そこまでして「有名」にないたいだか!

*そこまでして「有名」になりたいだか!
カテゴリーは「私の仕事」となってますが、実際には「私の元仕事」のほうがいいと思いまちゅ。
私の元職である、中小企業団体の八尾市事務所(本部は東京・目白)では、税金や公的融資などの、様々な相談を行ってきました。
もちろん事務的な仕事だけでなく、加入している会員の管理や、各種運動もやっていました。
私も八尾市事務所には、18年3か月いましたが、そこではムチャクチャなことも、やっていたのですよ〜。
各種運動の一つに、「消費税増税反対」「業者婦人の地位向上を求める」などなどの署名集めも随時していましたが、署名がこれまたインチキなんです(汗)。
なお八尾市事務所は、署名をたくさん集めてましたので、「署名の八尾か、八尾の署名か」と言われていたようです(笑)。
署名用紙は原則1枚につき、5人分の名前+住所を書くことができます。
会員一人当たり「10人」の署名を集めることを目標にしていますが、大抵は2〜3人ぐらいしか書かれてないのです。
当然5人枠に空欄ができるわけですが、ここから先が大問題なんです!
会員から集めた署名で、空欄があるものについては、なんと!事務局員(職員)が手書きしていたのでちゅ。
それを埋めるために、他の署名用紙に書かれた氏名や住所を、空いている用紙に転記するわけです。
当時下っ端だった私も、先輩事務局員に呼ばれて、「マツケン君(実際は本名)手伝ってくれ」と言われたのです(*^^;)。
私も「下級は上級に従う組織だから仕方ない」と思いつつ、「こんな『不正』をしてまで、目標達成したいだか!」と、先輩のみならず、八尾市事務所という組織に対しても、反感を覚えました(>_<)。
署名用紙の空欄を埋め終わった後は、先輩方は喜んでましたが、これで「目標達成」したって、どこが嬉しいのか、さっぱり理解できませんよ〜。
それだったら最初から電話帳を見て、署名を書くのがいいのかも知れません♪
このような不正署名を国会に持って行って、「八尾」(市事務所)は偉い!、さすがだ!と褒められても、嬉しくないし、罪悪感を感じます(汗)。
それにしても八尾市事務所、名誉欲だけは凄いです(笑)。
時は流れて、私が八尾市事務所に入局して10年後、私は事務局長に即位しましたが、当然前述のような不正は、禁止しました(o^_^o)v!!!
このようなことを大企業がしていたら、大問題になるだけに、私が勤めていた中小企業団体が、どれだけいい加減か、よく分かりまちゅ。
私も2年前に、病を理由に八尾市事務所の事務局長を解任、大阪市都島区の事務所に追放されましたが、私が八尾市事務所から追い出されたのは、「組織をまともにしたい」という思いが、たたったのかも知れません。
私が事務局長に在職した8年(事務局長代理も含めたら、8年5か月)の間に、私は、さまざまな改革を進めました。
事務局員採用も、今までのような、会員や某党の子息しか採用しないというのはやめて、地縁血縁とは無縁の人材を採用するようにしました。
これによって硬直化した組織は、活気を取り戻し、事務局員も皆仲良く一致団結できました♪
なおこれらの事務局員は、職業安定所を通じて採用したのですが、当初は引退した嘱託職員から、私に対しての批判もかなりあったのです(汗)。
でもふたを開けたら、私の判断が勝利したので、年寄りの杞憂がどれだけ下らなかったのか、よく分かります(笑)。
残念ながら私の後の事務局長(私より5学年年下)は、他の中小企業団体の職員の息子を採用して、再び「地縁血縁主義」が復活してしまっています(*^^;)。
それと私が不満なのは、私の前の事務局長が、今でも八尾市事務所に出入りして、税理士の資格がないのに税金の相談をしている、国家資格でも公的資格でもない、「経営士」の肩書で、大きい顔をしていることです(>_<)。
この元事務局長が、国家資格である「中小企業診断士」の資格を持っているのなら、また話は変わってくるのですが。
その点私を採用して下さった、私の前の前の元事務局長は、故郷の高知県に帰って、林業をしながら地元の観光大使?もしているとのことです♪
それにしてもインチキ署名の件、「そこまでして『有名』になりたいだか!」と、八尾市事務所に対して一喝したいっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!