら、お茶を汁碗に入れて味噌汁と混ぜて食べて「丁度良い!」と美味しく食べていました。
私も知らなかったのですが、米子市松江市などは「駅そば」の出汁が関東風らしいです。鳥取駅の「砂丘そば」は大阪と変わらんのに。米子市は濃い口だっただか〜(爆)。

S副会長も東京や千葉に数年住んどったのだから、関東の味付けに慣れているはずなのに。まあ味覚だけは生まれ育ったところが基準になります! 
なおS会長は関東生活のおかげで「納豆が食えるようになった。そうでないと飢え死にするところだった」と話していて爆笑! 余談ですけど鳥取県人は大阪人以上に納豆を食わん人種だったと思います。私は今では食べれるけど(大笑)。
でも味噌汁にお茶を混ぜるとは我が副会長、この豪快さからして、ちばてつやの漫画「ハリスの旋風」の主役である「国松親分」そのものです!と、私の同僚が言っていました♪
S副会長はこの後カレーを食べていました。このカレーの香りがとても良く、私も食おうかと思ったものの、ビールを飲みながらカレーは食えないので遠慮しました。だってカレーもビールも両方大好きだけに、「二兎追う者一兎も得ず」状態になります(謎)。
なお食事前に部屋で山陰放送の18時20分のニュースを見ていましたが、結局稲刈り体験の報道はありませんでした。他の社長さんたちも残念がっていました(泣)。
夕食宴会後は旅館最上階にあるカラオケで歌を歌いました。N支部長から「1曲歌わんかったら鳥取市へ帰れんぞ〜」ということで、早速1曲歌いました。採点は96点! 歌手に転業できるだろうか(爆)。
20時15分にN支部長が運転する車で米子駅へ向かいます。なお支部長は酒類は一切飲みません! この夜は本当に楽しかったです。
「タダ飯・タダ酒」を頂いたのに、「よく来てくれた!」とN支部長から感謝の言葉まで頂き、さらにお土産として缶ビール1本と缶チューハイ1本、おつまみまで頂きました。まさに「いたれりつくせり」とはこのことです!

では気をつけて鳥取市に帰ります。親からは米子市で泊まったらと言われましたけど(笑)。