山陰本線


山陰本線
鳥取駅を14時2分に出発する、快速「鳥取ライナー」です。この便は米子駅に15時46分で、同系列としては遅い部類に入ります。
鳥取駅〜米子駅間で通過する駅は8つしかない(なお同区間は24駅あります)ので、104分もかかるのでしょう。
鳥取駅〜米子駅間の山陰本線営業距離は92.7キロですので、私が乗るとっとりライナーの表定速度は時速53キロです。なおとっとりライナーの最速便は、85分で米子駅から鳥取駅を走破しています。この便なら表定速度時速65キロです♪ 
以前は79分で走破する便もありましたが、尼崎の福知山線脱線事故以来、山陰本線も余裕のあるダイヤ設定になったのでしょう。
私はいつも思うのですが、とっとりライナーの停車駅を統一してほしいものです。酔っ払いじゃあるまいし、「千鳥停車」じゃ紛らわしいです。なお私が提案するとっとりライナー停車駅統一案は次の通りです。
鳥取鳥取大学前・浜村・青谷・松崎・倉吉・由良・浦安・赤碕・大山口・伯耆大山・米子
これらの停車駅選別基準は、現在特急が停車する駅はもちろん、かつて急行が停車していた駅も入れています。ところがかつて特急の一部も停車していた松崎駅を通過する便があるのにはビックリです。急行は必ず止まっていた由良駅大山口駅にしても同様です。
まして由良駅は「名探偵コナン」の作者青山剛昌の出身地で、コナン通りで町おこしもしているだけに、何とかして欲しいものです。松崎駅も東郷温泉が目の前だけに当然です! 
以前鳥取県の地元紙である「日本海新聞」の読者の投稿欄に掲載されていた「鳥取駅〜伯耆大山駅の複線化を」は同感です!特に鳥取駅〜湖山駅(正確には鳥取車両支部、かつての西鳥取運転区)は「複線」(実際は鳥取駅が高架化する前に使っていた線路は、回送用の引込み線として使用)なので、すぐにでもこの区間は複線化可能だと思います。
特急と快速を1時間に1本、普通列車は日中でも30分に1本にすれば、車に頼らない生活につながり、環境保全にもなります。真面目に考えてほしいもんだっちゃ!
話は本題に戻して、とっとりライナーに使用されるキハ126系は、2両一組で運行されます。1両当たり450馬力ディーゼル機関が1台搭載されていますので、1編成900馬力ということです。
車両は新潟トランシス製で、機関はキハ187系と同じものです。1両に1台積むか2台積むかの違いだけです。
鳥取駅を出発後一気に加速して、千代川(鳥取砂丘に砂を運んだ大河)のトラス橋を轟音をたてて通過して、右手に鳥取車両支部が見えてきました。
ここでなんと!今年11月にキハ181系はまかぜの後継車両である、「キハ189系」が止まっていました。生でキハ189系を見るのは初めてです!残念ながら写真はありません(爆)。
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大山口駅を通過すると左手に大山が見えてきます♪

伯耆大山駅伯備線と合流します。ここから米子駅安来駅までは複線区間です。列車撮影地点としても有名な、日野川橋梁を通過しています♪
ここまで来たら米子駅は目前です!