大阪の子どもの貧困を打ち砕け!


*大阪の子どもの貧困を打ち砕け!
11月22日(火)は仕事の合間を見て、近鉄八尾駅北東の西武百貨店東隣にある、八尾市文化会館プリズムホール」で開かれている。「八尾市小学校図工作品展」に行ってきました。
いま大阪府は府知事+大阪市長のダブル選挙で全国からも注目を浴びています♪
ただし大阪市長選挙で「橋下VS平松」の戦いで盛り上がる、大阪市内と比べたら八尾市は府知事選挙だけなので、あまり盛り上がりはないのですが・・・・(汗)。
12月2日(金)から1週間ドイツに行きますが、その前に久しぶりに中学校給食促進についても、語っておこうっと♪
八尾市立小学校の児童たちの作品でも見ながら、「大阪の子どもの貧困」について進行していきます。

(「平和」、小学校6年生の作品です♪ でもドイツの国旗がないのが寂しいでちゅ・・・)
11月16日の朝日新聞朝刊社会面に、「大阪 指針も真っ向」という見出しが載っていました。
大阪市はアジア一住み良い町」と、平松市長が胸を張っています(笑)♪
英国の雑誌の調査部門が調べたもので、世界の中で大阪市が12番目に住みやすいとか。
東京は18位でした。
なお日本では東京と大阪しか対象にならないので、名古屋市はもちろん、我が鳥取市米子市は当然論外です(笑)♪
「大阪は医療と教育がパーフェクト」と、評価されているみたいですが、如何なものでしょうかね〜?
「レストランやナイトクラブも充実している」「質のいい住宅も確保しやすい」。
まあ住宅事情なら、東京より段違いに地価が安いので、それは分かるような?

(作品の中には「お面」も。私も鳥取市立美保小学校の4年生の時に、図工の時間でお面を作りました♪)
反面PHP研究所が調べた「日本で一番幸せな県民」では、大阪府は最下位です!
なお我が鳥取県は「4位」です!
むっちゃ嬉しいっちゃぁ〜!!
1位は福井県、2位は富山県、3位は石川県と、北陸勢が上位3位を占めとるのは、大したもんだっちゃぁ〜!
「安全・安心」「生活・家族」「医療・健康」「労働・企業」の4部門で社会経済統計をもとにはじき出した順位とか♪
大阪府は「安全・安心」では引ったくりの多さ、「生活・家族」では児童虐待の多さ、「医療・健康」では東京都なら中学生まで通院入院ともに医療費無料なのに、大阪府の場合は就学前だとか3歳児までといった制限が付いています。
他の大きい県(神奈川県・愛知県・兵庫県)と比較しても、目を覆いたくなる実態です(汗)。
おまけに国保料は日本一高いとか!
「労働・企業」、これは東京都や愛知県と比べて、大阪府は中小企業の町だけに、昨今の不況の波をもろに浴びているので、失業率や有効求人倍率は我が鳥取県よりも悪い数字です。
失業率が上がり、有効求人倍率が下がると、貧困が進み、社会不安を引き起こす要因になります。
最近では東京都ですら、生活保護受給者が増えているみたいで、メトロポリタン東京ですら大変なのに、大阪府はなおさらでしょう。

(「大さかじょう」・・・小学校2年生の作品です。遠足で大阪城公園にでも行ったのでしょうか? 鳥取砂丘なら描くの簡単なのになぁ〜)
大阪府は高校の中退率も日本一とか。
家計を助けるために生徒がスーパーでバイトして、バイト先で支給されたミカンばっかり食べて、空腹をしのぐとか、離婚した母親が愛人を家に連れ込んでやりにくいとか、高校生も大変です!
高校生ならバイトできる(もちろん本業は学問であるべき!)ので、お金を自分で作り出すことも出来ます。
しかしこれが中学生や小学生だったら、そうは行きません!
鳥取・八尾日記」が常に取り上げている問題である、「大阪府の中学校給食普及率が、47都道府県で最低」、これは現在各市町村で改善の兆しが出ています。
朝日新聞の大阪版に、「給食を 公約に人気」という記事が載っていました。
大阪府も246億円の中学校給食普及のための補助金を出すだけに、各自治体も真面目に中学校給食導入に向けて、動き出しています♪
なお近畿2府4県と鳥取県や東京都などの中学校給食普及率は、下記の通りです。
数値は大阪府のみ平成23年(2011年)3月末の数字です。他県は平成21年(2009年)5月1日現在の数字です。数値は小数点以下四捨五入しています。
奈良県  69%
京都府  62%
和歌山県 56%
兵庫県  51%
滋賀県  46%
大阪府  12%

