お弁当♪


*お弁当♪
鳥取・八尾日記」でも頻繁に書いている通り、大阪府の中学校給食普及率が急上昇中です!
平成24年度(2012年度)では23%の普及率になるとか♪
もちろん全国平均の82%と比較したら、全然低いのですが、2年ほど前の「7.7%」と比べたら、雲泥の差、月とスッポンの数字だっちゃぁ〜(喜)!
さて私は日曜出勤の時は、配偶者の純子ちゃんに昼食用の弁当を作ってもらっています♪。
理由は「家計節約」もありますが、私が戦っている「大阪中学校給食戦争」に関連して、私自身も弁当持参で「大阪の中学生の気持ち(というか中学校給食がない地域全体)」を知るためにも、弁当持参をしています。
大阪府下で保護者アンケートをしたところ、80%以上が「中学校給食をして欲しい」と回答しています♪
私も鳥取市で中学校給食の恩恵を受けただけに、これは当然の結果だと思います。
格差が子どもの間でも広がり、中小企業が多い大阪府は経済が大変で、親が1つの仕事だけでなく、いくつもの仕事を掛け持ちして、やっと食える家庭も珍しくありません。
我が中小企業団体八尾市事務所に所属する会員にも、商いをしながら夜は他の仕事に行く人がおるだけに、この経済格差+不況は、関係のないはずの子どもの成長や学業にまで悪影響を与えています。
以前「鳥取・八尾日記」のコメント欄に、大阪市の現役中学生の方から「弁当泥棒がマジにいる」というコメントを頂き、私が戦っている「大阪中学校給食戦争」は、改めて理にかなった戦いだと確信しました!
「スーパー鳥取県マツケン!、君の手で『大阪の子どもの貧困』を打ち砕け!!」と、神の声が聞こえたような心境でした(笑)♪
中学生の時は心身ともに急成長するだけに、義務教育である中学校で自治体が給食といった、「食の平等」を保障するのは当然です。
一番いいのは給食費無料化が一番です。
これだったらモンスターペアレントの心配もないし、徴収のために先生の負担が増えることもないだけに!
八尾市でも中学校給食(選択制)が導入されるみたいですが、現在の八尾市でも父兄の90%ほどは、頑張って弁当を作っています。
ただし夕食の残り物や、冷凍食品の多用、そして夏場の食中毒が心配といった声が、中学校給食アンケートから出ています。
栄養管理がしっかりされている給食、中学生にこそ必要だっちゃぁ〜!
最近は「変な給食」もあるみたいで、私もこの本読みましたが、確かに「なんじゃこりゃ!」って思うのも多々ありました。
こんな給食だったら、逆に食育どころでなくなるだぁ〜(汗)。

純子ちゃんが握ってくれた「おにぎり3個」と(左下)「サツマイモ」と(右下)「コロッケ」です。
う〜ん、やっぱり出来合いの総菜や冷凍食品に頼りがちでちゅ。
でもキャリアウーマンの純子ちゃん、私より忙しい人間だけに、これは致し方ありませぬ!
それだったら私も自分で弁当を作らんとイケン!
でもおにぎりは愛が込もっていて、美味しかったです(笑)♪
中には鮭フレークや、梅も入っていました。

こちらには「おにぎり1個」と(右)「卵とニラの炒め物」と(真ん中)「ブリ大根」が入っています。
「ブリ大根」、これは味からして、純子ちゃんの母親(私の義母)が作ったものだと思います(笑)。
私の母親には負けますが、義母も料理が上手いもんで。
出来合いのものが多いとはいえ、弁当作りは本当に大変だと実感しました!
中学校給食は親が楽したいためではなく、平等な栄養を中学生に与え、家庭では食べる機会が少ない地元の食材を賞味する、さらに中学生の時期は味覚が「大人の味覚」に変わる移行期でもあり、「食育」としてめっちゃ有効だけに。絶対に必要だっちゃぁ〜!
私が鳥取市立南中学校で、中学生をしとった時は、年に数回給食センターが点検のため休みになったので、この日は弁当持参でした。
昼食時はみんなと弁当を食べながら、「なんか鳥取砂丘にでも遠足に行っとるみたいだっちゃぁ〜!」と、級友と話していました(笑)。
なお私が入学した鳥取県立高校ですが、高校なのに「食堂」がなかったんです・・・(汗)。
まあないところが別に珍しいわけでもないんでしょが・・・。
売店でパンとかも売っていなかったしなぁ〜。
つまり高校の時は「弁当」が唯一の昼食です!
当時はコンビニもなかったし(笑)。
高校に入学した当初、今までは漫画の世界だと思っていた「早弁」を初めて見た時、妙に感激しました!
鳥取県八頭郡八東町(やずぐんはっとうちょう・・・現在は八頭町)から通っていたS君、君の豪快な早弁を食べる姿、今でもしっかり覚えとるけぇなぁ〜!
高校で食堂昼食もいいのですが、私は「高校生にこそ愛情弁当」だと思います♪
高校生になったら、特に男の場合母親と会話もせんようになるだけに(←私だけか?)、「つながり」保持のために「愛情弁当」は高校生にこそ、大切じゃないかな〜と思います。
「義務教育」は自治体が栄養管理した、まさに「大人が子どもに食べさせてあげたいものである」給食、「高校生」なら自分で責任を持って食を管理する、このような感じでしょうか?
なお「弁当」の効用ですが、いつも「鳥取・八尾日記」を温かく応援して下さっている、o-uiri様がコメントで、「香川県の滝宮小学校」のことを書かれていました。
当然給食があるのですが、年に数回「児童が自分の力で弁当を作る」日を設けているみたいです。
もちろん親の手助けはダメでしょうし、コンビニ弁当や駅弁(?)を持っていくのもNGでしょう(笑)。
福岡県の中学校でも、これと同じことを行っているはず!
年に数回弁当を自分で作ることによって、「弁当作りがどれだけ大変か。作ってくる方に感謝」の念が湧くわけです。
「食育」も幅広いだけに、「調理する人」「農作物などの生産者」「いのち」に感謝する心を忘れたらイケンなぁ〜と、ほんにしみじみ思うっちゃぁ〜!
最後に2月3日(金)の朝日新聞オピニオンページに掲載されていた、大阪府教育委員の陰山英男先生の発言に関心したので引用します♪
「また、かつて大阪府内の多くの公立中学校では、学校給食がありませんでした。給食がないと、地域や家庭の環境によっては生徒の生活がすさんで教育上よくない、と指摘したところ、橋下知事(当時・・・現大阪市長)はすぐに決断してくれて、堺市以外では給食を整備するメドが立ちつつあります」。
大阪府が中学校給食普及のための補助金として、246億円出すことは1年前に決まりました♪
その裏にはこのような話があったわけですね〜!
えらいええ話だっちゃぁ〜!