山陰人の私でも行ったとこないとこ♪


*山陰人の私でも行ったことがないとこ♪
私は言うまでもなく、鳥取県鳥取市生まれ育ちです。
狭義での「山陰地方」は、鳥取県島根県、いわゆる「山陰両県」を指しまちゅ。
兵庫県京都府の北部、そして山口県日本海側を「山陰地方」として、呼ぶこともありますよ〜。
我が鳥取市は県東部に位置して、同じ鳥取県の西部の米子市に行くよりも、兵庫県美方郡新温泉町に行く方が、はるかに近いのです。
鳥取県兵庫県の県境から、島根県山口県の県境までは、優に300キロ以上はあります。
今回は大阪・梅田の阪急三番街高速バスターミナルから、阪神夜行高速バスに乗って、島根県の南西部に位置する、津和野町に行ってきました。

朝早く津和野町に着いたので、人はほとんど歩いてませんでした。
教会の写真ですが、これは津和野カトリック教会です。
このような本格的な教会は、鳥取市や八尾市にはなく、なんかドイツにでも行った錯覚に陥りました♪

津和野カトリック教会の内部は、このようになっていて、ステンドグラスからカラフルな陽光が降り注いどるっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
なお津和野カトリック教会は、昭和6年(1931年)に創建されて、写真では分からないですが、礼拝堂内は、珍しい畳敷きになっています。

立派な門構えの建物がありますので、中に入ってみませう。

津和野町役場津和野分庁舎として、活用されていますよ〜。
それにしても、味がある古い建造物を、公共の施設として現在でも使う心意気!、大したもんでちゅ。

津和野町の中心通りである、殿町通りには、このような掘割があり、コイがたくさん泳いでいます。
この風景はテレビや写真で何度も見てますが、実物を見たら感激モノです(o^_^o)v!!!
津和野町が「山陰の小京都」と呼ばれるのも、頷けます。

津和野町といえば、やっぱり「鷺舞」(さぎまい)が有名です。
鷺舞は津和野町の弥栄神社で受け継がれる古典芸能神事で、約470年前に、京都の八坂神社より伝わったとされ、毎年祇園祭の7月20日と27日に開催されています。
白鷺が舞う優雅な姿は圧巻で、伝統ある美しい神事として、誉れ高いのです♪

ちょっと歩いて、太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)にも行ってきました。
それにしても山の中腹にあるこの神社、山麓から石段を登って行ったのですが、とにかくえらかったです(>_<)。
夜行バスで津和野町に来て、早朝早々の激しい運動は、ホントきついです(*^^;)。
太皷谷稲成神社ですが、真紅の建物が美しいでちゅ。
安永2年(1773年)に津和野藩主によって、津和野を見晴らす現在地に、太皷谷稲成神社は建立されました。
京都の伏見稲荷神社などと並ぶ、日本の五大稲荷神社に数えられますよ〜。

太皷谷稲成神社の参道途中から見た、津和野の町並みです。
本当に落ち着いた町で、同じ山陰地方でも、鳥取市、いや鳥取県とは空気の流れが違います。

津和野駅前の喫茶店、その名も「小京都」さんで、朝食を食べました。
新聞を読んだら、テレビ欄には鳥取県と同じく(鳥取県島根県は、民放テレビ局の放映エリアが一緒です)、「日本海テレビ」(日本テレビ系列)、「BSS(山陰)テレビ」(TBS系列)、「山陰中央テレビ」(フジテレビ系列」がしっかりの載ってました。
でも津和野町とか、島根県の西部に住んでいる人から見たら、つながりが薄い鳥取県(特に鳥取市をはじめとする東部)のテレビからの情報なんか、どうでもいいと思います(汗)。
鳥取市のスーパーや、鳥取市からのお知らせコマーシャルなど、鳥取ローカルの話題なんかよりも、つながりが深い広島県山口県の情報に、津和野町の方々は飢えていることでしょう(笑)。
私も鳥取市の家に帰った時に、テレビで津和野の天気を見ても、ピンと来なかったのですが、今その津和野の町に来ているのですから、本当に山陰地方は東西に広いでちゅ。
参議院選挙では、鳥取県島根県が合区になり、島根県出身の候補者が、自民党公明党公認で出ていますが、鳥取県内で演説した時、地名の読み違いを連発して、住民からヒンシュクを買ったとのことです。
野党の統一候補は、鳥取県米子市出身で、たしか千葉県八千代市の元市長だったと思います。

美しい土蔵が並ぶ津和野の町、鳥取県倉吉市に似てないこともないですが、人口が津和野町の方が全然少ない(倉吉市は人口5万人、津和野町は人口7千数百人)ためか、ちょっと違う気がします♪
私は島根県は、今まで西部の益田市(津和野町から北に行った町)までは、行ったことがありますが、さらに奥まった津和野町に行くことができて、良かったし、鳥取市人としても、遠く離れた島根県南西に対して、親近感を覚えましたよ〜。
なお私の旅は、津和野町訪問だけでは終わらず、早速路線バスに乗って、次の訪問地に向かったっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!