大阪生活の「弱点」まとめ


*大阪生活の「弱点」まとめ
壮大なこのシリーズもまとめです。写真の通り「子ども支える給食」!今や単なる昼食ではなく、「給食でしか」味わえない郷土の四季彩りの味覚、そしてみんなで協力する給食準備など、給食の効果は口では言い表すことができません。まさに「食育万歳!」です。

この週刊新聞の記事ではないのですが、東京23区のある中学校生徒は「引きこもりになりそうだったけど、中学校にある給食が楽しみで、何とか通常の生活ができるようになった」と語っていました。
八尾市だけに限ると、せっかくミルク給食はあるのだから、完全給食、それが無理なら吹田市や富田林市のような(学校給食法に基づいた)給食と、家庭弁当との選択性でも良いと思います。100歩譲って「スクールランチ」形式もやむ得ないかもしれません。
八尾市は「金がない」と言いますが、私のマンション近所にあるJR八尾駅周辺の再開発に50億円も金を使うのなら(本来こんな金はJR西日本が出すべき!「ゼニアール」西日本のくせに)子どもの未来を支える事業に金を投入すべきです。
なお八尾市の小学校給食は現在自校方式です。民間委託ですが。しかし北九州市西東京市みたいに小学校の給食室で調理した給食を中学校に運ぶ「親子方式」なら設備費用もそんなにかからず可能ではと思います。八尾市の場合小学校と中学校が隣り合わせ、または結構近いことが多いので、現実的ではと思います。
八尾市もかつては給食センター方式で小学校の給食を賄っていました。自校方式になったのは評価します。なお私の母校である鳥取市立美保小学校は当初給食室で調理でしたが、新校舎になってからセンター方式に、現在は給食室が復活しているみたいです。中学校はセンターのままですが。
100歩譲っての「スクールランチ」にしても「八尾市内の企業に調理させる」「極力八尾市内の特産・生産物を使う」「献立は八尾市職員である栄養士が作成する」という条件を満たせば、何とか許容範囲内です。

えらい「譲歩しまくり」という感じですが、私の考えとしては生徒がみんな「同じ釜のメシ」を食べる通常の完全給食が一番なのは言うまでもありません。「スクールランチ」は前にも述べましたが、就学援助の適用外なので、貧しい家庭では食べれないところもあるのが大問題です。
なお私が感じるのは「大阪府も、その各自治体も何とか中学校給食普及率最下位から脱出しよう」という気概が見受けられる感じがします。私の息子も4年後には中学生です。それまでに何らかの進化があることを期待しています。
大阪府の名誉のために付け加えますが、夜間定時制高校の給食(完全・補食あわせて)は充実していたとのことです。残念ながら今は弁当方式になっているみたいですが。しかしこの点では鳥取県下にある3つの夜間定時制高校の給食(鳥取の場合、パンとミルクの補食給食)に勝っていたのは評価すべきです。
頑張れ!大阪府!、神奈川県を抜いて、中学校給食普及率最下位から脱出せんとイケンっちゃ!