マジにびっくり!!

*マジにびっくり!!
4月25日(水)11時20分ぐらいに、ウチの事務所に通りすがりの方が入ってきて、「『八尾商業○○』はどこにありますか?」と訪ねてきました。
社会保険労務士のT先生が対応していましたが、直に「事務局長〜、『八尾商業○○』って、知ってますか?」と聞いてきましたので、ぱっと玄関のカウンターに目をやると、西洋人の男性の方でした♪
私は西洋人を見ると、ドイツ語で話しかける習性があるので、「Ich weiss es nicht」(分かりません)と返答しました。
私が席から立って、その西洋人の近くまで行って、「八尾商工会議所のことじゃないですか?」と言ったら、西洋人は「そうそう!、商工会議所でした!」とのこと。
そりゃそーだ。「八尾商業○○」という団体、聞いたことがないもんで・・・・(^^;)。
私は西洋人に「どこの国から来られたんですか?」(なおこの西洋人、日本語ペラペラで、訛りすらありません!)と聞いたら「ドイツです」と返答。
「ふーん、どいつか」。
いや、待てよ?
「え〜!!、あのドイツ、ドイチュラントの出身ですか〜!!」
だから私がドイツ語で「分かりません」と言ったた時に、ニヤ〜っとしとったんだぁ〜!
私は冗談で言ったつもりだけに、まさに「嘘から出た誠」(←この表現って、違うような?)だっちゃぁ〜!
すかさず私の頭もドイツ語モードに!
マツケン)「Wo ist ihre Heimstadt」(あなたの故郷はどこですか?)。
(ドイツ人)「Ich komme aus Berlin」(私はベルリン出身です)。
マツケン)「Wie lange Sie in Japan bleiben?」(日本にはどれぐらい滞在しているのですか?)。
(ドイツ人)「(20)Zwanzig Jahre」(20年です)。
マツケン)「Wo wohnen Sie in Japan?」(日本ではとこに住んでいるのですか?
(ドイツ人)「Tottori](鳥取)。
マツケン)「Ich bin ueberrscht!!,meine Heimstadt ist Tottori auch!」(驚きだっちゃぁ〜!!、私もまた鳥取が故郷なんですよ!)。

でもよく聞いてみたら、鳥取ではなく、
兵庫県の北西端にある、兵庫県美方郡新温泉町の、旧浜坂町の「久斗山」地域に住んでいるとか。
ありゃ〜、残念・・・・(^^;)。
ただし鳥取市には「ジャスコに買い物に行ったり、(鳥取県立)中央病院に行っています」と、ドイツ人は答えていました。
まあ兵庫県美方郡から見たら、同県の神戸市や同じ近畿地方大阪市に行くよりも・・・・、
一番近い「大都会」は我が「鳥取市」だけに(^o^)/!
私もドイツ人を商工会議所まで、車で送ることにしました♪
見知らぬ八尾市の片田舎を歩いとって、車にはねられたら日独の国際問題になるっちゃぁ〜(^^;)。
最近は京都市祇園や、同じく京都府亀岡市で悲惨な事故が起こっとるだけに、マジに気をつけんとイケン!
車の中でも「Was sind Sie von Beruf?」(ご職業は何ですか)。
と聞いたら、「Tempel」(お寺)と答えてきました。
どうも僧のようです。
確かに頭は坊主だし、服装も甚衛兵みたいなのを着ていました(笑)♪
車の中でも「Wie heist Ihr arbeitsplatz?」(あなたの職場(つまり、お寺)は何という名前ですか?)と聞くと、ドイツ人は一瞬「?」という顔をしていましたので(私の文法+発音が悪かったんだろうか?)、「Zum Beispiel、KIYOMIZUDERA(清水寺)、KINKAKUJI(金閣寺)」(たとえば、清水寺金閣寺)と、私が寺院名の名前を出したら、ドイツ人も分かったようで「安泰寺(あんたいじ)」と答えていました♪
(ここから先はドイツ語で会話したことも、日本語で書きます)
以後の車内での会話内容は、下記の通りです。
マツケン)「私はドイツ語を13年勉強していますが、未だにヘタクソです。ドイツ語は難しいです。日本語は簡単だけど」
(ドイツ人)「いやいや、Sehrgut(とても良い、ベリーグッド)ですよ」
(ドイツ人)「ドイツ語はどこで勉強されましたか?」
マツケン)「NHKのラジオドイツ語講座(まいにちドイツ語)です」
マツケン)「ドイツにはあちこちに友人がいます。ベルリン、フランクフルト・アム・マインシュトゥットガルトハンブルグなどなど」
(ドイツ人)「おっ、ドイツ中に友達がいるんですね」
マツケン)「今週の金曜日に鳥取市に帰りますので、あなたのとこ(新温泉町)を訪問したいのですが」
(ドイツ人)「あっ、その時は東京に行くんですよ」
マツケン)「それは残念」
さて、商工会議所に到着です♪
最後に私が「Kann ich nehme Ihre Adresse und Telefonnummer haben?」(住所と電話番号を教えて頂けませんか?」と聞いたら、紙になんと漢字で住所を書いているではないですか!
それも字が私よりも綺麗だっちゃぁ〜!
Vorname(ファーストネーム)は「NUELKE」(ネルケ)様でした♪
なお名前の「UE」ですが、実際は「U」の上に点々が2つ乗った、ドイツ語のアルファベット文字である、「ウムラウト」での表記です。
私も名詞を渡しましたが、「お〜、マツケン(実際は本名)ですね〜!」、えっ、ネルケさん漢字も読めるの?
マジ凄いっちゃぁ〜(^o^)/!
漢字文化圏である韓国では、今でこそ漢字教育に熱が入っていますが、たまに地名ですら読めん方もおったのに、非漢字圏であるドイツ出身のネルケさんが、漢字堪能とは・・・。
伊達に日本に20年も住んどらんっちゃぁ〜!
分かれる時は、ネルケさんは「Auf Wiedersehen」(さようなら)、マツケンは「Tscuess」(バイバイ)と返答しました。
いや〜、まさかこの日ドイツ語会話をすることになるとは、夢にも思わんかったっちゃぁ〜!
事務所に帰ったら、T社会保険労務士先生から、「(マツケン)事務局長のドイツ語、初めて聞きましたが、えらい流暢でしたよ♪」と、お褒めのお言葉が!
実際はそんなこと全然なく、かなり詰まっていましたが・・・(^^;)。
この素晴らし出会いの話を母親に電話でしたら、母親も「それはすごい、『中央病院』とか鳥取市の施設名前が出てくるのがいい」と感想を述べていました。
それにしても「中学校給食からドイツ語まで」、幅広い分野を網羅しとる「鳥取・八尾日記」、自分で言うのもなんですが、マジ大したもんだっちゃぁ〜!
ネルケさん、今日はほんに有難かったっちゃぁ〜!、是非とも兵庫県美方郡新温泉町で、再会したいっちゃぁ〜(^o^)/!!」


追記
ネルケさんについて、ネットで調べたら、かなりの有名人みたいです!
昨年は本も出しています。
私の事務所に来たのも、神様のイタズラだったのかも?