「東は蕎麦」、「西はうどん」という括りが嫌い!

*「東は蕎麦」「西はうどん」という括りが嫌い!

よく東京とか東日本は蕎麦文化、大阪とか西日本はうどん文化と言われます。

でも実際にそうなんでしょうか?

八尾市の高級賃貸マンションの近くに、白扇(はくせん)さんという、有名なうどん店があります。

ここ白扇さんは八尾市出身の歌手である、天童よしみさんもご贔屓のお店で、彼女が八尾市に帰省した時は、必ず行くと言われるお店なんです。

その模様が全国放送でも流されていて、白扇さんもよしみちゃん様様でしょう。

私も八尾民商に勤めていた時は、これまた近所だったこともあり、ここで名物のカレーうどん+おにぎり2個(または白ご飯かかやくご飯)を食べていましたし、母親が八尾市に来た時「うどんが食べたい」というので、白扇さんに連れて行きました。

とにかく白扇さんのカレーうどんは美味しく、中に入っている牛肉も高級っぽくって、ここにきてカレーうどんをらべないのは、ドイツに行ってローテンブルクに行かないようなものです(o^_^o)v!!!

ところが意外なことなんですが、白扇さんで売れるのは7~8割方はカレーうどんなのに、天童よしみさんはカレーうどんを食べないとのことですよ~。

一体なんんでだろうか?

なお私はうどんも好きですけど蕎麦の方が好きなのに、以前カレー蕎麦とやらを食べたら、これが不味くって私の口には合わず、吐きそうになりました。

カレーはうどんやラーメンには合っても、そばには向かない、よう分かったで!

うどんと双璧をなすものなら、やっぱり蕎麦でしょう。

八尾市の蕎麦店の名店なら、やっぱり近鉄八尾駅から北へ10分近く歩いたとこにある、山がやさんが一番ですよね♪

白扇さんは一度半年休業して、店舗を建て替えしましたが、ここ山がやさんもリニューアルしていました。

ここの蕎麦も文句なしに美味しく、あと強いて言えば、八尾市の高級賃貸マンションの近くにある、「にし田」さんも美味しく、そこで天ざるを頼んだら、30分は優に待たされたでちゅ。

白扇さんはうどんだけ、山がやさんは蕎麦だけのお品書き、まあ当たり前ですよね。

このように大阪府八尾市内にも、魅力的な蕎麦屋さんは多いというわけです。

確かに西日本にはコシが命の讃岐うどん、出汁が美味しい大阪の「けつねうろん」(←鳥取県人の私が「きつねうどん」のこんな呼び方を知っているのが不思議、まあ「おでん」のことを「関東煮」と呼ぶ、とは知っていても、もはや死語に近いですよね)、それと福岡のコシが柔らかいうどんも魅力的で、博多華丸大吉さんは、地元民は豚骨ラーメンではなく、博多(福岡)うどんを食べるとか、いろいろ勉強になります。

蕎麦にしても西日本には兵庫県豊岡市出石町には、有名な「皿蕎麦」(わんこそばっぽい?、鳥取市にも皿蕎麦のお店「喜楽」さんというお店があります)や、日本三大蕎麦と言われる島根県の出雲蕎麦・・・その代表格が割子蕎麦であり、これまた美味しくって、西日本の蕎麦文化も侮ることはできませんよ~。

なお私は東日本のうどんにも魅力を感じます。

秋田県稲庭うどん群馬県水沢うどん、おなじくひもかわうどん山梨県の吉田うどん、そしてほうとうなど、食べたいうどんはたくさんあります♪

あっそれと埼玉県内に多いやまだやさん、同県は小麦粉の生産が盛んだったため?か、東日本んでも一番のうどん県みたいなんでちゅ。

どんなことでもそうですけど、特定のものを独断と偏見で決め付けるのって、全然面白くもなく、同じ日本なんだから、東のうどんや西の蕎麦を食べ比べする、それでこそ自分自身の食に対する味覚も高まるし、視野も広がるだけあって、食文化って本当に面白いっちゃぁ~(^o^)ノ!!!