鳥取県  77%
東京都  96%
愛知県 100%
千葉県 100%
富山県 100%
神奈川県 16%
全国平均 82%
中学校給食は「東高西低」の傾向があり、神奈川県を除く東日本は普及率が高く、逆に西は近畿地方が特に低い数値となっています。
鳥取県も平均以下なので、あまり偉そうなことは言えませんが(笑)。
我が鳥取市では昭和45年(1970年)ぐらいから、中学校給食が始まったみたいです♪
八尾市在住の方が「都会の大阪で中学校給食がないのはおかしい!」と、話していましたが、まさにその通りだっちゃぁ〜!
神奈川県もなんでこんなに、中学校給食普及率が低いのでしょうか?
理由は大阪府と一緒だと思うが・・・・。

(きゅうしょく大すき・・・小学校1年生の作品です♪ 児童の手や腕の部分が凝っているでしょ♪)
大阪府は大都市ながら貧困格差が進んでおり、そのような状況下弁当を持って来れない子どもが昼食を欠食したり、栄養バランスの悪いものを買って食べたり、親からもらった昼食代をタバコ代に使ったり、または貯金したり(笑)、さらには同級生の弁当を盗んで食べる生徒もいるとか。
昼食どころか朝食も食べていない生徒も多いみたいです。
これでは空腹でイライラするし、学力や体力でも大阪府が全国でも下位なのが理解できます。
これではさすがにマズイと思って、前述の通り大阪府も中学校給食普及補助金を出して、大阪市も平成24年度(2012年)〜平成25年度(2013年)にかけて、弁当との選択制ながら「学校給食法」に基づいた給食を始めます!
ついでに「小中学校へのエアコン設置」も予算化しています♪
「ガスヒーポン」を使うみたいですが、大阪市関西電力筆頭株主だけではなく、大阪ガスの株もたくさん持っているのでしょうかね〜?
大阪府の各自治体がこぞって中学校給食実施に取り組むことは、関西のみならず、西日本の雄都としての価値を高めることにつながるだけに、もっともっと頑張って欲しいです♪

「八尾の中学校給食をすすめる会」が取り組んでいる「中学校給食実施」署名です。
私は「すすめる会」の副委員長です♪
鳥取県人の私が副委員長というのも、素晴らしい話だっちゃぁ〜!
八尾市も「中学生の昼食のあり方検討委員会」を7月から始めて、10月で終わったみたいです。
私も2回傍聴に行きました。
八尾市は学校給食法に当てはまらない「スクールランチ」に色気を出しているみたいですが、他市は「給食」を検討中もしくは導入決定だけに、八尾市が赤っ恥をかかないことを、心から祈っています(笑)。
「正義の中学校教師」であるS先生(現在は定年退職)が言うには、「いくらなんでも『スクールランチ』は導入せんだろ〜。だってそれだったら大阪府補助金を使うことができないからな。せめて吹田市の選択制給食ぐらいは」やるだろう」と話されていました。
そりゃそうだ!、だってコスト的に「スクールランチ」って、吹田市方式の「選択制で民間調理場で作る給食」、まったく一緒なんです(笑)!
「給食」を選択したら、大阪府からの補助金のおかげで八尾市の負担は半減されますので、八尾市も引き算が出来ないほど悪い自治体ではないはずだっちゃぁ〜!
なお私としては、自校調理で全員喫食が本来の給食だと思いますが、背に腹は代えられないか・・・。
我が鳥取市の中学校給食は、センター方式で全員喫食ですが、調理は市が行っているのか民間委託なのか、私でも知りません。
今度調べてみねば!

この「図工作品展」に行った最大の理由は、私の息子の絵が展示されているからです(笑)。
彼が通う八尾市立東山本小学校からも、10数人の児童の作品が出展されていました。
全校の中での「1枚の絵」だけに、息子の絵が展示されるのは嬉しい限りだっちゃぁ〜!
息子に「何でお前の絵がプリズムホールに展示されるだいや?」と聞いたら、息子は「上手いから」と発言。
う〜ん、確かに芸術的センスはオレよりもあるよな〜。
以前担任の先生と懇談で、先生が「裕希(ゆうき)君は会社員とか公務員とか、型にはまった職業よりも、クリエイターとか想像力を生かせる職業が向いていると思いますよ〜」と、えらいベタ褒め!
聞いていて親としても私が褒められているような、錯覚に陥ります(笑)。
プルルン裕希、ほんによくやった!
たまには子どもを褒めとかんとイケン♪
さて皆さんはプルルン裕希の絵を見て、感想はいかがでしょうか?
私も鳥取県に完全復帰するまで、17年と7ヶ月です。
それまでに大阪府の中学校給食普及率激増(現在進行中!)はもちろん、中小企業の育成と景気回復や国保料の改善、中学生までの医療費無料など、大阪府が東の東京都に負けない「真の西日本の雄都」になりますように(祈)。
私は鳥取県鳥取市によって、温かく育てられました♪
大阪府で生まれ育った子どもも、同じ思いのはず!
貧困がはこびる大阪府ですが、必ずや「大阪の貧困を打ち砕く!」べく、もっと奮闘せんとイケン!
鳥取県人が大阪府や大阪人のために頑張っても、いいですよね〜?