河原城♪


*河原城
3月17日(土)は「撮り鉄」の後、鳥取市河原町ある「河原城」に行ってきました♪
ここに来るのは2回目で、初めて来た時は、ドイツ人2人も一緒でした。
この河原城、「ふるさとづくり1億円事業」で、全国の各自治体に1億円ずつバラ撒かれた時に、当時の鳥取県八頭郡河原町が、このお城を建てたみたいです(笑)。
ということは、竹下内閣の時でしょうか?、河原城が完成したのはまだ後だったと思うんですが・・・?
でも1億円で、こんな立派なお城が出来るんだろうか?(調べてみたら、工費は6億8千万円かかっています)
入場料が以前は必要だったと思うんですが、今では無料になっているみたいです。
入場したら受付係の女性からパンフを貰って、「どこから来られましたか?」と聞かれたので、「鳥取市内からです♪」と答えました。
最近の小さい観光施設って、このような質問をよくしてくるような?

お城の中に入らなくても、小高い山の上のなので、視界は良好です♪
これは智頭谷(鳥取県八頭郡智頭(ちず)町)方向です。

これは若桜谷(鳥取県八頭郡八頭(やず)町〜若桜(わかさ)町)方面です。
眼下に左右に走っている道路が、「鳥取自動車道」です♪
来年度には未開通区間の、岡山県美作市大原町〜岡山県英田郡西粟倉村間が、開通予定です!
鳥取自動車道(佐用JCT鳥取IC)は全線通行料無料ですので、全国のみなさん!、ジャンジャン鳥取に遊びに来て下さい!

こちらは鳥取市の方向です。
中央を流れる大きな川は「千代(せんだい)川」で、鳥取砂丘に砂を運んだ大河です♪
右の山は「霊石山(れいせきざん)」で、ハンググライダーの聖地でもあります。
山頂334メートルから、ハンググライダーで滑空したら、気持ち良さげですが、やっぱり怖いでちゅ(笑)。

お城の近くには「忠魂碑」が建っています。
忠魂碑は、日清戦争以降の戦争で命を落とした将兵を祀る碑でしたよね?
後ろに携帯電話のアンテナが建っているのが、興醒めです(汗)。

河原町出身者?の、戦死者の碑銘が載っています。
太平洋戦争では、「少年義勇兵」が7人戦死しています。
日清戦争では1人、日露戦争では8人戦死しています。
私も平和の有難さを噛みしめながら、手を合わせました。

ワニザメから皮を剥ぎ取られて苦しんでいた、「因幡の白兎」を「大国主命」が「蒲の穂綿に包まったら、元の白兎に戻るぞ」と親切に教えてくれたおかげで、白兎が恩をかえすべく。八上姫に「大国主命」様は親切で優しいお方だと知らせたおかげで、大国主命と八上姫はめでたく結婚出来ました♪

原城入口の門も、意外と立派でちゅ(笑)。

羽柴(豊臣)秀吉が鳥取城攻めの時に、この山に「丸山城」という陣地を張っていたとのこと。
ただし丸山城には城はなかったので、今の河原城の形は、歴史的に無関係ということです。

入り口には「金鯱」の複製品が置かれています。
原城の屋根東側には、この金鯱が据え付けられています♪。
重さは49キログラムあるとか!
いつも「鳥取・八尾日記」を温かく応援して下さっている、momo003様ならこの金鯱を、どのように評価して下さるでしょうか?

河原町の民芸品も展示されています。
「牛ノ戸焼」、配色が何とも言えんっちゃぁ〜!
なお「スーパーはくと」の洗面には、中井窯のが使われています♪

酒は地場産業の代表格だっちゃぁ〜(笑)!
BARin様、どうですか?
河原町のこの酒の種類♪

河原町はアユ料理でも有名です♪
様々な鮎の料理が展示されています。
「味噌汁」「鮎の開き」「鮎にゅうめん」「鮎ぞうすい」「味噌焼き(魚でん)」「塩焼き」「あめだき」「一夜干し」「背ごし」「刺身」「フライ」「早鮨」「子ウルカ」「塩ウルカ」「蜜ウルカ」「味噌煮」「白焼き」「なれ鮨」「煮付」と、盛りだくさんの鮎料理があります!

農作物もたくさん作られています。
ガラスケースの中にあるのは「椎茸」です♪
当然梨も「二〇世紀」をはじめ、「豊水」とか「幸水」などの品種が栽培されています。

鳥取県東部地方の伝統芸能である、「麒麟獅子」です。
実は私自身、麒麟獅子の獅子舞を生で見たのは、昨年の春に鳥取県八頭郡若桜町で見たのが、初めてでちゅ・・・(汗)。
麒麟獅子」、英語で言えば「ユニコーン」でしょうか?

言うまでもなく「日本刀」です。
私も男なので、このようなものに目がいってしまいます(笑)。
ただし鉄砲類はなかったです♪

祭壇も置かれています。
大国主命」と「八上姫」の結婚にあやかって、恋愛関係の「プチ神社」でしょうか?
私はここでも「大阪中学校給食戦争勝利!」を祈念しました(笑)!

最上階の展望台から改めて、鳥取市方向をアップです!
右向こうの山は、鳥取市の象徴である「久松山」です。
左に煙が上がっているとこがありますが、ここは「三洋製紙」の工場で、私の昔の家があった「鳥取市古市(ふるいち)」地域です♪
「死にたいくらいに憧れた、花の都『大鳥取』〜!」、ナンちゃって♪(笑)


あれ?、どっちが鳥取県兵庫県の県境をなす、「扇ノ山」山系だったっけ?
たぶん上の写真のはずですが(汗)。
どちらにせよ、片方は「高山(1053メートル)」、または「高鉢山(1203メートル)」だったと思います。
変に望遠をかけたため、訳が分からなくなったっちゃぁ〜(汗)。
最近の私って、鳥取県内の地名の言い間違いが増えているので、sawadake様からまた指導を受けたりして(笑)。
原城からやや南西方向の山々を、二つ三つ越えたら、いつも「鳥取・八尾日記」を温かく応援して下さっている、o-uiri様がおんさるんだな〜!
それにしても中国山地の山々、雪がまだたくさん残っています。

河原町から発掘された、古代の埋蔵物も展示されています。
鳥取なら古代因幡の国の中心だった「国府町」(現鳥取市国府町)に、古墳とかありますが、河原町にも遺跡や古墳が多々あるとは、知らんかったぁ〜!
改めて「郷土再発見」です!

秀吉時代の展示物もあります。
鳥取・八尾日記応援少年隊」の一人である、歴史と城郭に詳しいrm310様なら、きっと興味深く読んで下さることでしょう♪

21世紀の現代で、この河原城で戦をすることは絶対にあり得ませんが、城壁には鉄砲を外敵に対して打つための、穴が設けられています♪
それも丸形や三角形の穴が、交互に設けられています(笑)!

山麓から見た河原城です♪
展望台の高さは、山麓から100メートルとのことですが、そんなに低いか?

o-uiri様、河原城内の売店では、このようなスイーツ等が販売されていますよ〜♪
「青梅ジャム」「完熟梅ジャム」「梅干ジェラート」「梅酒シャーベット」「梅ピューレのジェラート」「バウムクーヘン」「梅酒サイダー」「カレーサイダー」「兎さ米」「八上姫の桜米」、どれも美味げですが、「カレーサイダー」・・・、いくら鳥取がカレールー消費日本一とはいえ、う〜んこれはどんな味がするんだろうか?
「河原城」、ほんに面白いとこだっちゃぁ〜!