鳥取旧市街地の「美」


鳥取旧市街地の「美」
鳥取市は城下町ですが、現在城下町を思わせるものは意外と少ないです。、松江はかなり多いのですが・・・(汗)。

この原因は鳥取市が昭和18年の大地震で大きな被害を受けたこと、駄目押しとして昭和27年の大火で旧市街地がほぼ焼けてしまったことが原因です。
栗谷町や馬場町、上町など山の手の方は地盤が強かったおかげで、大地震の時も建物は比較的倒壊する家も少なく、大火では火の粉も飛んでこなかったので、古い町並みは残っています。
私も山の手の通りを自転車で走るのが大好きです♪ 最近では武家屋敷の岡崎家邸が話題になっていました。
上記の写真は鳥取駅前(正確には鳥取駅前の辺は「駅前通り」です。名前そのままで・・・)から鳥取県庁まで南北に縦断する「若桜街道」で、旧袋川に架かる「若桜橋」です。大阪で言えば「御堂筋と淀屋橋」という感じでしょうか(笑)。
言うまでもなく鳥取市内一の目抜き通りです。でもこの若桜橋の欄干、面白いでしょ。端っこがグルグル巻きになっています。八尾市にはこのような欄干はもちろんありません。おそらく全国的にも珍しい形でしょう。
大阪市堺筋にある北浜の「ライオン橋」も面白いけど。

若桜橋南側から鳥取駅方面を望みます。ご多分に漏れずに鳥取市中心市街地も日曜日だというのに、このように閑散としており、疲弊した地方都市そのものです(泣)。
民主党の代表選で敗れた小沢サンが、さびれる地方都市について指摘した通り、何とかしてほしいものです。昔は日曜日なら通行人が肩をぶつけながら歩いていたものですが。
もちろん八尾市のファミリーロード(沢の川+御坊前商店街)もまったく一緒の状況です。逆に郊外の大型店は大繁盛で、道はは渋滞! これが本当に正しい「地域経済およびまちづくり」のあり方だろうか?

若桜街道より栄町を西に入ったところ(昭和中通り)にある丸い建物です。昔はこれ医院でした。小さい時に診察で入った覚えがあります。
今は無人ですが管理がしっかりしていますので、中には入れません。それにしても鳥取市で丸い建物は珍しいっちゃ!


逆に八尾市は「丸」が大好きで。市役所10階にある市議会も「丸」、市役所前の守衛所も「丸」、八尾市立曙川中学校のある建物も「丸」でした。なぜ丸い円形にするのかはまったく不明です(大爆)!

旧袋川沿いの桜土手で、トスク本店(昔で言う「鳥取生活センター」です)で買った、420円の煮魚弁当を食べました。
それにしても今のトスクに夏恒例の「お化け屋敷」はあるのだろうか? 小学生の時はよく行ったものです。今見れば単なる子ども騙しにしか感じないだろうが(笑)