これも「あり」だったりして♪

*これも「あり」だったりして♪
先日ある新聞の「ひと」欄を読んでいたら、長野県内で自然農法の農業をしとんさる方(男性64歳)が紹介されていました。
この方は何種類かの野菜を箱に詰めて、それを得意先の言い値で販売しているとか。
「大根1本100円」とか、決まった値段をつけないわけです。
お客さんからすれば、好きな野菜が必ず買えるしくみではありません。
この男性は「大事なのはモノとモノじゃない、人と人とのつながりだと思う。今の世の中それが薄い」と指摘。
お客さんから頂くお金は「代金」ではなく、この男性は「生活費」として頂いています。
このような「生活費」が1ヶ月10万円だとか。
10万円については「汗水流した努力を評価してもらった結果だと考えているんだ」と、この男性は語られています♪
味噌や醤油も手づくりの自給生活で、自然農法の良さを知った、長野市小諸市のお客さんも農繁期には手伝いにくるとか♪
まさに「鳥取・八尾日記」に温かい声援を送って下さるemerarud様が提唱している、「援農」が体現されています!
「お金やモノがあれば自由な暮らしはできる。でもそれが満ち足りた豊かさなのか。足るを知るってことが今大事だよ」。
小国ブータンの国王が40年前から提唱している、GDP(国民総生産)で国の豊かさを図らず、住民同士のつながりを重視した社会と国づくりを思い出しました。
ブータンは経済的に小国ですが、国民の90%が「幸せ」と実感しているとか♪
今の日本人なら90%どころか、50%の国民が幸せと絶対に感じていないでしょう。
この男性。東京の会社を辞めた若者5人ほどにも農業を教えています。
「自分の食べ物を自分で作る、農業で生きる豊かさを感じてほしい」。
素晴らしい男性の言葉で、記事の最後が締めくくられていました♪
なにか「おとぎ話」みたいな世界ですが、本来の人間があるべき姿が、どのようなものか、本当に単純明快に語られています。
「しがみつかない」「ガツガツしない」生き方を実践しているこの男性、笑顔で畑仕事をしている写真を見たら、本当に小箱に入った宝石みたいな輝きです!
前述の箱詰めの「何種類かの野菜」、これも宝石の如く輝いていると思いますよ♪
私が18年後に、どのような生き方をするべきか、新たなヒントが与えられた感じだっちゃぁ〜!
マジにこの男性のような生き方、これも「あり」だったりして♪