八尾の「マンション」


八尾の「マンション」
八尾警察署南側にある私のマンションです。商社の丸紅さんが分譲販売しており、2002年4月の新築時に購入しました、。間取りは4LDKと広げに聞こえますが、実際は狭いです(笑)。
それでも3人家族なら十分すぎる空間であり、階段の上り下りもないので機能的です。もちろん機能性の高さがマンションの最大の魅力です。あと雪かき不要だしな〜、あっ八尾市は滅多に雪積もらんかっただー!(爆)。
私の占有地は一戸建てみたいにポーチ+門があり、一戸建てみたいな感じです。今でも八尾市内有数の高級マンションという自負はあります!
まあ土地の高い都会で、一戸建ては無理して買う必要はありません。河内長野市みたいなところなら別ですが。
鳥取では皆無に等しいものの、八尾市も含む大阪市周辺の都市では、狭い土地の有効活用で、3階建て住宅も結構建っています。
しかし縦に細長い家なんか欲しいとは思いません。「マンションなんか空間を買うだけで、土地が付いとらんだろ!」と言われたこともありましたが、本当にマンションを選んで正解でした♪ 

マンションの正面入り口です。フロントには管理人が9時から21時まで常駐しています。クリーニングの取次ぎもしてくれます♪

マンション正面入り口向かいには、古いアパートも建っています。以前も「八尾の家」で書いた通り、無機質なマンションやアパートが現在では主流になっています。
私も八尾市に来た当初は職場の寮(と言っても民家でしたが)に住み、その後自分で借りた2Kのアパートなどに住んでいました。
その後「4畳半+押入れ」という間取りのアパートに引越し、ここに6年住んでいました。
風呂は無しでトイレも共同ですが、昭和55年に完成した比較的新しい建物だったので、水洗でした♪
ちなみに家賃は1ヶ月1万6千円でした! 
職場の若い衆に、「人生のうち2〜3年は風呂無しアパートに住む経験も大事だっちゃ!」という話をしたところ、「でも事務局長自身だって、今さらそんな生活できますか?」と言われガックリ」。
私より5学年も若いと(と言うよりかは、就職するまで親元から離れたことがないのも原因?)こんなに感覚が違うのだろうか?言うまでもなく大学生など若い人の生活感覚は全然違うし、昔ながらのアパートが激減していますので・・・・(汗)
でもこのアパートちゃん、今まで出した「八尾の家」「大阪長屋」とは一味違う渋さがあるでしょ? アパートの向こうの町区は「渋(しぶ)川町(かわちょう)」なので!!(爆)





*郷土愛♪
私の勤めている中小企業団体の、前の前の事務局長が定年後、故郷の高知県土佐町にUターンして、林業をしながら郷土の町おこし活動もされています。
これは元事務局長が作成している「土佐の山間だより」で、7月時点で22号まで発行されています。
この号の表面には「対話と実行 尾崎(高知県)知事と懇談」「田植え体験やったぞ」と、知事を巻き込んでの都会から高知県へIターンした人との懇談記事や、地元保育園児の農業体験など、郷土愛に満ち溢れた内容です!

裏面には大きく「都市にお住まいの皆さん 土佐の嶺北(れいほく)に移住しませんか」と書かれており、元事務局長の郷土愛の強さを感じます。
この元事務局長は、地元高知県の高校を卒業して大阪に出て、八尾市内にあった某大手乳業会社に就職、そして中小企業団体に転職して、32歳の若さで事務局長に就任しています。なお私は36歳で事務局長になりました(笑)。
定年退職後は前述の通り、故郷に帰ったわけですが、元事務局長の奥さんは八尾市で生まれ育った人で、この辺の構成は私と全く一緒です! 
奥さんは八尾市に当然住んでおり、元事務局長だけが高知に帰ったわけです。19年後の私も同じ形になります♪
それにしても「土佐の山間だより」は良く出来ています。紙もいいけどブログ発信したらかなり受けると思います!
高知県には1回しか行ったことがないのですが、桂浜の国民宿舎で初めて見て、食べた皿鉢料理は豪快な盛り付けで、なおかつ美味しかったです(喜)。鳥取日本海さかなも良いけど、太平洋で育ったカツオなど大洋の魚もなかなかのものです♪
高知市中心部にある「ひろめ市場」も最高でした。本当に高知の人は酒好きで、真昼間から皆さん酒を飲んでいました(笑)! 
まるでドイツのミュンヘンにある「マリエン広場」の屋外ビアガーデンのような明るさがあって、思わず私も「高知はミュンヘンみたいだっちゃ! 人も明るいし、逆に鳥取県人はおとなしすぎるっちゃ!」と大きい声で話したら、地元の人らしい方が嬉しそうな顔をしていました。
高知県はNHKの大河ドラマ龍馬伝」で盛り上がっているだけに、多くの観光客が今年も沢山訪れたことでしょう。さすが幕末の英雄は輩出しただけのことあり!です。
鳥取県も頑張らんとイケン!と卑下したいところですが、どっこい鳥取県もNHK朝の連続小説「ゲゲゲの女房」で境港市水木しげるロードの観光客が350万人とのこと!境港市も観光客予測を上方修正するなど、景気のいい話です。高知県からもたくさんお客さんが来られたことでしょう♪ 
私が大学時代、ゼミの先生が「これからは観光が経済の一翼を担う。観光地は造っていくもの」と話していましたが、まさに水木しげるロードはその典型です。経済効果については問題もあるみたいですが・・・(汗)

さて私も元事務局長に負けずに、10月2日(土)に鳥取市国府町麻生にある「とっとりふるさと就農舎」で行われる稲刈り体験に行ってきます! 午前中に稲刈りをするわけですが、コンバイン試乗もある楽しい内容です♪
特に素晴らしいのは昼食時には新米を使ったカレーを食べることができ、さらに「とどめの一発」として、お土産の新米まで鳥取市様が下賜して下さるのです!! 
農業者人口も20年前と比べて半減しているだけに、鳥取市だけでなく、全国の自治体で就農者を募集しています。鳥取市農業振興課のK(女史)主幹も「農業体験者は多いのですが、実際に農業開業を目指す研修生の希望はかなり少ないです」と話されていました。
農業は自然相手だけに、商業工業とは比較にならない厳しさがあるだけに、単なる「あこがれ」だけでは就農不能ということを、多くの方が認識しているのだと思います。

高知県の先輩元事務局長と、鳥取県の現役事務局長がともに郷土愛の競演で、田舎に元気を与えることが出来れば、本当に素晴らしいことです!