私の言語♪ 第三弾!


*私の言語♪ 第三弾!
さてもう一つの私の言語はドイツ弁、いやドイツ語です。
大学の時に初めて触れた、英語以外の外国語がドイツ語でした。
本格的に勉強を始めて12年経ちますが、平成21年(2009年)の秋の「ドイツ語技能検定試験」の5級と4級に合格(この両級は難しくない)、平成22年(2010年)春の検定試験では3級に合格しました♪
ドイツ語技能検定、略して「独検(どっけん)」は、ドイツ語圏の国である、ドイツ・オーストリア・スイスの在日大使館やドイツ学術交流会、ゲーテ・インスティトゥートが後援しています。
主催は財団法人ドイツ語学文学振興会です。
写真は独検試験の案内パンフですが、「ブレーメンの音楽隊」を意味する、ロバ・犬・猫・雄鶏の絵が「まさにドイツ語の試験」と言う雰囲気を醸し出しています。
この絵、私大好きなもので・・・・。
私が現在保持している3級のレベルは、「ドイツ語の初期文法全般に渡る知識を前提に、簡単な会話や文章が理解できる。(ドイツ語授業を約120時間以上受講しているか、これと同じ程度の学習経験がある人)」と位置づけられています。
「ドイツ語は難しい」と思う方も多いでしょう。
英語とは違って名詞に性(男性・女性・中性)があるし、人称代名詞や動詞、定冠詞や不定冠詞の人称格変化もややこしいので、「難しい」と思われるかもしれません。
でも慣れたらそんなに難しいものでもありません。
私の場合、「ドイツ人の友人を作りたい!」「商社勤めで英語が堪能(TOEICのスコア600点台!)の配偶者に負けてたまるか!」などの理由で12年間も飽きもせずにドイツ語学習を続けることができたわけです♪

独検パンフの裏面です。
ドイツ連邦共和国フラッグキャリアである、ルフトハンザドイツ航空の広告が載っています♪
ルフトハンザも独検の協賛企業なので。
でも実際はドイツ語って、簡単なんですよ!
さて自己紹介してみましょう(英語とも対比)。
(独)Mein Name ist Matsuken.(マイン ナーメ イスト マツケン
(英)My name is Matsuken.(マイ ネーム イズ マツケン
言うまでもなく、「私の名前はマツケンです」になります。
お気づきかもしれませんが「名前」を意味する「(独)Name(英)name」ですが、スペルは全く一緒です。
ドイツ語も英語も同じゲルマン系の言葉なので、似ているところも結構あります。
ドイツ語を勉強することは、半分英語を勉強しているのと同じです♪
「名前」ですが、ドイツ語ではナーメ、英語ではネーム(ネイム)と呼びますが、ドイツ語では「Name」と、まさにローマ字読みそのものです!
なおドイツ語では名詞は文中のどこでも、最初の文字は大文字で書きます。
他にも「家」は英語なら「house」ですがドイツ語なら「Haus」です。
これで「ハウス」と呼びます。
独英とも読みは一緒ですが、スペルが違うでしょ。
英語の場合「ホウセ」と読んだ方がしっくりくる感じですが、ドイツ語はスペルをローマ字読みすればいいだけです!
さらに面白いのは乗合自動車である、「バス」です♪
英語では「bus」で、ドイツ語でも「Bus」です。
「Name」と同じくスペルは一緒ですが、読みは英語は日本語と同じく「バス」です。
ドイツ語では「ブス」と読みます。
何か誤解を受けそうな・・・(笑)。
究極はこれ!
ドイツ語と英語の共通点から正反対の表現となります!
「Gift」(ギフト)ですが、日本人から見たら「ギフト」はもらって嬉しいものです♪
英語の「gift」は「贈り物」という意味なので。
ところがドイツ語では「毒」という意味です(笑+汗)!
英語の「ギフト」は「サンキュー」だけど、ドイツ語の「ギフト」は「ナインダンケ(結構です)」だっちゃぁ〜(爆笑)!!
さらにドイツ語は単語が長い!
掃除機のことをドイツ語では「Staubsauger(シュタオプザオガー)」と言います。
この単語を覚えるために私は独り言で「シュタオプ・・・」と、小声で言っていました。
私の配偶者にもきこえていた見たいで、彼女も唖然としていました(泣)。
息子も「パパ、独り言は良くない!」と文句を言っていました(汗)
それにしても「シュタオプザオガー」って、なんかウルトラマンに出てくる、怪獣の名前みたいでちゅ♪
まあドイツ語のガチガチした読みと発音はかっこいいと思いますが・・・(汗)。
他にも「Suessigkeitenn(ズュースィッヒカイテン・・・甘いもの)という単語も。
英語なら「スイーツ」が当てはまるのでしょう。
とどめの一発
「Selbstverteidigungsstreitkraefte」(ゼルブストフェアタイディッヒウングシュトライトクラフテ)。
この(ドイツ語)単語の意味が分かったら凄い!、の一言です!
日本語ではとても簡単、「自衛隊」です。
ドイツ語は単語を連結しまくって、新たな単語を作る傾向があるので、英語と比較して恐ろしいほど長い単語があるわけです。
なお「軍隊」はドイツ語で「Armee」(アルメー)です。
何て短いのだろう。
懲りずに第四弾に突撃〜!!