日本一広い?湖山池♪


*日本一広い?湖山池♪
再び話題を鳥取に戻します♪
やっぱり故郷の景色を見ると、本当にほっとします(笑)。
前回の記事は、書いてる私本人もストレスが溜まる内容だったもんで・・・(汗)。
9月25日(日)の鳥取砂丘秋の大清掃を終えた後、鳥取市街地の西部にある「湖山池」に行ってきました♪
この湖山池は面積が7キロ平方メートル、周囲が18キロあり「池」という名前では、日本で一番大きいと言われています。
しかし実際に調べてみたら、秋田県の「八郎潟調整池」が面積約28キロ平方メートルなので、こちらの方が日本一となります(残念!)。
八郎潟干拓される前までは、琵琶湖に次いで大きい湖でした♪
日本海との間に砂丘の砂などが堆積されて分離した池なので、湖山池は汽水湖でもあります。
写真は湖山池最大の島である「青島(あおしま)」で、周囲は2キロ弱ぐらいの大きさです。
「青島」と言っても、宮崎県の「青島」や、中国の「青島(チンタオ)とは無関係ですので・・・(汗)。
青島は架橋されているので、気軽にいつでも訪問できます♪
湖山池にはこの青島を含めて、4つの島が浮かんでいます。

島の周囲は遊歩道になっています♪
キャンプも出来ますよぉ〜!
良い天気で、本当に気持ちいいっちゃぁ〜♪

青島から西側を望みます。
向こうに見える島が「団子島」です。
さらに向こう側の岸には、「防己尾(つづらお)城跡」があります。
「石がま漁」という漁が昔は盛んで、水中に積んである多数の石(石がま)をつついて、魚を追い込み捕まえる漁です♪
昭和18年(1943年)の鳥取地震により、多数の「石がま」が崩壊して、戦後は衰退気味になったとか。
でも大切な鳥取の伝統文化なので、近年では石がま漁の保護復活、そして継承が進んでいるみたいです。
冬場に行われるみたいですので、一度見学してみたいっちゃぁ〜♪

岸辺には水草や藻が生い茂っています。
日本海と湖山池を結ぶ「湖山川」には水門があって、この影響で湖山池の水質汚濁が問題になります。
岸辺の水の色も緑色なので、お世辞にも綺麗とは言えません・・・(汗)。
でも沖合いに出れば綺麗なはず!
最近湖山池を遊覧する「屋形船」だ就航したみたいです。
大型船なら大人1500円、子ども1000円とか。
一度乗ってみたいのですが、9月に鳥取県を直撃した台風12号の影響か、屋形船が損傷したとのことで、修理が済むまで運行再開が出来なくなりました。
水上から見る湖山池、今から楽しみです!!

湖山池の北側には「鳥取大学」(右の森の中にある建物)が見えます♪
この辺は県立高校が3つ、鳥取大学付属小・中学校もある、鳥取市の「文教地域」です!

おっ、いい写真が撮れたっちゃぁ〜♪
向こうには日本海が見えます。
そして1キロ強の陸地を挟んで、手前には湖山池があるわけです。
これを見たら、「湖山池の成り立ち」が、本当に日本海から分離して出来たなだなぁ〜と、本当に痛感します。

青島の山頂?にある展望台にも登ります♪
結構急な階段でした。

展望台に幼い女児2人連れの母親も来ていました♪
展望台から見える、「大鳥取市街」および、遠景には緩やかに裾野が右肩上がりになっている、「扇ノ山(おおぎのせん 標高約1310メートル)」が見えます。
扇ノ山より向こうは兵庫県でちゅ♪
ここ湖山池は「湖山長者」の昔話でも有名です!
昔ここに大きな田んぼを持っていた長者がいて、毎年広大な田んぼの田植えを1日で終わらせることを、長者は至上目標としていました。
ところがこの年は田植えが遅れて、夕日も落ちそうになり、1日で田植えを終わらすことが困難になりました。
そこで長者は山上で扇を夕日に対して扇いで、沈む夕日を再び天高く戻させたとか。
おかげで日の沈む前に田植えを終わらすことは出来ましたが、次の日になったら田んぼが湖になっていたとか・・・。
これが現在の湖山池です。
それにしても面積7キロ平方メートルの田んぼなんて、それを1日で田植えだから、いくら昔話とは言え壮大な話だっちゃぁ〜!
何条でも植えれる大型田植え機を大量に使っても、1日で田植えを終わらすことは困難でしょう。
長者も夕日を元に戻すなど、自然に逆らうことをしたから、田んぼが湖になってしまうという形で、バチが当たったのでしょうか?
「人間は自然に逆らうな」という教訓が感じ取れます♪

湖山池も「潟湖」なので、このような干潟っぽいところもあります。
結構生き物の宝庫みたいです♪

タケノコを掘ることも出来ます♪
さて2メートル先を見ると、ああやっぱり出たか・・・(汗)。
体長60センチほどの「シマヘビ」がいました。
ヘビが苦手な私ですが、不思議と驚くことはなかったです♪
写真を撮ろうかと思ったら、シマヘビさんはさっさと逃げて行きました(笑)。
シマヘビさんも「愛郷心の強いマツケン」と気付いて、逃げたのでしょうか?
青島の遊歩道西側でも、1メートルほどのヘビさんの脱皮した皮が転がっていました。
なお私の息子は「ヘビを見たことがない」と言っています。
9月25日で10歳になったのに、これは信じがたい話ですが、ウソを言う息子でもないので(笑)♪
なお息子は巳年です(配偶者も!)。

「美」わたしたちの池。
鳥取県さん、本当に単純明快な看板です(笑)。
山口百恵の唄、「美・サイレント」を思いだしちゃいます♪
オジサンが屋形船乗り場付近で、釣り糸を垂れています。
フナとかナマズなどが沢山生息しているみたいです。
湖山池のフナは滋賀県に出荷して、近江名物「鮒寿司」に使われるとか。
湖山池の南に位置する鳥取市奥座敷である、「吉岡温泉」の旅館では、湖山池で捕れた淡水魚料理もあるみたいです。
主にナマズが使われるんでしたっけ?
一度食ってみたいっちゃぁ〜♪

青島の東側には「猫島」が浮かんでいます。
島内には神社もありますが、何を祀っているのでしょうか?
岸からは200メートルほどの近さですので、誰かが定期的に通って、神社の清掃でもしているのでしょう。
私も「大阪府中学校給食戦争で、勝利しますように」と祈っておこうっと〜(笑)!
ついでに「猫ひろしカンボジア国籍を取得して、ロンドンオリンピックカンボジア代表になれますように」とも祈ったりして・・・・。
いくら「猫島」とは言え、こじつけが激しいような(笑)。
本当に美しい鳥取の風景!
今回は倉吉市も特集しただけに、米子市シリーズ第二弾も特集したいです♪
次回は10月28日(金)の夕方から31日(月)の朝まで、3泊4日で鳥取市に帰ります!