大探検!

*大探検!
9月18日(土)は前にも述べた通り、小中学校時代の友人たちと会う予定でした。しかし前日に急遽中止に(悲)。理由は「思ったより参加者が集まらなかった」とのこと。
でも面白いもので、鳥取の神様は私を温かく見て下さっています。この日鳥取市叶(かのう)にある「因幡っ子」(地元の仕出し会社である「マルテ食品」が経営しとんさる弁当・惣菜販売のお店、中で食事もできます)に行くと、なんと今夜行う予定だった飲み会の幹事役の「あっちゃん」とばったり!。
マツケン〜!」と呼ばれた直後、さすがの私もびっくりでした。一緒に昼飯を食いながら参加予定者のことを聞くと、殆どが来れないという状況なので、「10月に延期」ということに(喜)。
「大探検」という題目ですが、前置きが長くなりました。

この日はこんな所に行ってきました! 鳥取県岡山県の県境をなす、国道373号線の志戸坂峠の旧道です。言うまでもなくこれは旧道の廃隧道(トンネル)でございます。新トンネルは昭和56年に竣工しており、この旧トンネルは現役時代に父親が運転する車で通過したことがあります。
ご覧の通り一応2車線ですが、大型車同士の行き違いはかなり困難です。入り口の高さ制限4メートルを示すH鋼が威圧感をさらに強めています。国際規格のコンテナは絶対通れません! この旧トンネル内で車にひき殺された女性がおったという話も。真偽はともかく・・・(冷汗)。

しかし鳥取県側はごらんの通り、今も活用されいます。この中では「板井原(いたいばら)ごうご」という、鳥取県八頭郡智頭町(やづぐんちづちょう)特産の「幻の漬物」と言われるものが樽漬けされています。これだけゴロゴロ樽があったら、幻と言えるかどうかと思うが?(爆) 
そういえば鉄道の廃トンネル内部でも、キノコを栽培しとるという話も聞いたことがあります。まあトンネル内は程よい湿気もあり、年中気温も安定しているので、このような再利用にはうってつけだと思います。

旧トンネル鳥取県側坑口を背に撮った写真です。本当に廃道そのもの!(笑)
Uターンするのに苦労しました!(爆)

朽ち果てた「鳥取県」「智頭町」を示す標識です。しかし現在のものと比較して、とても小さいです。
これじゃいつ鳥取県に入ったのか分からんっちゃ!(トンネルを通過したらイヤでも分かるだろっ!)

鳥取県側をちょっと下ると左側に窯元があります。この上部に森林作業中の青いトラックが林道を走っていました。
しかしどう考えても、いくら鳥取県人が運転しているとは言え、大阪ナンバーのアリストがこのような場を走っているのは不自然です(大爆)。

県境を現在のトンネルで越え、岡山県側の国道373号線旧道に入りました。
旧トンネルより下に公園があり、ここから志戸坂峠の旧「旧道」となります。道は結構整備されているらしいです。鳥取藩の池田家のお殿様も参勤交代時にここを通ったのでしょうか? 
なお志戸坂旧トンネルは長さ500数十メートルで、昭和9年か8年に完成しています。私の父親より1歳か2歳年上です♪ 
しかしその当時としてはかなりの技術を投じての工事だったことでしょう!

旧トンネルの岡山県側に到着しました。坑口右下に不適切な絵や言葉が書かれていましたので、消してあります。
道路自体は岡山側の方が綺麗です。しかし1兆円もらっても、1人でこの中には入りたくありません。

入りたくてもご覧の通り、フェンスに鍵が掛けられています(笑) このフェンスも新調されています。
前は鍵がかかっていなくて、中にも入り放題でした。心霊スポットでも有名な旧志戸坂隧道ですので、当局も鍵を掛けたのでしょう。無理して入ったら器物破損+不法進入の罪に問われること間違いなし!

フェンスだけでなく、坑口下部はコンクリート壁がありますので、戦車で来ない限り内部突入は不可能です。
アリストも志戸坂旧トンネルを恐れて、引きまくりです。冷や汗をかいているような?(笑)

旧トンネル内部です。フェンスの中にカメラのレンズを突っ込んで撮影しましたが、真っ暗で何のことやらさっぱり分かりません。でも霊魂が漂っているような・・・・(怖)。

トンネル内部はもちろんのこと、廃道内に侵入するの法に触れないのだろうか?
なおこの旧トンネル内探索を実行された勇者のホームページは下記の通りです。貴重な写真が多く載っていますので、これを見ないことには死んでも死にきれません♪

tunnel webさん
http://www.tunnelweb.jp/
ホームの「トンネルリスト」を選択して(鳥取県の)廃隧道を選択して、「志戸坂隧道」をクリックしたら内部写真が出てきます。