初夏の収穫!


*初夏の収穫!
私の勤務先である中小企業団体の八尾事務所内に、このようなものが置かれています♪
さて、良く見ると「じゃがいも」です!
昨日わが八尾事務所に所属している会員さんたちが、じゃがいも掘りをしてきました。
いつもこの時期に会員同士の親睦を図るために、じゃがいも掘り大会を行っています。
言うまでもなく、昨日は台風接近で悪天候もいいとこでした。
にもかかわらず、じゃがいも掘り大会を決行したわけです!
理由は「じゃがいも掘りの後、焼肉大会もするので、すでに肉を仕入れてしまっているので、中止したくてもできない」とのこと(笑)♪
焼肉大会はテント張って、雨風がしのげればいいだけぇ〜な(汗)?
なおこのじゃがいも掘り大会ですが、何ヶ月も前から種芋を植えて準備するわけです。
実際種芋植えの手伝いをした人も、「種芋植えの影響で体中が痛い」とボヤいていましたが・・・(爆)。

誰かがご親切に何袋かに分けてくれています(謝)♪
私も今年の8月で65歳を迎えて雇用再延長が終わるI先輩から、「(マツケン)事務局長も、一袋じゃがいもを持って帰れ!」と、半ば強制的?に持って帰った次第です(笑)。
それにしても美味しそうなじゃがいもちゃんです!
泥がついたままというのが良いです!
まさにこの泥は真の「調味料」だったりして(笑)♪
じゃがいもといえば、ドイツ料理の定番です。
ドイツの女の子は「じゃがいもを使っての、フルコース料理を作ることができなかったら、お嫁に行けない」という話もあるみたいなので♪
確かにドイツ料理に「Erde und Sonne(エアーデ ウント ゾンネ)」という、パレットに載った料理があります。
内容は調理された、じゃがいもとりんごが載っています。
「エアーデ ウント ゾンネ」は日本語で「大地(地球)と太陽」と言う意味です。
英語なら「アース アンド サン」でしょうか?
フランクフルトに住んでいるドイツ人友人の女の子が、「大地(エアーデ)は『じゃがいも』で、太陽(ゾンネ)は『りんご』を意味しているの。貧しくても最低(大地からの恵として)じゃいも、そして(太陽からの恵として)りんごは食べれることを願って、この料理の名前がついているの」と説明してくれたことを思い出しました。
やはり食べ物は命の源だけに、貧困救済の意味を持った料理があるのも、古今東西変わらないわけです♪
そういえば先日、イギリスのエリザベス女王が、アイルランドを訪問しましたが、大昔じゃがいもを(アイルランドから)イギリス本国に大量に持って帰ってしまって、アイルランド人が大量餓死した歴史があったとか。
植民地支配されていた、アイルランドから見れば、絶対に忘れることのできない歴史的事実でしょう!
食べ物の恨みは本当に怖いっちゃぁ〜!

手のひらからもはみ出す大きさのじゃがいもです♪
土の手触りが何とも言えません(笑)。
6月終わり近くまで鳥取市に帰ることができないので、この土のついたじゃがいもを見ると、鳥取県全体の田んぼや畑の光景が頭に浮かんでしまいます(泣)♪
地産地消が重視される昨今、鳥取市で採れたものは鳥取市で、八尾市で採れたものは八尾市で消費したら、地域循環型経済が促進され、町おこしにつながるわけです。
さらに「(農作物を育てた人の)顔の見える農業」も、地域の親睦発展や信頼性強化にも連結しているわけです♪
ただし鳥取市や八尾市からは全然遠いのですが、東日本の被災県(特に原発風評で苦しむ福島県)の農産物などは、日本国民が意識的に購入しましょう!
復興の一助になるだけでなく、風評被害(もちろん対海外においても)の撲滅にもつながりますので、本当に応援しなければ!
放射能だけでなく、津波で海水を浴びた田畑も頑張って代かきを行って、稲や野菜つくりに早速被災地の農業者の皆様は立ち上がっています!
人間とはなんて強く、たくましいのでしょうか!!
さすが強靭な体と心を作る糧である「食べ物」を育てているだけに、意識の高さと強さは本当に大したものです!
「食のインフラを壊すわけにはいかねえ」という、東北人の気質が感じられました♪