民商で「増税消費税」の申告相談は不可能!

民商で「増税消費税」の申告相談は不可能!

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今年も確定申告の季節がやって来ます。

消費税は昨年10月に標準課税が10%に増税され、さらに従来の8%が軽減税率になり、ホントややこしさが従来の増税時と違い、ややこしさが出てきています。

さらに軽減税率8%の適用も、ご存知の通り、例えばコンビニでサンドウィッチとコーヒーを買って、それを家に持ち帰れば8%と軽減税率になり、店内のイートインで飲食すれば10%なんですから、新消費税の複雑さを、さらに増していまちゅ。

私がたまに行くセブンイレブンでは、初老のおじさん方が、2人仲良くワンカップの酒を飲みながら、イートインで談笑していて、まあ酒類は軽減税率がないから、全然損はしないでしょう。

このままではコンビニのイートインは、居酒屋化したりして?

民商の事務局員は、税理士資格もないのに申告相談をするのは、違法であるのは言うまでもなく、今回はそれを置いといても、「増税消費税」の相談は、民商では不可能ですよ~。

2019年1月~9月の間は、8%の税率で計算すればいいものの、10月~12月は10%で計算せんとイケンのはもちろん、標準税率の10%になるか、軽減税率の8%になるか、仕分けしないといけないので、その事務的作業からして、想像したら頭が痛くなります。

私も八尾民商に入局した翌年(1997年)に、3%から5%に消費税が増税され、1月から3月までの3%分、4月から12月までの5%分の、消費税計算を数値の入力すれば税額を計算してくれる、パソコンソフトを八尾民商も導入したものの、使い勝手が悪くって、結局は手書き計算に代わったのです。

↑のポスターの右側に写っている女性、どんな事業をされているのか分からないですが、結構可愛いです(o^_^o)v!!!

左のポスターには、「自営業はみんな金メダル」と書かれていて、今年の東京五輪を意識してのことでしょうが、民商の親玉である共産党は、確か東京五輪には反対だったような気がするし、民商の「便乗コピー」には、違和感を感じるだけに、ここは東京五輪反対を正々堂々と掲げる、ブログ友であるSPYBOY様の意見を、ぜひ聞いてみたいです♪

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それにしても民商は「中小業者」という言葉はよく使うものの、決して「零細業者」というのは使わないでちゅ。

そもそも「中小」は法人成して、「株式会社」(かつてなら有限会社も)になっているとこを指すだけに、もう少し現実に沿った文言を、考えて欲しいもんです。

なおポスターの左下に「70th」と書かれていて、よく考えたら今年は大商連(大阪商工団体連合会・・・大阪府内の民商を束ねる県連組織)は創立70年を迎えるようで、それまで府内にあった民商の前身組織を束ねるために、作られた組織なんですが、八尾民商はそれよりも3年古く、創立73年になるものの、10年後には全国47都道府県で民商の数と会員数が多い大商連+その傘下の民商も、大体は壊滅までは行かなくても、民商同士の合併を行い、何とか命脈を絶やさないようにするでしょうが、どうなることやら♪

大阪府民商とは商工業的背景は違うものの、横浜市では4つの民商が合併しているだけに、その時は私も八尾民商の事務局長でしたが、かなり衝撃を覚えました。

さて消費税については、私は10%になった時に、民商は一律8%に戻せと言うかと思ったら、その予想は完全に外れましたよ~。

今までの民商の消費税に対する姿勢は下記の通りです。

消費税3%時代・・・「消費税は廃止せよ!」

消費税5%時代・・・「消費税を3%に戻せ!」

消費税8%時代・・・「消費税を5%に戻せ!」

そして今回消費税が10%になったら、「5%に戻せ」とは、これは19年弱民商の世界にいた私ですら、予想が全く出来なかったです・・・・。

上記の流れを見たら、民商がいかに節操がない、大衆迎合ばっかりと言うのが、よく分かります♪

国にお金がなければ、消費税増税ではなく(なお消費税を1%上げたら、2~3兆円の増収になります)大企業から、内部留保金を巻き上げればいいという発想、これは民商の事務局の頭に刷り込んで、徹底洗脳されるのですが、理論的かつ根拠があることを言えない民商って、幼稚園児のお遊戯と変わらんので、こんなところに大切な税金の相談は、できるはずがないっちゃぁ~(^o)ノ!!!