病院

*病院
3月27日(日)朝9時30分に鳥取市の家を出発して、八尾市のマンションへ向かっていました。
でも体の具合がどこかおかしい。
胸が締め付けられる感じです。
鳥取自動車道〜中国道と車を運転していて、朝食がまだだったので兵庫県の安富パーキングエリアで食べようと思ったものの、食欲がなく結局はビーフコロッケ1個だけ食べました。
相変わらず胸部が苦しいです。
ようやく八尾市のマンションに到着したのが11時45分、鳥取自動車道が未開通区間8キロを除いてほぼ全通しているので、本当に短時間で移動できるのは有難いことです。
マンションで寝ていたら、ちょっとは腹が空いたので、配偶者に「お粥を作って」とお願いしてお粥を食べました。
でも胸部の状態は改善されず。
「ひょっとしたらこのままで寝たらそのまま死んでしまうのでは?」と言う恐怖が頭の中をよぎりました。
すかさず一番近い「八尾市立病院」に行こうかと思いましたが、休日診察はしておらず。
そこで頭にひらめいたのが「八尾徳州会病院があったっちゃー!」と、時間外診察を全く気にしない八尾徳州会病院に速攻で行きました。
この徳州会病院、全国いくつかにあり、鳥取市にも進出の噂があって、鳥取県の郷土紙である日本海新聞の記者も、八尾市の徳州会病院に取材に来たほどです。
私自身このような困難な時になっても、鳥取と縁があるとは・・・。
もっともこの日の7時間前までは鳥取市の家におっただけに、何とも言えない状態です。
病院に行く前には配偶者に「胸部が苦しいけぇ〜なぁ、ちょっとオレ徳州会病院に行ってくるけぇ・・・」と、悲壮感を交えて病院へ行きました。
受付を済ませ、問診表書き込みと体温計測ですが、びっくりしたのは37度8分の熱があったこと。
熱がある感覚は全くなかったです。
胸部の苦しみに気を取られて気付かなかったのでしょうか。
その後診察があり、医師からは「採血とレントゲン、心電図検査、さらに点滴をしましょう」と言われ、レントゲン撮影・採血・点滴、そして心電図の検査が行われました。
相変わらず胸の苦しみは弱まらず、このような時は人間ろくなことを考えません。
「オレは肺がんじゃないのか?」「死ぬ前にドイツに行って現地友人に最後のあいさつをしたい」「死ぬなら鳥取市で死にたい」等など色々なことを考えていました。
先生が来て「検査の結果、レントゲン・心電図・血液検査の結果、異常はありません。
一番心配していた心筋梗塞狭心症といったこともないようで」とおしゃて下さってので、とりあえず安心でした。
この直後配偶者と息子が見舞いに来て、点滴の管でつながれた私の姿を見て息子が「パパ何やっているの?」と感想を述べていました。
この後先生が「もし心筋梗塞狭心症の初期だったら状況が変わる可能性があるので、もう一度心電図と採血します」とのこと。
「また注射針を刺されるのはイヤだっちゃぁ〜!」と心の中では叫んでいましたが、命には代えられません。
私がいる処置室は広く、さまざまな患者さんがいました。
先生から「今夜即入院!」と言われていた患者もいました。
私の治療検査の手助けをして下さってくれた、看護師の青い衣の背中に書かれた「YAO TOKUSYUKAI」の文字は信頼の証しであると感謝しています。
でも嬉しかったのは配偶者や息子が見舞いに(入院したわけじゃないけど)着てくれたのは感動モノでした。
やっぱり八尾市で一番身近な親族だけに涙が出そうでした。
本当に私は3月は泣きまくりです。
余談ですが私のいとこは鳥取大学付属病院で看護師をしています。
再検査も異常なしで、何とか病院から釈放されました。
しかし会計が何と9300円!高っか〜!
配偶者は「これでケンちゃん(私ことマツケン)の健康状態がわかれば安いもの」と言っていました。
そこまで私の健康を気遣ってくれるのは本当に有難いです。
さすが私より4歳年上の姉さん女房!国際人だけのことはあります。
おかげ様で昨日今日と元気で過ごしています。
職場のG次長にこの話をしたら、「ストレスから来ているのではないですか?」と指摘されました。
確かにそれが大きかったりして。
ストレスは万病の元だな〜と思います。
もちろん常日頃の食生活や酒など(私はタバコは吸いません)に対して注意が必要な年齢だな〜と痛感しました。