苦行♪


苦行♪
5月1日(日)〜5日(木)の間、鳥取市に帰ってきました♪
4月は仕事の関係上、土日も祝日も仕事だったもので(汗)・・・。
5月2日(月)には、鳥取市の象徴である「久松山(きゅうしょうざん)」に登りました!
高さは263メートルで、山腹には鳥取城跡の石垣も多く残っています。
当然私も久松山山頂には何回か登っています。
3年前の黄金週間の時は、配偶者と息子(当時小学校1年)も登っています♪

山腹の二の丸に行くだけでも一苦労です。
山城は守るにはいいけど、使い勝手が悪すぎです!
エレベーターのないビルの、最上階の事務所に通勤するようなもんで・・・。
私が武士なら鳥取藩に仕官したくないな〜(笑)。

ここからが本格的な登山道となります♪
赤鳥居がありますが、ここに小さな祠があり、江戸時代に鳥取城に関連したキツネが祀られています。
詳しい話は忘れましたが(汗)・・・。

何だいや!、この道は!!
3年前と比べて体力が落ちているのか、昨日の酒が残っていたのか分かりませんが、かなりの体力を消耗します!
何回も休憩しましたが、立ちくらみで崖から落ちそうです。
まさに「苦行」そのものです!
実際私が下山時にすれ違った若い女性も、「思ったより登るのが苦しい」と話していました。
もっとも久松山は東京タワーよりも、だいぶ低いのですが・・・。

五合目にも祠があります。
なお祠に掛かっている青い幕に染められたアゲハチョウは、鳥取藩のお殿様だった池田家の家紋です。
鳥取藩は三十二万石の結構な大藩でした♪
現代の鳥取県は日本一人口が少ない(59万人)小さな県でちゅ。

七合目あたりには「井戸」もあります。
3年前に登った時は、結構湧き水が流れていましたが、この日は水滴程度しか湧いていませんでした(泣)。

山頂ももうすぐです。
石垣が見えますが、ここに天守閣があった訳です。
たしか落雷か何かで焼失したはず。
もっとも天下泰平になれば、このような場所に天守閣を造る必要もないでしょう。

山頂付近にはこのような休憩所もあります。
そう言えば昭和50年(1975年)に廃止になった、鳥取城ロープウエイの山頂駅跡はどこでしょうか>
ひょっとしたらこの休憩所が、山頂駅の遺構だったりして。

263メートルの久松山頂上から見た鳥取市街です。
強い黄砂で、せっかくの「大」鳥取市街の威容も魅力も半減です(泣)。

山頂にも井戸があります。
さすがに今では水はないと思いますが。
深さはどれぐらいあるのでしょうか?

山頂にはさらに盛り土があります。
ここが天守台に当たるのでしょうか?

黄砂で見えにくいですが、鳥取砂丘日本海も見えます♪

久松山の裏側です。
つまり市街地側とは正反対の方角です。
何とも山深い景色です。

下山中、山腹の三の丸には小学生が遠足に来ていました♪
ここは桜の名所でもあります。
児童たちは丁度弁当を美味げに食べていました。
私も母親の作った弁当を久しぶりに食べてみたいものです♪
どこの小学校でしょうか?
児童の名札の形からして、私の母校である鳥取市立美保小学校ではなさそうです。
本当に「苦行」、ごくろうさまでした♪
自分で自分を慰めたい心境で・・・(汗)。