「スーパー鳥取県人」VS「Super−Berliner」(スーパーベルリンっ子)!


*「スーパー鳥取県人」VS「Super−Berliner」(スーパーベルリンっ子)!
フランク君と合流して、ベルリン市街地に突入です!
フランク君とは12年前に、ベルリンで1週間ドイツ語修行のためホームステイした時に、そこの長男とフランク君が同級生だった縁で知り合いになり、付き合いがいまでも続いています♪
当時から彼は日本語が上手くて、東京の吉祥寺にある明星学園高校にも1年間留学で滞在しています。
彼は日本語検定2級保持者です。
私はドイツ語技能検定3級保持者なので、私の方が格下だっちゃぁ〜(笑)♪
写真は旧東ベルリンの中心である、「アレキサンダー広場」です。
左の球体の展望台を持つのが「テレビ塔」で、右の高層ビルは旧東ドイツ一のホテルで、今では「パークイン」という名称になっています。
双方とも旧東ドイツが国家の誇りをかけて、建設したとか(笑)。
社会主義統一党(SED)のホーネッカー議長も、「西に負けてたまるか!」と一生懸命だったでしょう!
2年前はここアレキサンダー広場で、ベルリンの壁崩壊20周年記念展示会が行われていました。
その時もフランク君と見学に行きました♪
ほんにオレってベルリンでは、いつもフランク君と一緒だっちゃぁ〜(笑)!
まさに「鳥取県人を守る、ベルリンっ子」だっちゃぁ〜!!
この近くにベルリンの郷土料理のレストランがあって、これまたフランク君と一緒に行っています(笑)♪

ベルリン、いや旧東ドイツ地域のアイドルである「アンペルマン」です♪
なお「アンペル」とは「信号」という意味です。
写真では分かりにくいですが、信号が赤の場合男の子(アンペルマン)が両手を広げて、通せんぼしとるでしょ?
旧東ドイツの信号は、このように愛嬌があるものです(笑)。
社会主義国家と聞けば、何かいかめしい感じがしますが、結構「ほっこり」するところもあるんだな〜と、思いました♪
アンペルマンはベルリン土産のキャラクターとしても、有名だっちゃぁ〜!

こちらは青のアンペルマンです。
帽子を被って、悠々と横断しているような?
旧西ドイツに吸収される形で統一された旧東ドイツですが、旧西ドイツは法制度や教育はもちろん、この愛くるしいアンペルマンまで西と同じ無機質な絵の信号(日本もそうだが)に変えようとしました。
ところが「アンペルマンを救え!」の運動が広がり、アンペルマンは生き残りました♪
今では三つ編みの女の子版である「アンペルフロイ(ライン)」も登場しています。
そして旧西の方にもアンペルマンは進出しているとか!
旧東ドイツ国民が西に対して溜飲を下げるといえば、アンペルマン意外にも旧東ドイツの子ども向けテレビ人形劇番組である、「ザントメンヒェン(砂男)」もそうでしょう。
ザントメンヒェンは、旧西ドイツの誇る子ども向けキャラクターである、「マウス」と並ぶ人気が今ではあるのでは?
資本主義国家である日本で生まれ育った私でも、思わず「オスタルギー(東への愁愛)」を感じたりして?
周りはスターリン的な威圧的かつ画一的な建物が多く、「まさに社会主義国におるみたいだっちゃぁ〜!」と叫びそうです♪
(21年前まではそうだったのだが・・・・)。
旧東ドイツは女性の社会進出が、西よりも進んでいました。
逆に旧西ドイツは「女は子ども・台所・教会のことを大事にしろ」と、意外なほど女性に対する考えが日本と同じでした。
統一ドイツも今になってから、自らぶっ壊した旧東ドイツの保育制度を見直し始めたとか!
女性の社会進出には絶対に、保育の制度は大事だっちゃぁ〜!

