これは勘弁してごせぇ~!

*これは勘弁してごせぇ~!

7月8日に暗殺された安部元首相の国葬を、岸田首相ら自民党が、一方的に決めてしまっています。

確かに凶弾によって命を奪われたので、その死を悼む気持ちは大切であり、日本人の心情としては、死者に鞭を打たないというのが美徳とされています。

ただし国葬にするというのは別の話であり、そもそも昭和22年に失効した「国葬法」が今でもあるのならまだしも、昭和42年に行われた、吉田茂元首相の国葬が、「超法規的」に実行されたという前例が、話をややこしくしているのかも知れません(o^_^o)v!!!

安部元首相はモリカケ桜を見る会など、さまざまな疑惑があるのに、自民党は「国民がや多数の海外諸国・地域からも哀悼の意が表されているし、憲政上最長の総理大臣の重責に就かれた方で、国葬に相応しい」と、無理やりに理由を正当化している気がしてならないでちゅ。

それなら佐藤栄作元首相も、日本初のノーベル平和賞受賞者でしたから、こちらは政府と自民党、国民有志主催で開く「国民葬」(費用は政府が一部負担)であり、その後は「内閣・自民党合同葬」が一般的な慣例となっています。

今回の安部元首相の国葬は、全費用を政府が出すとしていて、その原資はもちろん税金であり、アンチ安部の国民も少なくないのに、政党助成金と同じく、支持していない政党に「強制募金」させられるのに、通じるとこがあり、私が払っている税金の少しは国葬に使われるとなると、思想信条の自由を完全に侵しているわけになります。

今回の安部元首相の国葬の話がいきなり出てきて、それについて国会で議論もせずに、早々に閣議決定しそうですが、野党からも反対や疑問の声が上がるのも当然でしょう♪

朝日新聞の1面に載っている、コラム「天声人語」を読んでいたら、まだ国葬法があった戦時中に、山本五十六連合艦隊司令長官が戦死して、国葬されたとのことですが、これは私も知らず、これが最後の「正当性がある国葬」(皇族は除きます)だったのかも知れません。

やっぱり国葬は国民を間違った道へ進めさせるように煽動するという、懸念すべき効果があるようで、令和の今の世でもその体質は変わらないと思いまちゅ。

それにしても自民党の茂木幹事長だったか、誰かは「野党の主張は国民の声や認識とずれているのではないか」と言っていますが、前述のように日本国民1億2千万人全員が、安部元首相を骨の髄まで愛しきっていたわけではなく、ドサクサ国葬モリカケ桜を見る会を「葬り去る」というのが見え見えで、完全に国民を舐め切っていますよ~。

安部元首相が「非業の死」を遂げたことで、「安部を神格化してはならない」と、ブログ友のSPYBOY様も、自身のブログ「特別な一日」で指摘されています♪

法的根拠がない国葬を行おうとして、期日会場まで9月27日に、日本武道館にて開催と、えらく準備段取りが周到過ぎであり、これは安倍元首相が暗殺された当日から、ひょっとしたら決まっていたような気がして、何らかの陰謀説があるのではと、勘ぐってしまうっちゃぁ~(^o^)ノ!!!