大和の国お寺巡り(その1)♪

*大和の国お寺巡り(その1)♪
ゴールデンウイークの最中、休みが1日あったので、奈良県まで行ってきました。
目的地へ向かう電車では、途中から初老の日本人女性と、スキンヘッドで体格のいい、いかつい西洋人男性が一緒に乗ってきて、2人で外国語を話してましたが、それがなんとドイツ語だったのですよ〜。
私も「一応ドイツ語『話者』として、このスキンヘッドの男性に、あいさつぐらいしとかんとイケン!」と思い、日本人の連れ女性に「この方はドイツ人ですか?」と聞いたら、彼女はニコッとして「そうですよ」と答えてくれたので、私も簡単なドイツ語で彼と会話しましたが、ドイツ語を話すのは、2年前の8月に来日した、ドイツ人親友のフランク君と、その友達で初来日となる、ガブ君としゃべって以来でちゅ。
語学は使わなかったら錆びつくだけに、今回の電車内での出来事は喜ばしいと思うとともに、やっぱりマツケンは「ドイツ語文化圏」だと、改めて思ったっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!

さて、本文に入ります。
奈良県葛城市にある、近鉄南大阪線の当麻(たいま)寺駅で下車します。
ここから700メートル離れたとこに、目的地があるのです♪

大和の国でも有名なお寺である、當麻寺に行って来たわけです。
余談ですが、近鉄の駅名漢字は、新字の「当」、お寺の方は繁体字の「當」と、使い分けされています。
仁王門も風格があります。
なお當麻=大麻と連想する人もいるかも知れませんが、その読みの響きからして、大麻取締法で逮捕された、元女優の高樹沙耶さんが、真っ先に思い浮かびます(笑)。
それにしても高樹さん、現役の時は美しかったのに、女優業を辞めて田舎に引っ込んでからは、あか抜けないオバサンになったような気がします(汗)。

もちろん仁王門には、このように仁王様が左右に1体ずつ、鎮座しています(o^_^o)v!!!

一口に當麻寺とは言っても。内部には西南院、奥院、護念院など、複数のお寺があって、それぞれを拝観するには、300円〜500円ずつのお金を払わないといけないのでちゅ。
上の写真は仁王門から出てきたとこで写したもので、中央の屋根がある建物は鐘閣です。

當麻寺はお花がきれいなとこだと聞いてましたが、この藤棚は圧巻でしたよ〜。

當麻寺の本堂です。
天平時代の建物ですので、かなり古いのでしょう♪
なお當麻寺は、西暦612年に創建されたとのことです。

當麻寺内にある、西南院(せいないん)の庭園に咲き乱れる、ツツジのお花です。
この庭園は、江戸時代初期に造られたとのことです。

こう見たら、當麻寺の敷地内には、いくつかの寺院施設があるのが分かるでしょ?
それにしても大和盆地の景色、本当に平和そのものです(o^_^o)v!!!

とにかく美しい新緑!、これはとにかく迫力がありましたが、1か月前まではサクラがきれいだったのに、今は新緑の季節ですから、ホント日本って四季がはっきりと分かれていまちゅ。

當麻寺に来た一番の理由は、名物のボタンの花を見に来たことです。
でも思ったより花の数は少なかったです。
ボタンの花なら、島根県の中海に浮かぶ、大根島の方がはるかに圧巻ですよ〜。
それでも當麻寺はさまざまな花が、季節ごとに咲いていて、春はボタン、シャクナゲ、サツキ、シバザクラハナイカダモクレン、ナンジャモンジャ、ハンカチの木、夏はアジサイ、ハス、サルスベリ、秋はモミジ、ハギ、冬はツバキ、ロウバイ、センリョウ等々が咲いている、花どころでもあるわけです。
このようにお花が咲き乱れる當麻寺には、ブログ友であるmiyotya様にも、訪問して頂きたいです♪

五重塔も見えます。
当麻寺の護念院内には、東塔と西塔という、2つの五重塔があって、西塔は現在修復工事中で、足場などで覆われて、姿は見えませんが、東塔は美しい姿と、当麻寺すべての景色と、上手い具合に溶け込んでいまちゅ。
ゴールデンウイークの最中にもかかわらず、京都府よりものんびりとした感じの奈良県の寺社仏閣ですが、當麻寺の次も素晴らしいお寺に行ってくるっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!