これこそ「義務教育」のあるべき姿!


*これこそ「義務教育」のあるべき姿!
12月19日付の朝日新聞一面に、「給食55市町村が無償化」と、書かれていました♪
私は常々、「小中学校は義務教育なんだから、給食は無料化すべき」と考えていました。
日本全国でどれだけの自治体数があるのかは分かりませんが、公立小中学校(さらに公立幼稚園や保育所)の給食無料化を進めている町は、人口増を目指して「ウチは子育てしやすいですよ」と、素晴らしい政策を進めているのです(o^_^o)v!!!
でも残念ながら、我が鳥取市をはじめ、鳥取県内で小中学校の給食費を無料化している自治体はないのでちゅ。
やはり財源的に、大半の自治体は、給食費の無料化に踏み切れないのかも知れません。
朝日新聞の記事には、教育専門家の女性が「給食無料化は大事だが、全国的にばらつきがある、中学校給食の普及を高めることが先決」と、おっしゃられていました。
幸い大阪府は今では「中学校給食の普及率は高い」のですが、これはダントツでワースト1位の、神奈川県のことを指しているのでしょう(汗)。
神奈川県でも川崎市は中学校給食を実施するのに、県都横浜市は「ハマっ子は母親が作った『愛情弁当』が一番」と、今でもふざけ切ったことをぬかしてますので、私が横浜市長にならんとイケンかも知れません(笑)。

実際公立小中学校や幼稚園、保育所で給食無料化しているとこは、「町」とか「村」といった、小さい自治体が多いですよ〜。
鳥取市や八尾市からも近い自治体で、公立小中学校+幼稚園・保育所で、給食無料化している自治体は、兵庫県相生市が有名です。
逆に相生市の西にある、岡山県境に接する、兵庫県赤穂郡上郡町(かみごおりちょう)では、(今では知りませんが)中学校はもちろんのこと、小学校でも給食がないみたいです(>_<)。
八尾市ですら結構昔から小学校給食が始まっていたのに、21世紀の現在で、小学校ですら給食がないのは、時代錯誤も甚だしく、明治時代よりも劣ります(*^^;)。
でも「小中学校で給食を実施する」という公約を抱えた候補者が、上郡町の町長に当選したので、大いに期待したいとこです♪
なお兵庫県相生市にしても、上郡町にしても、私が鳥取市に帰る時、特急「スーパーはくと号」に乗ったら、必ず通るとこだけに、親近感はありますよ〜。
義務教育ですが、憲法上では「無償」とされているものの、「学校給食法」では、給食の食材は父兄の負担となってますので、この辺が悩ましいとこです。
学校給食法は、憲法違反だったりして?
もちろん義務教育では、教科書とか教材は無料提供されますが、修学旅行費は積立の形で、結局は有償になっていまちゅ。
さらに制服(自治体によっては小学校でも「児童服・・・制服」があります)の代金も、有償だけに、これまた問題です。
「日本一かわいい制服」と誉れ高い、八尾市立成法中学校の女子生徒の制服を、配偶者の純子ちゃんに「欲しい」と、冗談で言ったら、マジに買ってきたのですが、成法中学校の制服って、4万円(ブレザー・ベスト・リボン・カッターシャツ・スカート)もするのですよ〜。
これだったらマジに裕福でない家庭にとっては、かなりの痛手です(汗)。
なお純子ちゃんは「(成法中学校の)制服を買ってから、ウチは貧乏になった」と、ぼやいていました(笑)。
だったらそれまで「金持ち」だったのかよ!
真面目な話ですが、給食では就学援助が使えるものの、制服や修学旅行では使えないので、これはマジに国にも考えてもらわないとイケマセン(:^^;)。
でも日本も高齢化社会を迎え、お年寄りからは「子どもばかりに税金を投資するのはケシカラン」という意見もあるようです(>_<)。
大阪府大阪市の前知事・市長だった橋下徹氏は、自身に子どもが7人いるためか、若年層に税金を投入して、高齢者には大阪市交通局の無料パスを有償化(地下鉄に一度乗ったら、50円負担するとか)して、老若間の分断化を図ってしまったきらいがありまちゅ。
公立小中学校や幼稚園・保育所の給食を無料にするのは、日本の未来を背負う子どもに対する投資だけに、これこそまさに「義務教育」(幼稚園・保育所は、義務教育ではないですが、公立なら必要)のあるべき姿だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!