「気持ちだけ」でいいよ~♪

*「気持ちだけ」でいいよ~。

相変わらず夜勤三昧の私は、昨夕から今朝までまたまた夜勤でした(o^_^o)v!!!

ところが、私が0時から3時40分まで詰所で仮眠していて、その後オムツチェックをして、ショートステイ(数日間)の女性利用者の個室に行ったら、ベッド脇の床に座り込んでいたのです。

なんでも「トイレに行こうと思って、足を滑らせてしまった。何度も立とうとしたけど、どうしようもなかった」とのことでちゅ。

私もすぐにバイタルチェックを行って、夜勤看護師にも診てもらい、まあ異常はなかったみたいなので、昨年起きた忌まわしい「6・10」の再来は、避けることはできたでちゅ。

この女性利用者は、たまに職場老健に泊まりに来るだけで、頭もしっかりしてますし、車椅子に頼らず独歩も可能なんですが、やっぱり無理したらダメであり、私もその利用者には「車椅子を使って」と、念押ししておきました。

とにかく利用者の座り込み、大事には至らず、私もホッとして終業を迎えることができました。

もう私の頭の中は、八尾市の高級賃貸マンションに戻るため、途中近鉄電車の車内で缶ビールを飲むこと、それしか思いつきません♪

私が退勤しようとした時、その座り込みインシデント利用者が、エレベーターのとこまで車椅子をこいで、私のとこに寄って来て、彼女は「名前は存じ上げないですけど、これを受け取って下さい」と、私に500円硬貨を渡そうとするのです。

もちろん私は断り、それでも彼女も頑固に「そうでないと私の気が収まらない

と、どうしても私にその500円を貰って欲しいみたいでした。

私も色々話をして、「気持ちだけで十分」「当たり前のことをしただけ」「世話をするのは私たち職員の仕事」「〇〇さん(利用者の苗字)の家族さんがこの老健に払ってくれる利用料の一部が、私の給料になっているから大丈夫」と、とにかく彼女、その座り込み利用者を説得するのには、苦労しましたよ~。

やっとこさ1階に降りたら、丁度介護主任がいて、その話を彼女にしたら、「(お金を)受け取ったらアカンやろ~」と、当然の返答があり、私も「もし公務員なら手が後ろに回っていますよね」と話したら、介護主任も「ホンマやで」と言っていて、とにかくお金のやり取りって慎重さが大切です。

でも不思議なのは、職場老健では携帯電話や現金の持ち込みは禁止なのに、その利用者の方はお金を持っていたのだろうか?

ただ嬉しかったのは、その利用者が私の対応に対して、感謝してくれたこと、彼女としてはお金でお返ししたいという気持ち、それは分からないでもないです♪

もし500円ではなく、「500億円」だったら、私の対応はどうなっていたのだろうか?

職場老健には色んな利用者がいて、くそ~と思うのも多いのですが、今朝の話は一服の清涼剤であり、私は当然金品を正当な理由無くて受け取ることはできませんけど、たまにしか来ないショートステイの利用者の〇〇さん、今度来た時は本来の介護サービスで、優遇せんとイケン、もちろんこれは贔屓になるんでしょうけど、私も生身の人間だけに、どうしてもそのような感情が生まれてしまう、良し悪しは別にしても、それで私の介護傾聴力が向上するのなら、それでいいのかも知れんっちゃぁ~(^o^)ノ!!!