「八尾市」探検!


*「八尾市」探検!
今日はJR八尾駅南側、つまりJR大和路線の南側にある、八尾市の「植松町(うえまつちょう)」周辺を徘徊しました♪
ここは古くからの集落で、古い建物が密集しています。

なぜか旅館が植松町の村の中にあります。
「山清荘」という旅館ですが、営業しているのでしょうか?
門構えは立派です♪
料亭みたいな「料理旅館」でもないみたいで・・・(汗)。

お地蔵さんも村内に佇んでいます。
八尾市は地蔵盆の影響なのか、「地蔵尊」の祠(ほこら)がいたる所にあります。
8月下旬の「地蔵盆」では、お年寄りがお菓子をお地蔵さんに供えて、座って談笑しています。
酒も飲んでいたような?
私が育った鳥取市古市(ふるいち)にもお地蔵さんが2ヶ所置かれています。
お盆のときは八尾市と同じような「地蔵盆」みたいな風習がありました。
今でも継続されているのでしょうか? 

本当に道が狭いです。
鳥取県内におるみたいに、時間がゆっくりと経っている感じです。
向こうにはJR久宝寺駅前に建っている、2棟あるタワーマンションが見えます♪

素晴らしい古家屋です。
商家と武家屋敷を足して2で割ったような造りです。
この近所にある八尾市の文化財「植田家住宅」のように、当地の名産である「河内木綿(かわちもめん)」で財を成した方の子孫が住んでいるのでしょうか?

植松町の顔とも言える、「渋川神社」です!
初詣には沢山の人が参拝に来ます。
7月下旬には、私のマンション近くの子ども会が「ばら布団子ども太鼓(ふとんこどもたいこ)」というお祭りを行っています。
子ども達が地車を引いて、町内をグルグル回っている、可愛いお祭りです。
私の息子も保育所時代に参加しました。
最後はこの渋川神社まで地車を引いてきて、境内の神殿に上がって参拝です♪
この「子ども太鼓」は本当に素晴らしい祭りで、私が勤める中小企業団体八尾事務所の前も何回も通ります。
その度に私は外に出て、見学しています。
太鼓や子ども2人ほどを乗せた地車には、笹の葉がつけられており、葉の先には祝儀袋が付けられています。
ここまで応援するんだったら、祝儀を出すべきでは(笑)!
この祭りのことも、今夏「鳥取・八尾日記」で特集したいと思います♪

さすがに旧村だけあって、信じられないほど狭い路地があります。
もちろん車は絶対に通行できません。
オートバイクで通行しても、ヒンシュクを買いそうです(笑)!

路上に「大阪維新の会」のビラが落ちていました。
私のマンションにも入っとったけど、このビラの橋下知事の写真、如何なものでしょうか?
橋下知事の顔色が悪い、無表情というのは、どんなもんだいや〜と感じます。
怒った顔か笑った顔にするべきでは?

橋下知事の公約である、中学校給食実施も書かれています。
246億円の補助金を出して、大阪府内(ただし大阪市堺市は支給対象外)の公立全中学校に中学校給食を実施させる、壮大な計画です。
民間依存という問題はありますが、大阪府の中学校給食低普及率問題を提起して、世論を巻き起こしたことは大いに評価します♪
大阪府の中学校給食普及率を、鳥取県の中学校給食普及率77%より上にするまでは、18年後に鳥取に完全復帰しても、帰りきれんっちゃぁ〜!
小中学校にエアコン導入はいいことだけど、夏休みが短縮されそうな気が・・・(爆)。

シュロの木も立っています。
なぜか古い村には「シュロ」の木がよく立っています。
私が育った鳥取市古市の家の前にもシュロの木がありました。
今でもこの木は健在です♪
右の古い家には植物に侵食され、自然に帰ろうとしているような?

地域の集会所と思われる建物の屋根です。
ご丁寧に「東西南北」の方向表示がされています。
なんて(八尾市)植松町という地域は親切なのでしょうか!
鳥取県人でもここまで親切になれない(爆)?

本当にこの辺は平屋の長屋が多いです。
でも大半は空家で、廃墟に等しいところもあります。
八尾市の人口減少数は、先日「1〜2年で4800人」と書きましたが、調べ直したら5年間でこの数字みたいです。
単純計算では1年で千人人口が減少しているわけです。
八尾市は大阪府内で一番人口減少が高い自治体ですが、基幹産業である「ものづくり」の保護をしなかったら、さらなる激減になるでしょう。

おや?、多少のお店があります。
「ひらたや」さんは、たこ焼きお好み焼きのお店みたいです。
「ビールでも飲んでいきたいっちゃぁ〜」と言いたいところですが、この後(短時間ですが)仕事があるし、オートバイクでここまで来ているもので・・・(汗)。

銭湯もあります♪
「浦島温泉」、いい名前です!
ここに入浴したら「浦島太郎」のような感じになるのでしょうか?
入浴後は、おじいさん(おばあさん)になったりして(爆)♪

「浦島温泉」さんの煙突です。
八尾市(というか、大阪府の)の銭湯の煙突は本当に高いです!
鳥取県内には(スーパー銭湯や温泉街の共同浴場、観光目的の浴場は除く)鳥取市で4つ、倉吉市で1つ、米子市で3つの昔ながらの銭湯があります。
昔はもっと銭湯が多かったのになぁ〜。
小学生の時、鳥取市古市の家の風呂が壊れた時、鳥取駅の南にある「駅南温泉」に行きました。
名前は本当に単純です(泣)。
八尾市も御多分に漏れず、銭湯の数が激減しています。
私も八尾市内の、風呂無しアパートに8年住んでいただけに、銭湯にはお世話になりました。
鳥取市内に存在する銭湯は、「れんが湯」「木島温泉」「宝温泉」「日乃丸温泉」「元湯温泉」です。
でもどの銭湯も煙突の高さが申しわけ程度の高さだっちゃぁ〜!
何でだいやー!(←大阪弁に訳せば「何でやねん!」)
余談ですが、「元湯温泉」は私の中学校(鳥取市立南中学校)の同級生(女子のKさん)の実家でもあります!

ありゃりゃ、なぜかただでさえ狭い道が、ブロック塀で半分遮られています。
「指導の不手際の為、この場所で未工事となっております」
意味が全然わからんっちゃ!
満寿美興産(株)さんに聞かんと、理由は分からんだか!
鳥取市もそうだけど、八尾市にも訳けが分からんものが結構あります(爆笑)!
鳥取市でも探検はしまくっていましたが、八尾市の探検も面白いものです!
鳥取県大阪府の文化の違い、逆に似たところも分かるだけに、貴重な体験でした♪