メガトン級爆弾!


*メガトン級爆弾!
いまの大阪府は、「中学校給食戦争」前夜といった感じです!
1月29日(土)の朝日新聞大阪河内版に「中学校給食に300億円」「知事意向 5年間 導入後押し」との大見出しが・・・・!
以下朝日新聞の記事から引用します♪
公立中学校の給食導入を後押しするため、橋下知事は28日、市町村に対する初期費用の一部補助として新年度から5年間で総額300億円を府の予算に計上する意向を示し、府教委に検討を求めた。
府教委は28日、新年度当初予算をめぐる知事との折衝で、新年度から5年間で158億円を計上し、政令指定都市を除く府内の公立中学で給食がない234校に給食を導入する初期費用(1校あたり1億5千万円)の半額を国とともに補助するよう知事に要求した。
これに対し知事は300億円に増額するよう府教委と財政担当部局に検討を要請。
「初期費用が1校あたり2億円を超えるところもある。府域全部に政治メッセージを打ち込み、みんなに動いてもらうためには、このくらい必要」と述べた。
橋下知事は報道陣に「借金するわけでなく、財務上問題ないという自信を持った300億。僕はこれだけ用意するので、あとはPTAの皆さんが市町村長を動かすかどうかだ」と語った。
300億円!マジ凄いっちゃ!それも大阪府教育委員会が提示した予算の倍額を橋下知事が指示するとは!
大阪府に次いで中学校給食の普及率の悪い神奈川県(中学校給食普及率16,2%)ではこのような具体的背策が出ていないので、大阪府がいかに中学校給食に執念を燃やしているか良く分かります!
大阪府は1年で補助金を60億円出すという計算です。一部の報道では橋下知事大阪府下の中学校給食未実施の自治体首長に電話して、「半数は中学校給食に前向き」という感触をつかんでいるということです。
学校給食の効能については「鳥取・八尾日記」でも大いに書いてきましたので、細かいことはここでは省きますが、橋下知事が「300億円」の予算を大阪府に要求したことは本当に「メガトン級」の爆弾が落とされた感じで、大阪府の中学校給食界への影響はとてつもなく大きいでしょう♪
私自身も「こりゃ〜大阪府下の中学校給食の普及率を神奈川県を抜くどころか、平均値に持て行かんと鳥取市に完全復帰できりゃーせんっちゃ〜」という感じです。
でも300億円、どうやって捻出したのでしょうか?橋下知事は「借金するわけではなく」と答えていますが。まあ野暮なことは考えないようにしませう(笑)。
それにしても橋下知事、「自信を持った300億、僕はこれだけ用意するので」と言っていますが、300億円が橋下知事の個人資産に聞こえるような感じで(笑)♪
子どもの貧困や景気が最悪の大阪府、この「300億円」が大阪府の活性化になることを期待しています!
余談ですが、橋下知事が府知事選挙の公約に掲げていた「小学校の校庭芝生化」は、現在大阪府内の小学校約1千校のうち、110数校で芝生化が進められています。
まだ普及率10%ですが、中学校給食より順調に進んでいる感じです。
我が母校鳥取市立美保小学校も校庭が芝生化してますもんで・・・(汗)。