70%が賛成!!


70%が賛成!!
これは八尾市のある団体が集めた「全国で8割の自治体が実施している中学校給食について、どう思いますか?」というアンケートの内容です。
回収した総数のうち、70%方が「中学校給食賛成!!」と返答されています(喜)♪
橋下知事の決断で、大阪府が中学校給食促進のために、給食施設(1校あたり1億5千万円〜2億円)建設の補助金が予算化されました。246億円もの補助金が出るとは凄いっちゃぁ〜!
なお246億円は5年間の予算合計額です。
しかし橋下知事は本当に不思議な方です(笑)。
保守派の人なのに中学校給食に命を懸けて、小中学校まで医療費無料にしろとも言っています。
私もこれらの政策は賛成なので、ごり押しでもいいから促進して欲しいものです♪
さらに橋下知事東京電力福島第1原発事故や、中部電力浜岡原発の停止に触れて、「脱原発」まで言っています。
関西財界の重鎮の一つとも言える、関西電力から痛い目にあったりして(笑)。
一部からは「橋下知事が言っていることは、大衆迎合のバラマキだ。所詮選挙目当ての人気取り」との意見も聞かれます。
たしかに思いつきで(菅首相もですが)政策を語る側面は否めません。
しかしシャレやギャグで中学校給食促進のために、「246億円」を拠出することは出来ないでしょう。
たとえば大阪府の中学校給食普及率7,7%に次いで、2番目に悪い神奈川県(普及率16%)が、このような補助金を出すといった話は聞いたことがありません。
わが鳥取県(普及率77%)も、もうひと踏ん張りすれば100%に近づくのですが・・・。
おそらく平井知事にはこのような発想はないみたいで・・・(汗)。
でも鳥取県境港市が2015年度から、中学校給食を始める事が決定!
これで鳥取県も全国並みの中学校給食82%の仲間入りか?
話を大阪府に戻し、おかげで大阪府の43ある自治体の中で、これから「中学校給食を行う」と決めた自治体は、県都大阪市も含めて12市町となりました。
先日大東市も中学校給食開始を決定したようです(喜)!
すでに中学校給食を始めている10町村と合わせると、21市町が中学校給食を実施するわけです。
特に人口260万人で、規模の大きい大阪市が中学校給食開始を決断したことは大きいっちゃぁ〜!!
平松大阪市長の英断にも、感謝です!
上記の写真にもさまざまな意見が書かれています。
大阪府橋下知事学力低下要因と考え、中学校給食補助金可決と聞いた。その方向に賛同するので、八尾市も対応願う」とも書かれています。
他に多かったのは「給食費を無料にせよ」「子ども手当て反対〜、その財源で給食だ!」など笑えるものも結構ありました(爆笑)♪
真面目な話、子ども手当てに対する批判が結構強かったです。

「できれば八尾市の中学校も実施してほしいです。でも給食費を払わない親がいるのも多いと聞くと、弁当の方が良いのか?と思ってしまいます」
確かに支払能力があるのに「義務教育なのに、なんで給食費払わんといけりゃ〜せんだいや!」という父兄がいるのも事実です!
最近では兵庫県相生市など、保護者や教師の負担軽減だけでなく「わが自治体は小中学校の給食は無料だから、こちらに引っ越してきて♪」と、人口増を狙って小中学校の給食を戦略的政策として行う自治体も現れています。
鳥取市も100億円かけて、新市庁舎を建てる(つもり)金があるのなら、小中学校の給食費は無料にしてくれ〜!
余談ですが現在の鳥取市役所の耐震工事費用は、新築移転の10分の1である10億円で済みます。
話が横道にそれましたが、学校給食法に基づいた給食なら就学援助が使えるので、低所得者は給食代免除になります♪
八尾市ですら中学校のミルク給食は実施していますので、ミルク給食代も就学援助が使えます♪
なお大阪府の現在のミルク給食普及率は15%ほど、神奈川県が60%ぐらいだったと思いますので、いかに大阪府内の中学校給食行政が悪かったか、本当に良く分かります。
まあこれも1〜2年の辛抱ですが(笑)♪

「成長期の子どもにとって食が重要。他県は実施されているのに都会の大阪で実施されていないのが不思議でたまらない。朝コンビニで菓子パン買っている中学生を見るとかわいそう」
私が一番気に入った意見です「都会の大阪で・・・」、この人こそ真の都会人だっちゃぁ〜!!
私が八尾市に来た当初「中学校に給食がないのは『都会のステイタス』」なんて言っていた人がいました。
この方も出身は青森県で、「中学に給食はあった」と言っていましたが。
でも東京都は中学校給食普及率が96%!
東京23区はもちろん、ほとんどの市町村で中学校給食があるわけです♪
前述の青森県出身の人の考えに合わしたら、東京は田舎なのだろうか?
確か武蔵野市がなかったはず、菅首相の私邸があるところなのになぁ〜。
私も八尾市内のある中学校近くにあるコンビニで買い物をしていたところ、中学生が大挙して昼食と思われる食料を買いに来ていました。
ひょとしたら朝飯だったりして(←こっちの方が問題かも)♪
大阪府中小零細企業が多いだけに景気も最悪、そのしわ寄せは親→子どもに行くわけです。
学力テストも体力テストも悪い大阪府、さらに中学生の非行も多いとのこと。
橋下知事いわく「中学校給食は中学生の非行防止にもつながる」と指摘しています。
実際あるデータでは、中学校給食の普及率が低い県は非行率が高く、学力も低い傾向があるみたいです。
さらに橋下知事は今年3月7日放映の、関西テレビKTV)の「スーパーニュースアンカー」の中で、「(弁当を持参できない)家庭の子どもたちには、とにかく朝飯昼飯食わして勉強させて、運動させる!」と語っていたみたいです。
ちょっと乱暴な面もありますが、それは良しとしませう♪
なお「朝飯」ですが、大阪府池田市では「朝給食」も検討しているみたいです。
わが家も共働きなのですが、今朝配偶者が「(息子が)中学生になったら、弁当を作るのが困難」と話していました。
息子は現在小学校4年生で、3年後に中学校入学です。
さすがに金を渡してコンビニ弁当を買えというのは、食育評論家?としての私が許しません!
オレが弁当作ろうかな〜。
もっともその前に八尾市に中学校給食を導入させんとイケン。
私と同じく中学校給食促進派である母親からも「(中学校給食導入を)裕希(ゆうき・・・私の息子の名)に間に合わせろー!」と、私のお尻を叩いているもので・・・(汗+笑)。
子どもの貧困が特に広がる大阪府、「食い倒れの町」を「中学生行き倒れの町」にしてはいけません!
「大阪の中学生の貧困を打ち砕く鳥取県人の会」会員として、がんばるけぇ〜な!
母上、応援ヨロシク!