ハングルと韓国漢字、そしてラーミョン♪

f:id:matsukento:20210408132603j:plain

*ハングルと韓国漢字、そしてラーミョン♪

昨日大阪市のコリアンタウンである、鶴橋まで行ってきました。

私はいつもこの「アジヨシ」さんに行っています。

隣には有名な「鶴一」さんという、焼き肉の名店があり、私も何回か行っていて、焼き肉を食べるにはいいのですが、サイドメニュー(韓国料理)を楽しむには、アジヨシさんの方に軍配が上がりまちゅ。

f:id:matsukento:20210408133604j:plain

f:id:matsukento:20210408132924j:plain

まずは豚足を注文しました♪

塩またはコチュジャンをさらに甘くしたようなタレを、豚足に付けて食べます。

私は塩辛いのがあまり好きではないので、タレばっかり付けて、豚足を食べてました。

f:id:matsukento:20210408140703j:plain

カルビスープも注文しました。

器の中にはカルビの肉塊が3個ほどあり、スープとは言え、食べ応えは十分でした(o^_^o)v!!!

ちなみに「カルビ」という部位はなくって、「どうでもいい扱い」だと、NHKの「チコちゃんに叱られる」でも紹介されてましたよ~。

f:id:matsukento:20210408144729j:plain

食事後は鶴橋駅のコリアン商店街で買い物をして、近鉄に乗って八尾市に戻ります。

上の写真は近鉄鶴橋駅内にある、「日本で一番小さなファミリーマート店」です。

f:id:matsukento:20210409032126j:plain

鶴橋のコリアン商店街では、日本でも一般的になっていて、農心(ノンシム)さんが製造している、辛ラーメンを買いました。

ただこれは韓国版なので、「ラーミョン」(ラーメン)とハングルで書かれた下には、カタカナ表記はありません。

f:id:matsukento:20210409032231j:plain

韓国も何やかんや言っても、漢字を使っている国(北朝鮮は建国時に全廃)なので、辛ラーメンのパッケージを見たら、親近感が持てますよ~。

f:id:matsukento:20210409032206j:plain

袋の裏面には、調理方法について書かれてますが、「辛」の漢字以外はハングルばっかりでちゅ。

なお日本向けの辛ラーメンは、辛さを落としているようで、辛い物が好きな私は食べる気がしません。

やっぱりせっかく韓国のインスタントラーメンを食べるのなら、オリジナルがいいですよね♪

f:id:matsukento:20210409032329j:plain

コリアン商店街のお店の韓国人女性店員さんに勧められたのは、この「ノグリラーミョン」なんです。

「ノグリ」とは韓国語で「タヌキ」と言う意味で(日本の蕎麦、またはうどんの「たぬき」とは無関係)、袋にもその絵が描かれています。

ノグリラーミョンはうどんのようなもちもちとした太麺で食べ応えがあり、出汁もイカや貝類から取った、あっさりとした辛さで、発売は1982年からですので、もう39年も経つのです。

なおノグリラーミョンに生卵を入れたら不味くなるようで、ゆで卵を入れるのがお勧めとのことです。

袋に描かれたノグリ(タヌキ)の目がハートになっていて、何か私がマミヤンを見る目と同じで、好感が持てますよ~。

f:id:matsukento:20210409032511j:plain

韓国では一番古い歴史を持つ、三養(サムヤン)ラーミョンです。

農心さんが販売している辛ラーミョンはもちろん、「安城湯麵」(アンソンタンメン)もそうですが、漢字を強調してくれているのは嬉しいです♪

ブログ友のSPYBOY様も、「今の韓国って、漢字を使っているのですか?」と、疑問を持たれたましたが、これでスッキリされたと思いますよ~。

三養食品工業さんは、1963年にこの三養ラーミョンを販売して、それには日本の明星食品さんが、無償で技術提供してくれたのが大きく、朝鮮戦争終了後に貧困にあえぐ、韓国の国民の空腹を満たすのに大いに貢献して、それは日本が終戦後、日清食品さんの創業者である、安藤百福さんがチキンラーメンを、世界初のインスタントラーメンとして、発売させたのと、社会的背景が似ています。

三養食品工業さんの現在のヒット作としては、「プルダックポックンミョン」(激辛炒め麺)が人気とのことで、私も食べてみたいでちゅ。

三養ラーミョンのパッケージに写っている、韓流スター?みたいな男性は、チャン・ドヨンというお笑い芸人とのことで、女優のチョン・ドヨン(漢字は、全道〇→女+燕)と紛らわしいです。

韓国は一人当たりのインスタントラーメンの消費量が世界一で、同国民には食文化であるスープ、つまり「湯」(タン)が受けたのが、一番の要因みたいです♪

日本みたいなラーメン専門店は4回韓国へ訪問している私も、観た覚えがなく、その点は台湾とは全然文化が違うのでしょう。

インスタントラーメンばっかり食べていたら、体に良さげではないとは思うものの、韓国のそれは食べ比べしてみたいし、私の長姉なんか自分の子どもには、インスタントラーメンを食べさせないようにしていたくせに、昔は私+次姉と一緒に、それを作って姉弟3人で仲良く食べていたのでちゅ。

その当時明星食品さんが販売していた「ちび六」、あれは小さい子どもの胃袋にピッタリで、それも美味しく、幼少期の思い出の味です。

さすが高級インスタントラーメン作りの先駆者である明星食品さん、三養食品工業さんに無償で技術提供するだけのことはありますよ~。

それにしても中学校給食普及促進者である私が、インスタントラーメンを奨励していいのか?と思ったりもしますが、でも食文化の一つだから、構いませんよね!

f:id:matsukento:20210409033337j:plain

鶴橋コリアン商店街では、コチュジャンも買いました。

辛ラーミョンを作る時、キムチと一緒にこれを入れたら、丁度いい辛さになるのです。

以前は中華の豆板醤を使ったことがありますが、韓国食材には全然合わなかったでちゅ。

キムチはちょうど八尾市の高級賃貸マンションにあったので、買わなかったですが、次回はハクサイだけでなく、さまざまなキムチを買わんとイケマセン。

それにしても八尾市から近畿日本鉄道近鉄八尾駅から鶴橋駅まで、準急電車で10分で行けるのですから、まさに韓国へのミニトリップができるのも有難いことですし、JR八尾駅から大阪環状線のJR新今宮駅まで行けば、ワンダーランドである新世界で、そこでは8500円でスッポン料理フルコースを食べることができますので、いつも八尾市をいじめている私も、いい立地に住んでいるとのことで、褒めとかんと罰が当たります♪

鶴橋は本当に面白い町で、私が韓国人店員さんと日本語でやり取りしていたら、他の同胞とは韓国語で話をしていて、当たり前とは分かっているものの。素晴らしいと思いました。

私もせっかくドイツ語技能検定3級も持っていて、ハングルも独学でそこそこ読めるのですが、日本人もハングルは全員読めた方がいいでしょうし、逆に韓国人も、ひらがなやカタカナを読めたらいいし、やっぱり日韓両国で共通するのは「漢字」で、日本では昭和58年か59年から、韓国の人名や地名は同国漢字読みにしていて、韓国でも同じ時期に、日本の人名や地名は同国漢字読みにしていますから、日本人にとって韓国語、韓国人にとって日本語は、学びやすい言語であり、お互い歴史認識で摩擦はあるものの、引っ越しはできない国同士なので、両国の偉い人はどうでもいいとしても、一般国民同士の草の根交流は、本当に大切だっちゃぁ~(^o^)ノ!!!