夜勤終了後の「乗り鉄」! なかなかできない体験に感動したっちゃぁ~!

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*夜勤終了後の「乗り鉄」! なかなかできない体験に感動したっちゃぁ~!

昨日1月8日は、夜勤が終わった後、近鉄布施駅から電車に乗り、八尾市とは正反対行きに向かって、大阪上本町駅まで行きました。

その時の時間は9時51分、その9分後には楽しい出来事が始まるのですよ~。

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大阪上本町駅から、八尾市の近鉄信貴山線の終点である、臨時の直通準急に乗るのが、今回の目的だったのです。

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電車の方向幕には「大阪上本町信貴山口」というのがないので、このような昭和時代の雰囲気を漂わせる、行き先サボが付けられていまちゅ。

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終点の信貴山口駅は、奈良県生駒郡平群町信貴山にある、朝護孫子寺への大阪方参拝玄関口なので、ゆかりがある虎さんのヘッドマークも付けています。

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前述の通り、方向幕は何の表示もされていないです。

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信貴山線直通の臨時準急は、今年が寅年なので、お正月三が日と、三連休の1月8日~10日の間運行されて、かつて昭和42年(1967年)までは、定期運行されていたみたいですが、廃止になってしまい、近年では2010年の前回の寅年、2018年には西信貴ケーブルカー開業88周年+八尾市政施行70周年の時に、この大阪上本町駅から信貴山口駅までの、直通準急が運行されていたみたいですよ~。

乗車位置を示すものも、臨時便だけに取って付けた感じもしますが、結構丁寧な作りです。

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なお信貴山口駅行きの直通準急は、たったの2両編成なんです。

近鉄大阪線河内山本駅から分岐する信貴山線は、ホームの長さの関係上、2両編成以下しか入線できないのです。

そのため先に書いたように、昭和42年で「2両編成では輸送力がなさ過ぎ!」ということで、信貴山口駅への直通は廃止されたのです。

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とにかく珍しい車両なので、撮り鉄の方々がたくさんいました。

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御覧のように、2両という短い編成で、近鉄の本社がある大阪上本町駅には、今では似合わないものの、私としては新鮮な思いがしました♪

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2両編成なので、車内はかなり混むかと思ってましたが、意外と空いていたので、私も座ることができました。

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これは凄い!

滅多に乗れない信貴山口駅行き直通準急の、車内アナウンスを録音するために、このような細工をしていた方もいましたよ~。

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臨時準急は近鉄大阪線俊徳道駅を通過して、我が母校の近畿大学が見えてきます。

それにしても近大って、東大阪市の本部キャンパスだけでなく、奈良県和歌山県広島県にも学部を持っていて、本当にでかい総合大学です。

福岡県の九州工学部は、今でもあるのだろうか?

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近鉄大阪線を爆走、と言いたいとこですが、直通準急は臨時電車のため、布施駅~近鉄八尾駅間はノロノロ運転で、たぶん時速30キロぐらいだと思いまちゅ。

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近鉄八尾駅を出発直後です。

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河内山本駅に着きました。

ここで直通準急は10分間停車で、撮り鉄の方々は車外に出て、撮影しまくりでした。

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河内山本駅からは、大阪線と離れて、支線の信貴山線に入ります。

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御覧のように、信貴山線は単線です。

私は鳥取県人なので、単線は珍しくもないのですが、なぜかホッとするのはなぜだろうか?

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八尾市東町辺りを走行中で、純子ちゃんの実家の近くなんです。

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国道170号線(大阪外環状線)を超えたら、もう雰囲気が違います。

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直通準急の終点である、信貴山口駅に着きましたよ~。

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直通準急様、楽々大阪上本町駅から信貴山口駅まで移動させてくれて、ありがとうございました♪

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サボも「信貴山口→(河内)山本」に交換されています。

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信貴山口駅からケーブルカーに乗り換えて、山上の高安山駅からバスに乗り換えたら、朝護孫子寺がある信貴山に行けますよ~。

私は12時に用事があったので、ケーブルカーには乗りませんでした。

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信貴山口駅の駅舎です。

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駅の周辺は家は結構多いのに、お店らしいのは酒屋さんぐらいです。

それと子ども服のミキハウスさんの創業者である、木村さんの家もこの近所なんです。

余談ですがその木村さん、元は八尾民商の会員だったみたいでちゅ。

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信貴山口駅舎の脇には、花壇もあってお花ちゃんが美しく咲いていました。

どんな花か分からないので、ブログ友のmiyotya様に教えて頂きたいです♪

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八尾市広報板と八尾市民憲章の看板も立っています。

私の本籍は鳥取市古市67番地ですが、住民票は八尾市に置いていますので、私は一応八尾市民なんです。

鳥取市に住民票を戻そうと思ったことがありますが、八尾市名物「無料でゴミ袋配布」の関係もあり、なかなかそれができない、私もシャバ僧かも知れませんよ~。

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信貴山口駅の背後には、生駒山高安山信貴山の山系が広がっています。

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高安山の山頂には、気象用の大阪レーダーもあります。

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信貴山口駅の隣には、このような廃屋もありました。

駅前の一等地なのに、何でこうなってしまったのだろうか?

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理容室もあったみたいで、今ではこんな状態でちゅ。

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信貴山口駅のトイレですが、さすがに男性小用のものは、令和の時代では希少ですし、大用のは汲み取り式、さすがにこれには驚愕して、「マツケン三都市」の中で一番人口+人口密度が多い八尾市なのに、聖地鳥取市は別にしても、人口が10万人しかいない可児市にも都市格で負けるのは、このトイレを見たら分かるし、大近鉄の駅にしては、あまりにも「?」と思いますよ~。

汚い写真をアップして、申しわけないです(汗)。

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とは言っても信貴山口駅は、面白いワンダーランドなので、いつでも行きますよ~。

たぶんこの辺りなら、家賃もだいぶ安いでしょう。

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近鉄信貴線は「山岳路線」で、同社ではケーブルカーを除けば、40パーミルの急勾配路線(1キロで40メートルの高低差)でなんです。

なお信貴線の最高速度は、時速65キロで、まあ3キロにも満たない路線なので、高速運転する必要はないでしょう♪

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信貴山口駅では、直通準急の「お祝い」のためか、さまざまな鉄グッズが売られていました♪

私も直通準急サボを模したキーホルダーを買いましたよ~。

これは希少品だと思いますので、袋から出さずに観賞用として楽しむつもりです。

それにしても今回の壮大な「乗り鉄」記事、やっぱり私って鉄道が好きなんだと、改めて思った次第だっちゃぁ~(^o^)ノ!!!