「米子駅」


*「米子駅
米子駅に着きました♪ 米子市と言えば「山陰の大阪」と言われるぐらい商業の盛んな町でしたが、さすがに今では郊外の大型店の影響で、中心市街地は寂びれきっています。中心部にある山陰地方では珍しい長いアーケード商店街も、維持費がかさむために、屋根を撤去するらしいです。
大阪人の友達に米子市は山陰の大阪と言われていると話したら「大阪が色褪せて見える」と言っていました(爆)。
米子駅は番線が6つあり、山陰地方の駅ではもちろん最多です。駅の南には車両基地もあり、山陰地区を走る気動車はもちろん、JR貨物保有のEF64も寝ています。鳥取県内で貨物列車が走る区間伯備線ぐらいになりました。
近づく冬に備えてか、除雪車も姿を現しています。

米子駅0番ホームです。形状は行き止まり式で、ここからは境線の列車が発着します。
ゲゲゲの鬼太郎」作者である水木しげる先生の故郷境港市に向かう路線だけに、境線列車も「鬼太郎列車」が大活躍です!
水木しげるロードも観光客で大賑わいで、今や鳥取砂丘や大山、県内各地の温泉を凌ぐ観光地に成長しました♪ 
なお米子駅の別名は「ねずみ男駅」で、境線各駅には妖怪の名前がついた愛称が設けられています。米子駅0番ホームは「霊番」乗り場となっています! 
なお分かりにくいですが、写真中央の黄色い看板に「ラーメン」と書かれていますが、なぜか字の向きが逆です。何か意味があるのでしょうか? 
鬼太郎たち妖怪の霊魂の影響だったりして(汗)。

米子駅の駅本屋裏です。完成したのが昭和40年代早々なので、いかにも「昭和の造り」という趣があります♪

米子駅内には、JR西日本米子支社があります。国鉄時代は米子鉄道管理局、つまり米鉄局(べいてつきょく)がありました。
鳥取駅や松江駅を凌ぐ「鉄道の町」でございます。境線の後藤駅にはJR後藤工場もあるし。
しかし国鉄民営化後は合理化で米子市の人口が減りました(汗)。

米子駅全景です。ご覧の通り大きいビルとなっています。
高架化された鳥取駅や松江駅という、山陰両県の県都の駅とは違う、重厚さを感じます。
良し悪しは別にして、ほどよい威圧感もあり、旧社会主義圏の国にある建造物みたいです! 本当に旧東ドイツの東ベルリンにある「カールマルクス通り」の両脇にある建物そっくりだっちゃ!

正面からも米子駅を写してみました。
6階建ての駅舎は当時の鳥取県内の建物では結構高層建造物だったことでしょう(笑)。
しかし「YONAGO STATION]のローマ字だけの駅名表示はいかがなものでしょうか? ローマ字が読めない人が見たら、ここが米子駅か分別がつかなかったりして(爆)。
なお以前は屋上に「米子駅 YONAGO STATION」と文字自体が立てられていました。