頑張れ!福島50!!

*頑張れ!福島50!!
東京電力福島第1原子力発電所の問題は、世界が固唾を呑みながら注視されています。
放射能の影響で在日外国人も日本から脱出、各政府も民間機や軍用機で自国民脱出に力を入れています。
放射能が排出されている福島第1原発ですが、原子炉を冷やすために自衛隊、警察、消防が決死の覚悟で自身の危険を顧みず、奮闘している姿には頭が下がる思いです。
ヘリコプターからの海水投下や地上からの放水、とにかく原子炉を冷やさないと大変なことになるのは、世界中の国民の共通することです。
朝日新聞に書かれていましたが、「戦前の軍事政権時代の日本や、独裁政権の国なら危険な任務も上から押しつけることもできるが、今の日本は違う。でも特殊性のある任務は自衛隊などがやらねば」と言う意味合いのことが書かれていました。
福島第1原発の職員も地震後退避した社員がいて、50人が最後まで残っていた影響か、欧米では無名の英雄である「福島50」と報道されているみたいです。
その後東電だけでなくほかの電力会社社員、自衛隊、消防、警察などが応援に入り、今では250人ほどが福島第1原発を救うために奮闘しています。
菅首相も「このままでは東日本が消滅してしまう!」と焦りを感じており、人海戦術で困難な事態を打破しようとしています。
自衛隊、警視庁、東京消防庁の皆様は決死の覚悟で福島第1原発を守るために奮闘しています。
大阪市消防局も後方支援で福島に出発したとのこと。
大阪市消防局の隊員は士気高く「国難を乗り越えるために自ら志願」とのことです。
日本という国を守るために、上からの命令ではなく志願して国難に立ち向かう、なかなかできることではありません。

「それが仕事」と一言で片付けられるものでもないでしょう。
日本人の緊急時の団結力は、本当に世界に対して誇れるものだと確信しています。
私は鳥取県人ですが、もし鳥取県で大惨事が起こった場合、例えば鳥取県内に原発があったと仮定して、地震で福島第1原発のような事態が起こったとしましょう。
私が自衛官、警察官、消防士、中国電力社員といった立場の者だったら、自分の命も顧みずに、危険な任務と分かっていても手を挙げると思います。
福島第1原発を守るために奮闘している関係者の方々も、日本という国を壊滅させてはならない思いで奮闘しています。
「国敗れて山河あり」という言葉もあります。
戦争で負けても、故郷の山河は変わらず温かく迎えてくれた、という私の大好きな言葉です。
日本の国、そして故郷を守るためみんなが命を懸けて奮闘しています。
想像のつかなかった今回の未曾有の大惨事ですが、大津波原発事故がさらに不安を増幅しています。
日本の国を救うため、東北地方の被災地で活躍する諸関係者はもちろん、福島第1原発を守るために奮闘されている皆様に一国民として、激励と感謝の言葉を申し上げたいです。
「必ず福島県、そして日本を救ってくれることを信じています!」