さらに手厚く!


*さらに手厚く!
鳥取・八尾日記」の柱と言えば、鉄道やドイツ語学習ですが、実際は大阪府における「中学校給食の促進」の話題の方が大きな比率を占めています。
昨日まで我が鳥取県の平井知事と橋下知事の舌論をネタにしていましたが、日本一中学校給食普及率の悪い大阪府橋下知事は「さらに手厚く」して、大阪中学校給食戦争に終止符を打ちたいようで♪
今日5月28日(土)の読売新聞より引用します。
「府が今年度から、公立中学校に給食を導入する市町村に5年間で246億円を補助する制度について、橋下知事は27日、『普及促進のため、市町村に対する低利の貸付制度をつくりたい』と表明した。府議会代表質問で、松井一郎大阪維新の会府議団幹事長の質問に答えた。府は1校あたり2億1千万円までの施設整備費を大阪、堺両政令指定都市以外の市町村に半額補助する計画だが、残りの市町村負担額のうち、地方債が発行できる3分の2以外は市町村の一般財源で賄わなければならず、その分を府が貸し付けられないか検討する。府教委によると、すでに12市町村が補助制度への参加意向を示しており、全校実施を表明している大阪市を含めると、府内の給食実施率は、全国最低の12.3%(今年3月現在)から72.5%に上がるという」
大阪府の中学校給食普及率、7.7%から12.3%に上がっています(笑)♪。
吹田市や富田林市で、中学校給食が始まったおかげでしょうか?
大阪府が出す「246億円」の中学校給食補助金ですが、「財政が苦しい」「年間維持費がかかる」との理由で、手を挙げない自治体もまだまだあります(八尾市もその一つ!)。
でも財政が苦しいのは、日本全国どこの自治体も一緒です!
にもかかわらず、中学校給食を当たり前のように実施して、小中学校の耐震化工事も済ましています。
これじゃ〜今までの大阪府自治体って、「一体何に税金を使ってきたの?」と問い詰められても文句は言えないでしょう。
償還不要の補助金では破壊力に限りがあると思ったのか、橋下知事は「低利で府からの貸し付け」も提案してきました♪
これでさらに中学校給食実施の輪に飛び込む自治体が増えることを、大いに期待しています。
なお松井一郎府会議員は、八尾市選挙区選出です。
八尾市に対しても大いに圧力をかけて欲しいものです♪
はっきりしたことは、数年後には大阪府の中学校給食普及率が、72.5%と関西では奈良県の70%を抜いて一番となるわけです!
この貸付金をバネにして、大阪府も我が鳥取県の中学校給食普及率77%を、ぶち抜いて欲しいものです♪