大阪府営住宅♪


大阪府営住宅♪
今日はお仕事の関係で、八尾市の志紀地域を徘徊していました。
写真は分譲マンションではなく、すべて大阪府営住宅です。
このような高層公営住宅が林立する光景は、鳥取県内では考えられません!
ここ志紀町は八尾市内でも有数の府営住宅集積地であり、新しい高層団地もたくさんあります。
私が勤める中小企業団体の八尾事務所にも、「府営住宅に入りたい」という相談があります。
入居するには所得の問題(高所得はダメ)や抽選に通るかという難関があります。
家賃は新しい団地なら6万以上しますので、民間より少し安い程度です。
ただしこの家賃は府営住宅に申し込みできる所得層で一番高い所得の場合です♪
以前「新築の府営住宅に入ったら、浴槽を買う必要がある。浴室には何もないので初めに入居した人が、50万円ほど出して浴槽+付属設備(ガス)の工事をせんとイケン」と聞いたことがあります。
これだったら本当に最初に入居する人は損をするわけです。
半年〜1年間の家賃を免除するなら話は通りますが。
全国的にも古い団地が増加してきました。
「古い団地」を日本の高度成長期の象徴と捉えて、写真を撮って回っている人もいます。
私もそのような話は好きなので、興味があります。
なお大阪府営住宅は黒字経営で、大阪府の財政にも大きく貢献しています。
しかし橋下知事は「府営住宅は半減したい」と言っているようで・・・(汗)。
府営住宅はお金を生み出す打ち出の小槌なのに、半減したら大阪府の財政にも悪影響を及ぼすのでは?
せっかく橋下知事の肝いりで、大阪府が中学校給食推進のために予算化した、246億円を削らんとイケンようになったら、大変なことです。
今期は大阪府の予算が黒字化したので、中学校給食実施への補助金246億円を捻出することが出来たのです。
八尾市は大阪府下の自治体で、一番人口の減少が大きい町です。
1〜2年間で4800人も減ったような?
「人口が減ってくるのだから、住宅を減らすのは当然」という意見も聞こえてきます。
しかし公営住宅は儲けではなく(大阪府営の黒字は良いことだっちゃぁ〜)、低所得者にも住宅を提供する行政サービスでもあります。
府営住宅の半減は、絶対にするべきではありません!

私の勤める中小企業団体八尾事務所に所属する社長さんも、府営住宅に住んでいます。
ただし古いほうの棟ですが。
それでも10階建てというのは凄い!
八尾市の久宝寺地域にある「大阪府久宝寺住宅」は昭和47年(1972年)完成なのに、10数階もの高さがあります。
鳥取県なら5階が一般的なもんで(笑)。
でもうちの会員社長さんが住んでいる府営住宅のエレベーター、何かおかしい。
ご覧の通り、止まる階が1階・4階・7階・10階(最上階)だけです。
例えば8階に住んでいる人は、7階で降りて階段で登るか、10階で降りて階段で下るというわけです。
実に面倒くさいっちゃ〜!
何でこんな造りにしただいや〜!
確かにエレベーターが各階に止まっても、問題はないと思います。
私が思うには、2〜3階・5〜6階・8〜9階にはエレベーターの扉を設ける必要がなくなるので、その分建設費が浮くのが理由だったりして(笑)?
私が訪問した社長宅は4階なので、エレベーターで直行で行けました!
なお最初の写真に載っている、新しい高層棟はもちろん各階にエレベーターは止まります♪
やっぱり公営住宅は、民間のマンションとは色々と違ったことがあると痛感しました!