＊これはビックリ、でも正論かも？
来年早々に開かれる、北京冬季オリンピックは、中国の人権侵害など、非人道的＋非民主的行為に対して、アメリカやイギリス、カナダにオーストラリアも、自国の元首や閣僚などを開会式とか閉会式に出席させない、「外交ボイコット」を行うようです。
２０２４年にパリ夏季五輪が開催されるフランスはもちろん、同じくEU諸国あるイタリアもボイコットはしないようですし、中国を怒らせたくない韓国も同じくでちゅ。
私は先の東京五輪で、退屈な日々を過ごすことを、テレビを通じて強要されたから、もちろん北京冬季五輪も興味は全然ないですが、さすがに今回の外交ボイコット騒動は、興味深く見ています♪
日本はどうするのか、未だに腰が据わっていない日本ですが、意外な「援護スナイパー」が出てきました(o^_^o)v！！！
日本共産党（以下共産党）の志位和夫委員長は、「北京五輪は外交ボイコットすべき！」と、声高に宣誓しています。
私も八尾民主商工会の前事務局長であり、もちろん共産党八尾柏原地区委員会の委員も務めてましたが、それだけに今回の北京五輪は、「政治とスポーツは別」と、共産党は選手のボイコットは論外としても、外交ボイコットを自民党や公明党より先に言い出すとは、マジにびっくりですよ～。
まあ岸田政権は日中友好議員（注意・・・私は日中友好は大いに賛成です）の大臣もいますし、同じ与党の相方である公明党は、共産党以上に中国共産党べったりで、日本の共産党とは仲が悪いのに、中国共産党とは超仲良しなので、絶対に同党から「外交ボイコットをしましょう」なんて話は出ないでしょうから、岸田首相も「現金５万円＋５万円相当のクーポン券支給」をひっくり返したように、公明党の政策が結局「実現」したわけで（自民党がこだわった、所得制限も骨抜きになったし）、日本政府からも前回の韓国平昌冬季五輪のように、当時の安部首相が開会式に出席することはないでしょうが、それ相応の閣僚は出すと思います。
それにしても極右の安部元首相＋高市早苗自民党政務調査会長と、左翼の共産党志位和夫中央委員会委員長と、考え方がぴったり合うなんて、やまだかつてなかった（←「山田邦子」さんの冠番組みたい」ことです。
上の写真は東京都渋谷区千駄ヶ谷にある、共産党中央員会ビルで、永田町の自民党本部よりもでかいのです。
共産党と敵対する組織は「代々木」と、同党のことを指しています。
共産党と中国共産党の関係は、とにかく複雑で、中国共産党が毛沢東のもとで文化大革命を起こした時に、共産党はそれに抗議して交流を断絶、確か１９９８年ぐらいに双方の共産党は関係修復はしたものの、どうもぎくしゃくした感じだったようで、最近共産党は中国共産党とも距離を再び置き始め、今回の外交ボイコット促進になったわけでちゅ。
私が勝手に思っていることですが、共産党も奇麗ごとで「スポーツと政治は別」と言ったら、堅気の日本国民から「やっぱり『共産党』つながりだ！ 打倒共産主義！」と言われかねないので、このような態度になったと考えたものの、共産党の本気度はマジに感じられましたよ～。
共産党の意外性＋面白いとこは、北方領土奪還については、国後島、択捉島、色丹島、歯舞諸島といった、右翼のお兄ちゃんお姉ちゃんが要求する「四島」だけではなく、「全千島諸島奪還」を要求していて、これは日本の公党では自民党でも言わないし、程度低すぎの維新の会も同じくで、共産党はちょっと間違ったら保守、いや極右の面もあり、まあだからこそ戦前は治安維持法で徹底的に弾圧されて、今でも公安調査庁や公安警察に監視されているのかも知れません。
もちろん小池晃書記局長（他党で言う幹事長に相当）も、同じく北京五輪外交ボイコットを求めています。
まあ「民主集中制」という名の下ですから。一応党員全員は同じことを言わんとイケンといった、暗黙の掟がありまちゅ。
志位委員長も党首を２０年以上も続けてますが、多分その次は小池書記局長もいるし、他にも若い人材が意外と共産党にはいるので、党員は年寄りばっかりなのが意外です・
その点では立憲民主党よりかはマシ？だったりして？
今回の共産党の北京五輪外交ボイコット、吉と出るか凶と出るか、元党員の私でも分かりませんが、久しぶりに共産党がさほど悪くない仕事をしたのは、確かだと思うっちゃぁ～(^o^)ノ！！！
