私の言語♪ 第四弾!


*私の言語♪ 第四弾!
写真は2年前にドイツに行ったときに利用した航空会社である、韓国のアシアナ航空さんの機内でもらった「朝鮮日報」です。
1990年代の韓国の新聞も結構漢字を使っていたのですが、21世紀には入ると漢字の使用も減って、記事も縦書きから横書きに変わっています。
もっとも漢字ばかりの中国の人民日報も横書きですが(笑)。
日本の公文書も縦書きから横書きに変わっていますが、縦書きも大切な文化なので、日本の場合新聞や出版物の縦書きは貫き通してほしいものでちゅ♪
なお私は「環太平洋地域の三大問題」として、「アメリカには国民皆(健康)保険制度がない」「大阪府の中学校給食普及率の低さ(神奈川県もだが)」「韓国の漢字普及度(漢字識字率)の低下」が挙げられると、勝手に考えています(爆)!
アメリカの皆保険の場合は、オバマ大統領のおかげで何とか改善の方向です。
大阪府の中学校給食普及率も数年後には72.5%なので、こちらも改善中です♪
韓国の漢字識字率ですが、ソウル市内の区によっては区教育委員会が作成した教科書で、漢字教育が小学生から復活しています!
韓国では「魔法千字文」という漢字学習教材が大ヒットして、さらにこれをアニメ化して欧州にも輸出するとか。
日中韓という漢字文化圏の中で、漢字普及率を下げてしまった韓国が、欧州に「漢字教育アニメ」を輸出する計画があるとは!、この教材やアニメの中では「ソン ゴクウ(孫悟空)」が大活躍です!
漢字ができる子は頭もいいという統計も韓国内では出ていますし、韓国の「漢検」も大人気です。

朝鮮日報の中にはこのような広告も!
ハンコで有名な「宝印堂」さんの広告です♪
漢字交じりで日本人にも分かりやすいっちゃ〜。
さすがにハンコはハングルではなく、漢字を使っています♪

これは平成19年(2007年)に初めて韓国に行った時に買った、朝鮮日報の中身です。
英語や中国語のほか、日本語の簡単な会話学習のコーナーもあります。
A「どう、お弁当おいしい?」
B「これ自分でつくった?」
A「うん、そう。」
B「すごいね。見直したよ。」
この日本語教室の連載頻度は知りませんが、真面目に学習したら日本語上達間違いなし?

「漢字イヤキ(イヤキはハングル)」と書かれています。
漢字に特化した学習コーナーでしょうか?
私は韓国語はしゃべれないですが、ハングルは大体読むことができます。
これが「私の言語♪ 第四弾!」の真骨頂です!
ソウル駅からホテルに向かう時、地下鉄の駅にて「あれ?、どっちの電車に乗ったらええだいや〜」と思っていた矢先に、行き先表示の看板が目に入りました。
ハングルで「シチョン」と書かれています。
即、頭の中で漢字が出てきました!
「シチョン→市庁→市役所」と、ハングルを韓国漢字に訳して、さらに日本語に訳したわけです♪
「オレが泊まるホテルは市役所方面だけぇ〜なぁ〜!、よし!この電車の乗らんとイケンっちぁ〜」
漢字は本当に便利だっちゃ〜♪
韓国語は文法が日本語と同じだし、漢字語をハングル化しているので、ハングルの解読と漢字の韓国語読みが分かれば、韓国の街歩きも怖くありません♪

朝鮮日報の社説です。
「社説」の文字はしっかりと漢字で書かれています。
なお「漢字(かんじ)」ですが、韓国では「ハンチャ」と読みます♪
見出しには「ダカオヌン 韓・中 インジョク キョリュ 1000マンモン シデ」と漢字交じりで書かれています。
カッコ書きですが、結構漢字も混ざっています(喜)!
やはり漢字は東アジアの「共通語」です。
東南アジアのベトナムも19世紀までは漢字を使用していました。
例えば「国語」はベトナム語で「クックグー」と言うみたいです。
ベトナムの首都ハノイは漢字では「河内」と書きます。
「河内」と言っても、大阪府東部の旧国名である「河内(かわち)」とは無関係です(笑)♪
八尾市は「河内」のど真ん中だけに・・・(汗)。
なお八尾市には大阪府内で最大の、ベトナム人コミュニティーがあります。
私の配偶者は海外出張でベトナムによく行っていました。
そういえば鳥取市内、県内も観光案内版にハングルが併記されとるなぁ〜。
「わらべ館」を案内する道路標識にも、しっかりハングルが書かれています。
韓国ドラマ「アテナ」のロケも鳥取県内の至る所で行われたので、韓国人にとっても鳥取県は身近な存在になっていることでしょう♪
東日本大震災の影響で、韓国を初め外国人の観光客が減っていますが、多くの韓国の方が「アテナ」ロケ地訪問で鳥取県を訪問して下さることを期待しています!