思うこと


*思うこと
私も今の中小企業団体に転職して、18年9か月経過しています。
でも最近思うことがあって、転業もありかなぁ〜と考えていまちゅ。
皆さんご存知の通り、鳥取県大好き!人間である私ですが、15年後の60歳までの定年を待たずに、早く鳥取に帰りたいと思ってきました。
先日大阪市北区梅田にある、鳥取県関西本部に行ってきました。
そこで事前予約してあった相談員のTさん(生まれも育ちも大阪の「大阪人」なのに、なぜか鳥取県関西本部の職員として働いています)と、鳥取へのUターンについて相談しました。
Tさんが言うには「鳥取県の求人数は、大阪府の50分の1」とのことでした(>_<)。
まあ鳥取県の人口は58万人、大阪府は880万人ですので、そのような求人格差が出るのは当然ですが(*^^;)。
なお今のところの話としては、Tさんは「まだ焦ってUターンしない方がいいですよ」とのことでした。
上の写真ですが、公益法人鳥取県農業農村担い手育成機構が行っている、アグリスタート研修事業のビラです。
この研修の3つの利点は、「給料をもらいながら研修が受けられる」「先進農家のもとで経営ノウハウを習得」「研修後の就農までトータルサポート」です(o^_^o)v!!!
なお給料ですが、月額12万円ですので、メッチャ安いです(笑)。
さらにここから国保料や国民年金所得税住民税を払わないとイケマセン(汗)。
ただし他の待遇として、住居手当が月額最大3万3千円、定住準備金(敷金礼金相当額)が9万9千円(1回のみ)、赴任旅費が2万円もらうことができますよ〜。
Tさんのお勧めとしては、「来年秋にもアグリスタート研修事業の募集があるはずですので、マツケンさん(実際は本名)もそれに申し込みして、再来年の2月から1年間研修する形にしたらどうですか」ということでした。
私は鳥取市が運営いている「とっとりふるさと就農舎」で2回農業体験(手鎌での稲刈りとビニールハウス造り)に参加したことはあるのです♪
Tさんには他の第一次産業(漁業や林業)についても話をしましたが、「漁業は私としてはお勧めできない」とのことでした。
「たとえば松葉ガニの漁は、11月〜2月の間しか操業できないので、それ以外の期間が暇になってしまう」とのことでした。
まあ松葉ガニだけが水産資源ではないので、あまり問題はないように思うのですが(*^^;)。
そして新人漁師にとって一番の関門は、「船酔い克服」でしょうし(>_<)。
なお驚いたのは、鳥取県関西本部を通じて、鳥取県にUターンIターンする方は、年間で300人もいるということだっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
もちろん製造業やIT関連、医療福祉機関など、さまざまな業種への就業を合わせての数でしょうが。

Tさんがお勧めしていない漁業のパンフ、「鳥取県の漁業ガイドブック」も頂きました。
中には先輩漁師のアドバイスが書かれていまちゅ。
以前ネット上で大阪から鳥取市の賀露港(かろこう)で、大阪の住宅販売会社から転身した方が漁業を営んでいるブログを見ましたが、これは本当に面白い話で、読んでいてホント漁業の参考になりますよ〜
下をクリックしたら「脱サラ船酔い漁師/河西信明奮戦記」を読むことができます(o^_^o)v!!!
http://benkeimaru.com/

12月18日(木)付けの朝日新聞大阪版に、「漁師しようぜ!フェア盛況」「大阪で参加者増、初の3回目」という、私にとってはタイムリーな記事が載っていましたよ〜。
興味深い記事を抜粋します。
「会場に足を運んだ人たちは様々だ。兵庫県尼崎市の会社員男性(43)は、来春に子どもが生まれるのを機に妻と話し合い、憧れだった漁師に挑戦することを決めたという。『これまで縁がなかったし、知らないことや厳しいことも聞けてありがたい機会』と話した」。
う〜ん、43歳なら私より2歳年下ですので、40歳を過ぎても就業できるのって、ホントありがたいっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
漁師の数も水産庁によると、03年は約23万8千人いたのが、13年は約18万1千人に減り、ほぼ半数が60歳以上とのことです。
でも13年の漁師への新規就業者は推計1790人で、00年代前半の頃に比べると増えてきていて、若い転職者が目立つとのことでちゅ。

Tさんは「来年の1月24日(土)に、『住む×働く×鳥取県移住フェアin大阪』という、鳥取での就職相談会を行いますので、マツケンさんもぜひ来てみて下さい」とのことでした♪
前述の通り私は定年まであと15年、配偶者との純子ちゃんと結婚したのは15年前ですので、15年はあっという間だけに、我慢して今の仕事にしがみつくのも一つの手です(笑)。
でも最近数か月はやりがいを感じないのが事実です(汗)。
純子ちゃんは「けんちゃんは鳥取で働く方がいいと思うわ。私も時々鳥取に顔見せに行くから」と、彼女の方がむしろ理解してくれているんですよ〜。
とにかく私の人生の岐路だけに、慎重に考えんとイケンのは紛れもない事実だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!