これこそ「真の洋館」!(その1)


*これこそ「真の洋館」!(その1)
我が「鳥取・八尾日記」では、「中途半端な『洋館』っぽい建物」がよく紹介されています(笑)。
さて今回は、「真の洋館」をアップしますよ〜!
写真は鳥取城跡があった、久松公園に架かる宝珠橋の上から撮影したお堀です。
向こうには鳥取県庁や鳥取県警の建物も見えます。
お堀端の街路樹の紅葉も、これまた綺麗です(o^_^o)v!!!

これが「真の洋館」であり、我が鳥取市の象徴の一つである「仁風閣」(じんぷうかく)です♪
美しい「白亜の洋館」でしょ?

仁風閣の敷地内から写した、久松山(きゅうしょうざん)の山肌です。
石垣もド迫力だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!

仁風閣の裏側です。
1階2階ともに、テラスになっています♪

仁風閣裏側にある、宝隆院庭園です。
池泉回遊式庭園だとか♪

仁風閣を南側から撮ってみました。
撮る方向によって、雰囲気が違います!

仁風閣は、明治40年に建てられた洋風建築物で、国の重要文化財に指定されています。
フレンチ・ルネッサンス様式を基調として、バロック風な軒飾りが施されています。
皇太子時代の大正天皇が、山陰地方行啓で鳥取市に来られた時に、仁風閣は皇太子の宿舎になったわけです♪
では中に入ってみましょう♪

この部屋は「御風呂場」です。
でも風呂桶は置かれていませんよ〜(>_<)。
代わりに展示物が置かれています。

各部屋にはこのような、立派な暖炉が置かれています♪


見事なシャンデリアです。
仁風閣では、鳥取県で初めて電灯が灯されました。
まさに「明治の文明開化」の到来が、ここ鳥取市にもやってきた象徴と言えるでしょう(o^_^o)v!!!
なおシャンデリアの電球は、「タングステン電球」で、仁風閣が完成した当時と同じ、電球を使っているとのことです♪
これがLED電球に変えられていたら、興醒めですもんね〜(*^^;)。


仁風閣の館内1階は、鳥取藩の藩主であった、池田家の歴史が紹介されています。
池田家ゆかりの品々も、たくさんありますよ〜♪
写真は池田仲博が、東京の「原宿屋敷」で使用していた書斎机と、ソファーです。
もちろんソファーに座ることは、御法度だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!


仁風閣の見どころである、「螺旋(らせん)階段」です。
支柱のない螺旋階段は、マジに珍しいとか!
残念ながら螺旋階段は、見るだけで上ることはできません(>_<)。


2階には「仁風閣」の扁額が掲げられています。
なお仁風閣の命名者は、日露戦争日本海海戦で、ロシアのバルチック艦隊を撃破した、東郷平八郎海軍大将で、この扁額の文字も東郷大将の直筆です!
皇太子時代の大正天皇随行していた東郷大将が、この時に仁風閣の名前を付けたわけです♪
では、その2に続きますよ〜!