負けない。


*負けない。
今日17時〜18時の間、JR八尾駅北口前にて、私が勤める中小企業団体の八尾事務所が、東北関東大震災義援金募金の訴えを行いました。
写真右は義援金協力をハンドマイクで訴える、園芸会社社長のM副会長です。
左は仏壇製造をされている大阪府伝統工芸士のTさんです。
今朝朝礼時、私は9人の同僚部下を前に話をしました。
アメリカや中国では今回の大震災について、日本人の冷静さや略奪が起きない、共に助け合う精神が評価されている。私は海外に何度も行く機会があったので、外から日本を見て分かっているが、日本は本当に良い国だ。中小企業に対する政策は確かに厳しいものがあるし、最近問題になっている「孤族」のこともある。日本の政治は二流と言われる。確かにその通りだ。しかし日本の国を否定することになってはいけない。日本人は規律正しく勤勉、人の揚げ足を取らない素晴らしい国民性である。みんなも日本人の前述ような美徳を再認識して欲しい。誤解を恐れずに言うが、この東北関東大震災は日本人共通の国難である。1億2千万国民火の玉になって、国難を乗るきるべきだ」と朝礼で訓示しました。

JR八尾駅北口では、19人が参加して東北関東大震災への義援金訴えを行いました。
写真は左官会社の社長夫人であるOさんです。
しっかりと募金箱を持っています。

この募金活動では社長夫人が大活躍です。
左は電気工事会社社長夫人のYさん、右は塗装会社社長夫人のYさんです。

鉄工所社長夫人のIさんもマイクを持って義援金の訴えを行いました。
途中「なにわ」ナンバーの黒塗りの、超高級ベンツが寄ってきて停車しました。
直後に左側の窓が開いて「おっちゃん、募金や」と窓越しにお札を渡してくれました。
これは本当に感動的な話です。
左ハンドルだったから渡しやすかったのだと思います。
本当にありがとうございます(涙)!

私もJR八尾駅北口で「震災義援金へのご協力お願いします!」と、電車から降車した人々に訴えました。
頭の中には被災地で苦しんでいる私が勤める中小企業団体の現地事務所の仲間たち、残念ながら絶望視されている岩手県陸前高田市の事務所や、その会員や職員たちのことが頭によぎりました。
中学生や高校生が「震災の募金か!」と気付くと、自転車をUターンさせて、お小遣いから募金をしてくれる、それも友人同士何人で!
めちゃくちゃうれしいっちゃ〜!
未就学児もお母さんと一緒に募金箱にお金を入れてくれました。
私たちの宣伝を知って、最初は無関心でも、折り返して募金をして下さる方がかなり多かったです。
今日の義援金募金訴え行動に初めて参加した、ユニフォーム製造会社を経営されているM社長の感想が良かったです。

「このような活動に参加するのは初めて。友人にも事前予告した。もし私が街頭に立っていたら募金に協力してくれと言っておいた。活動する前は恥ずかしさも少しはあったが、中学生などが募金をしてくれてうれしかった」と、感激していました。
今の私は東北関東大震災の報道を見るたびに泣いてばかりです。
つらい現実はこれからも出てくるでしょう。今朝の私が取っている朝刊最終面に載っていた、震災写真に書かれていた「負けない」、これには感動しました。
被災者の皆様はつらい日が続いています。
なお募金は何と!8万2千円集まりました。
この温かい募金は日本赤十字社を通じて、被災地に渡されます。
「自然」という強い相手ですが、必ず郷土の復興を目指してくれることを信じています。
被災地の皆さん、「負けない」で!