お手伝い♪

*お手伝い♪
私の職場には「事務局次長」が2人いますが、その1人であるK君(34歳)は、司法書士試験の合格を目指して、仕事に勉学に励んでいます♪
彼も学校に通って早くも1年6カ月ですが、今年の7月にはついに試験に挑戦です!
司法書士試験は超難関だけに、数%という合格率です(汗)。
それに挑戦する彼は偉いっちゃぁ〜!
私なんかドイツ語技能検定2級で、ヒーヒー言っとるだけに・・・(汗)。
K君も高度な法律的知識が付いてきているので、回りの職員も彼を頼りにしてきています♪
今回は韓国人の相続について、相談にのっています。
相続人と被相続人の「親子関係」を立証するために、相続人が韓国領事館から、戸籍謄本みたいなものを貰ってきました。
当然ほとんどハングルで書かれています。
韓国人の配偶者を持つ嘱託で働いている先輩が、「ここが『両親』の欄だから、『父』『母』と、漢字で書いておいたらいいだろ」と、K君に説明、そしてそれを法務局に持っていったら「日本語に翻訳してくれ〜!」と、懇願されたとか(笑)!
事務所に帰ってきたK君が、何と私に「(マツケン)事務局長、このハングルの戸籍、日本語に翻訳してくれませんか?」、と翻訳の依頼をしてきました。
私が前に「オレはハングル大体読めるよ〜」と言ったのを覚えていて、私を頼りにしてきたのでしょうか(汗)。
あまり大風呂敷は、広げるもんでないだぁ〜!!
でも事務局長たるもの、ここで逃げたらみんなに対して、見せる顔がなくなるだけに、一つ返事で「よっし!、翻訳してやるっちゃぁ〜!!」と、引き受けちゃいました(笑)♪
マジ大丈夫なんですかね〜?

ハングルをさっそく解読!
「ポンチェク」、これは『本籍』だな、「チョンラナムド」、これは「全羅南道」、「チュルセン」、これは出生、などなど、ハングルの読みを韓国漢字読みで考えて、意味を解読しました。
面白かったのは、ハングルで(日本国)「デハンシ」というという文字が・・・・。
一瞬「?」と思いましたが、韓国では漢字は音読みしかないだけに、「日本の『デハンシ』?、これは『大阪市』を韓国漢字で音読みにしたもんだっちゃぁ〜!」と、見事解読!
ただ不思議なの「大阪府」は、ハングルで「オオサカフ」と書かれていました。
「デハンフ(プ)」には、ならないんですね〜。
上の写真ですが、「補足ドゥンプン(マルサ・家族ドゥンチャ ポハム)」と書かれています。
カタカナ部分のハングルは、漢字が思いつきませんでした・・・(汗)。
この表題より下は、日本の戸籍謄本と同じひな型になっています。
名前はカッコ書きで漢字も表記されています♪
本籍地も漢字(ハングルなし)で書かれています。
何とか大切な部分は翻訳できたので、法務局に持っていても「親子関係」が証明できると思います。
K君に「何とか翻訳出来たぞ〜」と、数枚の訳した戸籍謄本の内容について、説明しておきました。
K君から、「短時間でここまで訳すことができるとは、凄いですね!」、とお褒めの言葉が!
ドイツ語技能検定3級は持っている私ですが、韓国語会話は全くといっていいほど出来ません(汗)。
韓国には3回行っていますが、大体漢字を使っての筆談でちゅ♪
漢字を知らんのも、実際にいますが・・・(汗)。
それでも司法書士試験合格を目指す、K君の実務のお手伝いができたことは、事務局長としての責任を果たしたわけなので、良かっただっちゃぁ〜!!
余談ですが「鳥取」をハングルで書いたら、本当に不思議な感じです(笑)♪