＊税金の無駄使い！
写真は鳥取市役所本庁舎です♪
今鳥取市では市役所の新築移転が問題になっています。
鳥取市としては鳥取駅南西にある、旧鳥取市立病院の跡地（現在は駐車場とスケボー広場）、または鳥取駅北口に移転先を考えているみたいです。
なお私は旧鳥取市立病院で生まれました（笑）♪
「市役所の移転賛否を問う住民投票を！」といった宣伝もありました。
市役所と同じ時期に竣工した鳥取県庁も耐震化工事が終わっています。
国の出先機関である鳥取地方裁判所も耐震化されています。
財政規模が小さい鳥取市で、なにも無理して新築移転する必要はまったくありません！
現在の市役所の耐震化のほうが全然安上がりだし、建物の寿命も何十年の延びるとのこと。
新庁舎を建てる金があるなら、６０数％の耐震補強率である、鳥取市内の小中学校の耐震化１００％達成のために税金を使うべきです！
鳥取市は昭和４５年（１９７０年）から中学校給食も始めているので、気兼ねなく市立学校関係に税金を投入する余裕があるはずです。
「待った！ 新庁舎建設 署名にご協力を」と大書された看板が、若桜街道（鳥取市の中心通り）を挟んだ、市役所の西側の一角に立っています。
大阪府庁も耐震化かWTCへの移転でもめていますが、東日本大震災で東北からはるか離れた大阪市でも被害が・・・。
橋下知事が熱望しているWTCへの府庁移転ですけど、当のWTCが東日本大震災でエレベーターが停止して４時間も人が閉じ込められました。
さらに壁は壊れるわ、スプリンクラーから水が噴出して水びたしになるわ、散々でした。
さすがの橋下知事も「・・・・（汗）」と再考せざるえないみたいで（笑）。
さらにWTCは埋立地に建っているので、大地震の時は液状化の問題も出てきます。
防災拠点となるべき施設が、真っ先に孤立してしまうわけです♪
大阪府庁の場合も、耐震化した方が安上がりという試算も出ています。
大阪府庁の建物は歴史的にも値打ちがありますので、この建物を壊すことは文化的にも損失では？
鳥取市役所も百貨店じゃないだけぇ〜、駅近くに移転する必要があるのか？
今の市役所は鳥取城跡や鳥取藩の藩校があった近くに所在するだけに、歴史的ゆかりが強いところです。
役所の類は歴史的ゆかりがあるところに所在するのが一番では？
写真右の方が、竹内功鳥取市長です♪
今年２月に鳥取市に帰っていた時、鳥取駅前で何かの催しであいさつをしていました。
竹内市長も鳥取市で生まれ育ち、東京大学を卒業している秀才だけに、鳥取市役所を新築移転するか、現庁舎を耐震補強するかどちらが鳥取市政や財政にとって役立つか、理解できると思うのですが・・・（汗）。
どこの自治体でも言えることですが、血税の無駄使い反対〜！
