やればできる!

*やればできる!
久しぶりの「中学校給食ネタ」だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
私ことマツケンは「大阪の子どもの貧困を打ち砕く」ために、日夜奮闘している「スーパー鳥取県人」ですが、長年の懸案であった大阪府の中学校給食の普及率の低さが、劇的に改善されています!
平成23年(2011年)に当時の大阪府知事だった橋下徹クンが、「246億円の補助金を出すから、これで中学校給食を始めてくれ」と、お金を出してくれたおかげで、昨年から大阪府内の自治体では、中学校給食を始めるとこが増えているんですよ〜。
2年前の大阪府における中学校給食の普及率は、全国最低の7.7%でしたが、昨年には13%と約倍増していました。
そして最新の情報ですが、今年の8月現在での大阪府の中学校給食普及率は、なんと「45%」とのことです(o^_^o)v!!!
この数字の跳ね上がりは、人口規模が大きい大阪市が、中学校給食を始めたことが大きいし、高槻市茨木市など中堅都市も中学校給食を開始したことが、とにかく大きかったと思います。
もちろん中学校給食とは言っても、大阪市茨木市の場合は「選択制」ですので、諸手を挙げて賛成できないとこもあるのですが(*^^;)。
平成27年度(2015年)から中学校給食を始める八尾市も選択制ですので、この点は私の力不足で反省しきりでちゅ。
さらなる問題点としては、前述の大阪府の中学校給食促進補助金ですが、政令指定都市である大阪市堺市には、なぜか支給されていません。
大阪市は「中学校給食大好き!」の橋下クンが市長になって、中学校給食が実現したと思われがちですが、実際には前任の市長だった平松さんが、平成23年11月に行われた「大阪ダブル選挙(大阪府知事選と大阪市長選)」で、「選択制中学校給食」を公約にあげたのがきっかけです♪
結果はご存じの通り、橋下クンが大阪市長に当選して、「中学校給食は当面は『選択制』だが、後に全員喫食に切り替えて、就学援助も適用できるようにする」となったわけです。
私は橋下クンの思想や政治手腕については、疑問点ばっかりで評価できないのですが、中学校給食促進だけは褒めているのです(笑)。
私の考えとは反する表現を敢えて書きますが、橋下クンは「教育は2万パーセント強制」と話していました。
どうもこの方(私と同じ歳ですが)は、「2万」という数字が大好きみたいです。
私の中学校給食(というか、小学校も含みますが)に対する思いは、2万パーセントなんてケチなことは言わずに、「中学校給食は無限大に強制」だと確信しとるっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
だってそうでしょ、弁当を中学校に持ってこれない生徒もいて、彼ら彼女らは昼食時間になったら、教室から姿を消す、コンビニのおにぎりやパンで昼食を済ます、水を飲んで空腹をしのぐ、他の生徒の弁当を盗んで食べる、などなどの問題が実際に起こっているのですよ〜。
せめて学校に行っている時ぐらいの食事は、自治体はもちろんのこと国も責任もって、保証せんとイケマセン(o^_^o)v!!!
以前八尾市内のある機関が、中学校給食についてのアンケートを集めましたが、その中に「都会の大阪で中学校給食がないのはおかしい」と書かれたものがあって、私はそれを見ていたく感激して、この方こそ「真の都会人」だと思いましたよ〜。
数年前までの大阪府の中学校給食の状況を見ていたら、私は改めて「鳥取市で生まれて良かった」と思いました♪
ただし我が鳥取県も中学校給食の普及率は77%で、全国平均の82%(←今ではさらに数値は上がっているはずです)よりも下なので、私も偉そうに言えないのです(>_<)。
これは鳥取県西部の米子市(日吉津村との組合立である箕蚊屋中学校と、旧淀江町立の中学校は除く)と、境港市では中学校給食がないため、これが大きく足を引っ張って、鳥取県の中学校給食普及率を、平均以下にしているわけです(*^^;)。
私の母親は米子市生まれですが、鳥取市で子育てができたので「鳥取市は『中学校給食』があって、本当に助かった」と、大喜びでした!
その米子市、そして境港市ですが、2〜3年後には新しい給食センターが竣工しますので、こちらも中学校給食が始まるみたいです。
それにしても飛龍の如く中学校給食の普及率が上がっている大阪府ですが、3年後にはマツケン試算で「中学校給食普及率92%」という数字が出ています。
この数字は東京都の中学校給食普及率98%には負けるものの、そんなに悪い数字ではないし、補助金の関係上中学校給食の実施を判断していない、堺市が中学校給食を行えば、大阪府の中学校給食普及率は、千葉県、富山県、愛知県と並ぶ「100%組」に入るわけですよ〜。
あっ、そういえば我が鳥取県米子市境港市が中学校給食を実施したら、これまた「100%組」に入れるっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
さて中学校給食の普及率ですが、全国最低だった大阪府の数値が45%となったことで、ワースト1から脱出できたことも明るみになっています。
今まで2番目に中学校給食の普及率が低かった神奈川県が、ついに最下位になりました。
大阪府の中学校給食の普及率が、7.7%で最悪だった時は、神奈川県のそれは16%でした。
でも神奈川県も手をこまねいているわけではなく、今の中学校給食普及率は24%に上がっているみたいです♪
これは政令指定都市である相模原市でも中学校給食(選択制みたいですが)が始まったのが、24%に押し上げた原動力でしょうが、神奈川県も補助金を各自治体に出すなどして、「中学校給食普及率100%」を目指して欲しいです(o^_^o)v!!!
さらに大阪府の中学校給食の急激な普及は、他の都市にも波及していまちゅ。
神戸市でも中学校給食を実施することが、ついに決まっています。
神戸市の場合は、アレルギー持ちなどの理由がある生徒を除いて、原則全員喫食にするとか♪
どこの都道府県も市町村も、財政難で大変でしょうが、「大阪府の中学校給食普及率の急上昇=府からの補助金」のおかげだけに、正しい税金の使い方のいいお手本だと思います。
どんなことでも国や自治体が本気になれば、「やればできる!」ということでしょう!

子どもは国を支える宝だけに、中学校給食実施に限らずに、教室へのエアコン設置や、義務教育終了までの医療費(入院・通院ともに)を無料化することも、これまた大切ですよ〜。
兵庫県相生市などの自治体では、「公立の保育園、幼稚園、小学校、中学校の給食費無料化」が行われていますが、これも「我が町に移住して欲しい」という、地方都市の人口減と疲弊を防ぐための政策だけに、我が鳥取市でも実行してもらいたいっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!