*晩夏の鳥取県♪
8月31日に、鳥取県八頭郡若桜町(やずぐん わかさちょう)へ、第3セクターである若桜鉄道自慢の観光列車、「昭和」で終点の若桜駅まで行って来ました。
鳥取市の家の最寄り駅である、JR西日本の津ノ井駅から「昭和」に乗って、そこからJR西日本の郡家駅(こおげえき)まで行って、そこから分岐する若桜鉄道に入るわけです。
なお鳥取県は鉄道の電化率が低く、「電車」が営業運転で走っているのは、県西部地域を通っているJR伯備線と、山陰本線の伯耆大山駅JR以西だけですよ~。
鳥取県人は、老若男女問わずに、県内を走っている鉄道車両のことを「汽車」と呼んでますが、都会など他所の地方で「電車」に乗ったら、ちゃんと「でんしゃ」と言うのは、大したものです。
おさらいしときますが、「電車」とは、架線からパンタグラフによって集電して(または地下鉄のように、電気が流れている第三軌条から、集電靴で集電)、電気モーターを回して走るのが「電車」なんです。
私が韓国に行った時、ソウル駅近くの、韓国鉄道公社龍山駅のホームには、ハングルと併用して漢字で「電動車編成表」と書かれた表示がありましたが、韓国の方が漢字を正しく使っています♪
私のブログでは「汽車」「電車」と使い分けしてますが、さすがに汽車は「蒸気機関車が客車を牽引して走る列車」を指しますので、呼び名は変えた方がいいかも?
鉄道電化率が低い鳥取県、いや他県や外国では、軽油を消費してディーゼルエンジンで走る「気動車」(ディーゼル動車とも呼びます)が主役で、私は「気動車」ではなく「ディーゼルカー」と呼ぶのが好きでちゅ。
もちろん若桜鉄道の「昭和」もディーゼルカーですし、京阪神と、JR鳥取駅やJR倉吉駅を高速で結ぶ「スーパーはくと」も、同じくディーゼルカーです。
感心したことは、ブログ友のGAEI様は東京特別区で生まれ育った、生粋のスーパーメトロポリタンアーバンレディーなのに、電気で走る列車は「電車」、岩手県の三陸鉄道など、電化していない沿岸部を走るディーゼルカーのことは、「列車」と使い分けしてますので、ホント頭が下がります(o^_^o)v!!!
「昭和」の車内です。
席の真ん中にはテーブルがあり、車内で飲食を伴うイベントをする時には、便利でしょう♪
なお若桜鉄道と同じ、第3セクター線である、岐阜県の明知鉄道には、「大正ロマン号」という観光ディーゼルカーも走っていて、しかも食堂車付きなんですよ~。
赤いディーゼル機関車であるDD16と、黒い蒸気機関車であるC12が止まっています♪
C12の左脇には、かつて旧国鉄若桜線に、蒸気機関車が走っていた時の、給水塔もありますし、写真には写ってませんが、機関車の向きを変えるための、転車台もあります。
多分国鉄時代からのを、塗り直しして使っているのでしょうが、やっぱり駅の所在地を併記(JR西日本は全廃)するのは大切でちゅ。
若桜駅舎で、この中には鉄道グッズを売るお店もあります。
国の重要文化財?にも指定されています。
若桜町から大阪なんばOCATまで、片道1600円とは、超破格ですよ~。
かつての高速バスは、鳥取駅から若桜谷を通って、現在の兵庫県の宍粟市(しそうし)に入って、中国自動車道の山崎インターから大阪まで向かうのが定番だったものの、徐々に智頭谷経由に移り、鳥取自動車道が全通して、鳥取市中心部からそう遠くないとこより、高速道路に入ることができて、そのまま大阪に直行(神戸三ノ宮経由もあり)して、所要時間も2時間52分まで短縮されたのですから、現在若桜谷経由の高速バスは、1日2往復しか走ってないため、運賃を片道1600円という、低額にしたのでしょう。
ちなみに兵庫県宍粟市は、千葉県匝瑳市(そうさし)と並んで難読で、両市がタッグを組んだというような話を、聞いたような気がします♪
やっぱり石破茂さんは、鳥取県(東中部地域の衆議院鳥取1区)では人気がありまちゅ。
懐かしの硬券、懐かしいですよ~。
今では自動券売機の軟券どころか、ICカードが交通機関に乗るのには主役であるものの、このような切符も残して欲しいもんだっちゃぁ~(^o^)ノ!!!