「必殺ドイツ語」炸裂!第15回ドイツ連邦共和国訪問(o^_^o)v!!!


*「必殺ドイツ語」炸裂!第15回ドイツ連邦共和国訪問(o^_^o)v!!!
11月27日(水)から12月4日(水)まで、ドイツ連邦共和国に行ってきました♪
今回の訪独は2年ぶりで、これで通算15回目となりますよ〜。
関西空港からフィンランド航空(フィンエアー)乗って、途中ヘルシンキで乗り替えて、ドイツのフランクフルトへ向かいます。

フランクフルト ライン マイン空港に着きました。
税関を通ろうとした時に、職員2人から話かけられて、「パスポートを見せろ」「どこから来たのか」「これからどこに行くのか」「酒やタバコは荷物の中に入っていないか」と質問されて、私がドイツ語で答えたら、「どこで何でドイツ語を学んだのか?」と聞かれて、私が「ドイツが好きだから、ドイツ語を勉強しています。ラジオ(NHKラジオまいにちドイツ語)で学習しているのですよ」と返答したら、「君のドイツ語はゼアーグート(ベリーグッド)だよ」と、お褒めのお言葉を頂きましたよ〜。
ただ不思議だったのは、この職員たちは税関で働いているはずなのに、私服姿だったのが気になりまちゅ。
まあ空港内だから、ニセ職員ということはないでしょうが(*^^;)。
ドイツでは鉄道の機関車の運転士は、私服で働いているし(笑)。

夕方遅くにフランクフルトに着いたので、この日は中央駅の東隣にある、ホテルエクセルシオールに泊ります。
このホテルは「コステンロス(無料)」を売りにしていて、通常は有料のミニバーの飲み物を、タダで頂くことができます(o^_^o)v!!!
でもビールは2ビンしかありませんが(汗)。
無料と書きましたが、もちろん宿泊料は要ります♪

コステンロスなので、朝食も当然無料のホテルエクセルシオールですが、翌朝は早朝の列車で2日目の目的地に行かないとイケマセンので、朝食は食べずにフランクフルト中央駅に向かいます。
向かうといってもホテルのすぐ目の前ですので、ほんに便利だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
早朝のフランクフルト中央駅構内を、ドイツの警察官が複数人でパトロールしていました。
これらの警察官の後ろ姿を見ていたら、なんかゴリラみたいでちゅ。

フランクフルト中央駅からICE(インターシティーエクスプレスの略で都市間超特急の意味、つまりドイツの高速鉄道)に乗って、ゲッティンゲンに、向かいます。
1等車に乗りましたよ〜。

ドイツ鉄道のありがたいとこは、切符を買ったら目的地までの乗り替え時刻が載った、ライゼプラーン・・・旅行計画表もくれるとこです。
この日は目的地まで、3回の乗り換えが必要です。

美しい緑の中を、列車は走って行きます♪
ドイツは日本と比べて人口が偏っていないので、広々とした感じがしまちゅ。

この日の目的地である、旧東ドイツのハルツ地方の中心である、ヴェルニゲローデに到着しました。
木組みの赤々とした家が、おとぎ話の世界から飛び出してきたみたいで、まさにドイツといった感じですよ〜。

この日私が宿泊する、ほてるツアポストです。
これまた建物が中世の時代ぽくって、マジ最高です(o^_^o)v!!!

ホテルに荷物を一度置いて、ヴェルニゲローデ駅に戻ります。
ヴェロニゲローデは、魔女の町としても有名だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!

標高350メートルの山頂には、ヴェルニゲローデ城が建っています。
このお城はヴェルニゲローデの伯爵が、1110〜20年前に建てたもので、その後所有者が変わり、30年戦争で荒廃したりといった変遷を経て、現在のようなバロックとネオゴシック様式の形になったみたいです♪
城内は博物館として公開されていて、伯爵家の歴史と19世紀の生活様式が分かるようになっているとのことです。

文豪ゲーテの作品である「ファウスト」の演劇案内のポスターでしょうか?
ヴェルニゲローデとゲーテは、これまた縁が深いのでちゅ。

ヴェルニゲローデ駅からは、ブロッケン山に向かってハルツ狭軌鉄道が通っています。
蒸気機関車がブロッケン山の上まで、客車を牽引して走りますよ〜。

これは客車です。
7両編成の客車を、狭軌の小さい蒸気機関車が、ブロッケン山の上まで登るわけですから、マジに大したものです(o^_^o)v!!!

