「月100円」「年1200円」、セコすぎ!

*「月100円」「年1200円」、セコすぎ!
私は民商民主商工会)に19年弱勤めてましたが、その中でもいろいろ理解に苦しむ出来事がたくさんありました。
八尾民商の事務局長を勤めていた時、民商の機関紙である「全国商工新聞」(週刊紙)が、月額400円から、100円値上がりして500円に改定するという時に、大騒ぎが起こったのでちゅ。
八尾民商では毎月26日(その日が土日祝日なら、開催日は変わります)に機関会議である、常任理事会を開きますが、たかが月に機関紙代が100円値上がりするということだけで、常任理事会の時間を大幅に割いて、「全国商工新聞値上げ反対!」の話題になってしまったのですよ〜。
この時に出た意見は「全国商工新聞を週刊から、10日に1回の発刊にすればいい」「カラーページを廃止すべき」などなど、非建設的で疲れる話が延々と出て、事務局長の私もうんざりしました。
それにしても1か月で100円の負担増になって、生活苦になるほどのものだろうか?
年間なら1200円の負担増ですが、それでは築地の高級アジフライ定食も食べれません(>_<)。
私は金銭感覚が江戸っ子っぽいとこがあり、細かいことは気にしませんが、八尾民商会員のセコさには、ホント閉口です(*^^;)。
常任理事会での喧々諤々の議論?も、1回だけでは終わらず、数か月も続いたのは、ホントうんざりしましたよ〜。
当然全国商工新聞を値上げするのには、コスト面での問題点が出て来て、止む無く100円アップするわけですが、民商の会員も商売人なら、それぐらい分かっているはずなのに、執拗に反対するのは、いくらなんでも了見が狭すぎです(汗)。
見方によっては、「自分の懐さえ痛まなかったらいい」という考えが見え見えで、もう呆れるのを通り越してしまいます(笑)。
おかげさまで他の肝心な議題については、まともに議論する時間も無くなってしまって、たかだか商工新聞を月100円値上げするということだけで、常任理事会はマヒしてしまったのです。
事務局長の私も口にはしませんが、「こいつら100円ぐらいで大騒ぎしやがって!、もっと大事な議論があるだろ」と、はらわたは煮えくり返っていたのでちゅ。
大阪府内には56ほどの民商がありますが、全国商工新聞を値上げすることで、大騒ぎしているのは八尾民商だけでしょう。
全国の民商の親玉である、全国商工団体連合会(全商連・・・本部は東京都豊島区目白)がもう方針を決めているだけに、下級組織がどうのこうの言っても、跳ね返すことはほぼ不可皆無に等しいのですよ〜。
私の金銭感覚がおかしいのか、八尾民商の会員の金銭感覚が狂っているのか不明ですが、前述の通り月100円の値上げだけで常任理事会を混乱させて、私にストレスを与えさせる、いや、私のことはどうでもいいのですが、大所に立って物事を考えれないのは、ホント最悪です。
やはり会議では、短時間のうちに建設的な意見をまとめるのが、本来の姿であり、それができない民商って、組織としては昭和時代の遺物であり、21世紀を生き抜くには無理があります♪
全国的に見て、民商の会員数は漸減状態だけに、さらなる全国商工新聞代+月会費の値上げは、避けようがないっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!