昼食はフランク君お薦めの、最近開店したというビアホールに行きました。
ベルリンより500キロ離れた、ビールの都で名高いミュンヘンの「ホーフブロイハウス」を模した館内です♪
ベルリンっ子にも大人気で、夜は予約がないと入れないとか!
私(手前)は「レバーケーゼ」(蒸し焼きミートローフ・・・味はソーセージそのもの!)を食べました♪
フランク君(前)は「ブレーツェル」を食べています。
ブレーツェルはパンで、ビールのおつまみで有名です!
rika42923様、どうですか!、ブレーツェルは?
なおビアジョッキですが、ビールが1リットル入ります。
フランク君も徴兵で海軍に入っていて、「軍隊ではビールが沢山飲めて良かった♪」と語っていました(笑)♪
でも訓練も厳しく、重い荷物を背負わされて、数十キロも行軍したこともあったとか(汗)。
ドイツも徴兵制の休止を決めましたよね〜?
なおドイツではビールやワインは16歳から、ウイスキーなど強い酒は18歳から飲めます。
タバコは18歳から可能です。
私が食事をおごるつもりでしたが、フランク君は「せっかくベルリンまで僕のために来てくれたのに、あなたが払うのはダメ、絶対にダメ!、それは許されない!!」と、彼が支払うとのこと♪
フランク君は結構頑固な性格だから、ここは彼の好意に素直に甘えることにしませう♪

フランク君と大ジョッキを何杯も痛飲した後は、「Sバーン」(近郊電車)に乗って移動です♪
暗くて分かりづらいですが、このSバーン電車、京阪電鉄特急の配色そのものだったりして?
ドイツの日の出は9時ぐらい、日の入りは16時ぐらいです(汗)。

フランク君にリクエストしておいた、「シュタージムゼウム」に行きました♪
「シュタージ」とは、旧東ドイツ国家保安省のことで、東ドイツ国民を徹底的に監視(家族や恋人同士の相互監視も!)した機関です。
旧シュタージの建物を博物館に転用したわけです。
国民監視のための隠しカメラや盗聴器や、シュタージの大臣室も見学できます。
主義の左右の違い関係なしに、国民監視+弾圧はよくないっちゃぁ〜!
私も酔っ払っていて、展示内容について殆ど忘れました(笑)♪
それこそシュタージに逮捕されるっちゃぁ〜!

ペルガモン博物館など世界遺産の博物館が集積地、「博物館の島」にある「ベルリン大聖堂」です♪
ベルリンにはこれで10回行っていますが、ベルリン大聖堂にはまだ入ったことがありません。
近くにはアインシュタインの母校である、「フンボルト大学」もあります♪


ベルリン大聖堂の近くでは、クリスマスマーケットも開かれています♪
さすがキリスト教の国だけあって、この美しさはハンパではありません!
「節電」なんて、どこ吹く風!
何とも幻想的な・・・・。
鳥取市なんか、鳥取駅前に小さいクリスマスツリーが立っとるぐらいだもんなぁ・・・(汗)。

フランク君と「グリューンヴァイン」(ホットワイン)を飲んでいます♪
ほんにこの日のオレ(+フランク君)って、アルコールばっかり飲んどるっちゃぁ〜(笑)!
写真左がフランク君です。
結構いい男でしょ?
私が女性だったら、絶対に求婚しますよ〜(笑)♪
フランク君に振られたりして?
それにしても資本主義国で生まれた私、社会主義国で生まれたフランク君、東洋西洋と生まれ育った環境が違うのに、年齢も14歳離れているのに、こんなに仲良しなのは、ほんに最高だっちゃぁ〜!
フランク君も他のドイツ人友人と同じく、鳥取県に連れて行きました♪
米子市では繁華街の朝日町(あさひまち)で酒を飲んで、ダーツバーに行って、〆に角盤町(かくばんちょう)でラーメンを食べました。
なおフランク君は「焼きそば」が大好物です!、ラーメンも2年前にベルリンのラーメン屋に、一緒に行って食べました♪
さらに彼は鳥取市鳥取大丸にて、お父さんの誕生プレゼントとして、「寿」と書かれた金の杯を買っていました(笑)!
フランク君も鳥取経済に寄与して下さっていたわけです!
kawakami-2様、sawadake様、喜ばしいことでしょ〜?
ベルリン中央駅まで、フランク君は見送ってくれました。
その日のうちに、フランクフルトには戻りました。
このマツケンとフランク君との、「日独友好」がいつまでも続きますように(祈)♪