客車に蒸気機関車が連結されました。
私もこれによって、宿願だったブロッケン山の頂まで行くわけです♪
「ブロッケン」と聞くと、テレビアニメ「マジンガーZ」の悪役で出てくる、「ブロッケン伯爵」を思い出すっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
マジンガーZのおかげで、ブロッケンという言葉を覚えたようなものです(笑)。

ディーゼル機関車も止まっています。
客車をディーゼル機関車でけん引する便もあるみたいです。

私も狭軌の汽車に乗って、ブロッケン山を目指します。
生まれて初めて蒸気機関車が牽引する汽車に乗るのです!
いくら私が鳥取市という田舎都市で生まれ育ったとは言っても、物心ついた時には、すでにディーゼル化されていたもんで(*^^;)。

車内はこんな感じです。
ベルニゲローデ駅の次の駅からは、小学生の低学年ぐらいの子どもたちの集団が乗ってきて、一気に賑やかになりました♪
子どもたちの会話を聞いていたら「本当にドイツ語が上手いなぁ〜」と、思いました(←当たり前だろ! 笑)。

この硬券がこれまた何とも言えませぬ!
なおヴェルニゲローデ駅から、ブロッケン山頂駅までは往復で32ユーロです。
区間の所要時間は、1時間50分(登り)〜1時間40分(下り)ほどでちゅ。

蒸気機関車が吐き出す煙で、景色が見えないこともありますよ〜。
時々「シュッポー」と、可愛いドラフト音も鳴らしてくれます(o^_^o)v!!!

だいぶ高度も上がってきました。
ブロッケン山には独特の植物も多いみたいです。

途中駅のドライ・アンネン・ホーネ駅で、対向汽車との待ち合わせのため、20分ほど止まります。
すでにここでは積雪がありました。
さすがに寒いです(*^^;)。

ドライ・アンネン・ホーネ駅で私以外の乗客は、全員降りてしまいました。
ここからブロッケン山頂駅までは、私ひとり(それと機関士+車掌)だけの乗車です。
ブロッケン山頂駅に着きましたが、上の写真の通りメッチャ寒かったです(>_<)。
SFアニメ調に表現したら、「磁気嵐が吹いている」といった感じでしょうか?
マジにブリザード状態で、外には長時間も出ていられません!
高級保温肌着を上下着ている私ですが、それでもこの寒さは異常です(汗)。
なおブロッケン山ですが、旧東西ドイツの境界にそびえていて、ハルツ地方で一番高い標高1142メートルの山です。
ブロッケン山は1年のうち平均260日は霧が出て、うち100日は1日中霧に覆われているので、古くから神秘の山とされてきたみたいです♪
ゲーテファウストでも、ヴァルプルギスの夜に魔女が集まる地として登場していて、ブロッケン山頂駅付近には、ゲーテの碑もあるとか。
「魔女」といえば、「鳥取・八尾日記」をいつも温かく応援して下さっている、「明日もいい日和」を主宰されている白魔女様が真っ先に思い浮かぶだけに、彼女にもブロッケン山を訪問して頂きたいなぁ〜と思いまちゅ。
私が乗ってきた汽車が最終便ですので、ブロッケン山頂の散策はできませんでしたが、山の上にはブロッケン博物館、テレビ塔、旧ロシア軍駐屯地区、ブロッケン庭園、悪魔の説教檀と魔女の祭壇がありますよ〜。
旧東ドイツの時代には、国家秘密警察(シュタージ?)のレーダー設備があったため、一般人はこのブロッケン山頂には行けなかったみたいです。
それにしてもマジに厳しい気象環境に置かれたブロッケン山頂駅、ここで置いてけぼりを食らったら、絶対に凍死しとるっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
なお余談ですが、汽車の中は蒸気暖房が効きすぎて、マジに暑かったです(笑)。

ヴェルニゲローデ駅まで戻って、そこからタクシーに乗って、宿泊先のホテルツアホテルに向かいます。
部屋は清潔で値段も田舎だけあって安く、また泊りたいと思えるホテルでした♪

暗くて分かりにくいですが、とんがり屋根の塔がかわいい、「ヴェルニゲローデ市庁舎」だったと思います。
ドイツはさすがキリスト教の国だけあって、田舎町でもクリスマスの飾り付けが美しいですよ〜。

レストランに入って夕食です。
ドイツの家やお店って、日本みたいに蛍光灯でメッチャ明るくせず、暗い照明がほとんどです。
日本人なら目が悪くなりそうな環境ですが、ドイツ人の目の造りは、日本人とは違うのでしょうか?
ローソクの光りがいい味を出しています(o^_^o)v!!!
まあ、「とりあえずビール」です(笑)。

真っ暗な写真で、これまた何が何だか分からない写真ですが、これはサケのムニエルっぽい料理でした。
サケ自体の味は悪くはなかったのですが、付け合わせの野菜に乗っている、クリームみたいなものの味が口に合わなかったので、これは食べずに残しました(>_<)。
ドイツ料理は日本人の口に合う合わないの差が大きいので、レストランでの注文はマジに慎重になりまちゅ。
でもビールとソーセージだけは、今までハズレに会ったことがないっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
ドイツビールのいいとこは、日本のものみたいにギンギンに冷えていなくても、そこそこ美味しいとこです。
まあメッチャビールを冷やす国って、日本だけだと聞いたことがあるような?
私のドイツ訪問記ですが、まだ始まったばかりですよ〜。